トラックで強くなる為に

トラックはものすごく単純な乗り物で、足を早く回せば早く走れる、頭で考えたら簡単に分かる事だろうがそうはいかないのだ。
力があればギヤが踏める＝速く走れる、これも簡単にはいかない。
まず筋力は最大限にまでパワーアップ、これは筋力トレーニングが必要。
ペダリング、これは凡人が唱える綺麗なペダリング？こんなもんじゃ速くは走れない、最大筋力がペダルにかかった時に、全身の力が抜け、ムチノようなしなやかな筋肉のムチがペダルを回転させねば最高速は生まれない、これは鍛錬の何者でもないが、書くのは難しい。
ハンドルを引くのはスタートしてほんの一蹴が最大パワー。
それに筋力がなければ軽いギヤも踏めない、尻から踏み出す独特の踏み方をマスターする事が重要、これは選手の尻を見れば鍛錬されているかどうか分かるほど、肉体が変貌してくる、
この筋肉の使い方が分からなければトラックで最高速など不可能。
前にも横にも自在に走る力と、ハンドルが入る幅があれば突っ込んでいける勝負心、びびったら負けだ。
無酸素に耐える強靭な肉体と精神、根性トレーニング、現代人がもっとも嫌う非科学的トレーニング。〔ＣＣＣＰ、ＤＤＲでも理解されている〕
他にも色々とあるのだが余り文章には書けない、とりわけ俺が学んだＤＤＲ、ＵＳＳＲの機密文章は自転車の科学が書かれている。俺自身勉強だ。