一緒に考えませんか？「戦争」のこと ＮＨＫ「＃あちこちのすずさん」

一緒に考えませんか？「戦争」のこと　ＮＨＫ「＃あちこちのすずさん」
１２日、特集番組
映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのような人たちを探して＃（ハッシュタグ）でつなげるＮＨＫの「＃あちこちのすずさん」プロジェクト。戦争を身近な問題として一緒に考えようと呼びかけています。ウクライナで戦火が続く今年は、特集番組「戦争が“身近”になって…そして」を１２日（後７：３０）、ＮＨＫテレビで放送します。



“戦火の中の暮らし”や“分断された家族”など、戦争が生み出すさまざまな現実を目にし、考える機会が増えています。番組では、ＶＲ（仮想現実）空間に再現した「すずさんの家」に現代の若者がアバター（自分の分身となるキャラクター）となって飛び込み、戦争中の暮らしを体感。当時の若者たちを描いたアニメ作品を見ながら「現代の私たちと何が違うのか？同じなのか？」「戦争の何が問題なのか」など、戦争体験者やウクライナの人と語り合います。
出演＝片渕須直（映画監督）、千原ジュニア、伊野尾慧、黒柳徹子、池田エライザ。

伊野尾さんのコメント
僕が「＃あちこちのすずさん」に参加し始めて今年で４年目。今年は“戦争は人ごとだ”と言いにくい状況になってきているけれど、じゃあ僕は自分なりに戦争をどうとらえればいいのか？皆さんの生き方をヒントに考えたいです。

「しんぶん赤旗」日刊紙　2022年8月3日付掲載

番組では、ＶＲ（仮想現実）空間に再現した「すずさんの家」に現代の若者がアバター（自分の分身となるキャラクター）となって飛び込み、戦争中の暮らしを体感。
今年は、ウクライナ戦争が起こってるだけに、自らの事として考える機会に。