出会い

工場の中は非常に面白い、(自転車好きなら)
色々な工程の中を興味深げに見ながら想像、想像そして妄想。
夜食事に出かけた日本食レストラン、何だ日本食かと思っていたら意外と美味い。
後ろを見ると日本の酒だらけ、雰囲気も日本みたいで食べている人も日本人が多い。
少しすると、隣の人達が酒を持ってなだれ込んで来た。
当然知らない人達なのだが、会話の内容から業界人だと思ったので、お近づきのしるしにま一杯。
こうして輪が広がって行くのは国が違っても同じだ。
ここで偶然な出来事。
有名企業の名刺を見て、専務が、こことは中々うまくいかないんですよと言い出した。
そうかと他人事のように返事して他の話をしていると、この社長と俺との間に幾つかの共通点が見られる、そして判明したのが友人の社長の元で以前働いていた事が判明。
色々とお世話になったんですよときた。そうか、それなら俺と仲間じゃないかとと意気投合して乾杯の連続、そして社長なら一つ俺の頼み聞いてくれと言ったら一つ返事でＯＫ。
こんあに簡単に？専務は空いた口がふさがらない、大丈夫ですか？社長が良いと言っているから良いだろう言いながら夜が更けていく。
ここな所で新たな出会いがあるなんて凄いね。

次の日余り寝ないまま飛行機で移動して幾つかの会社に出向いた。最初の工場の技術者は知っているが、社長とはさほど面識が無い、でも社長自ら歓迎され茶を入れてくれた。
茶が趣味で中々美味い。

そろそろ次に行かなくてはいけないのでと会社を出ようとすると、前方から見たことがある人が歩いてくる、この人何処かで見たことがあると思った瞬間。
三浦さんと声をかけてきた。
何でこんな所で出会う？そういえばカーボンの繊維屋だし、工場に来てもおかしくない？台湾から？さっき着きました。

俺今から帰る所なんだよ。
この光景を見て皆びっくり、なんで今回は出会いが多いのか？

帰国

飛行機を乗り継いでやっと帰国。
長かった。