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日本共産党の第25回党大会 中央委員会報告をCS中継で見た

2010-01-13 19:38:38 | いろんな取組み
日本共産党の第25回党大会が1月13日から16日までの予定で、静岡県の伊豆で開かれている。
初日の13日の午後1時から、志位和夫委員長の大会への中央委員会報告がCS中継された。




昨年の11月末に発表された「第25回党大会決議案」を説明。特に、この1ヶ月半の間の全党討論で出された意見や提案、深められた内容、この間の情勢の発展に係わり、説明しました。

【第25回党大会にたいする中央委員会報告(レジメ)】
決議案第一章(日本政治の「新しい時期」とそれをつくりだした力)について 
・国民の政治変革への願いは、情勢全体を前に動かす力として働いている
・「過渡的な情勢」と民主党政権との関係について
・「情勢を根底からとらえる」――綱領的認識の重要性

決議案第二章(「過渡的な情勢」のもとでの日本共産党の任務)について 
・国民とともに新しい政治を探究するという政治姿勢を堅持する
・米軍基地問題と、日米安保体制について
  普天間基地――無条件撤去を求め米国と本腰の交渉を
  〝二つの呪縛〟に縛られたままの先送りでは問題は解決しない
  改定50年――日米安保廃棄を多数派にするために
・日本経済の危機と、「ルールある経済社会」
  大企業が蓄積した過度の内部留保を社会に還元せよ
  貧富の格差の是正という税・社会保障の本来の姿をとりもどす
  「国際競争力」の名による大企業の身勝手な行動を許さない
  新政権の経済問題への対応――三つの問題点を問う
  たたかいこそルールを築く力、労働者の階級的成長の力
・政治の反動的逆行――強権的国家づくりの動きを許さない
  「政治主導」の名での歯止めない解釈改憲への動きに反対する
  強権的国家づくりへの志向と、国会の民主的ルールの破壊
  悪政を自由勝手に強行できる体制づくりを許さない
・新しい条件をくみつくした国民的共同と統一戦線の展望について
  従来の保守の人々を含め、新たな共同の条件が劇的に広がりつつある
  労働運動の現状と展望――新たな共同の発展を探求する
  日本共産党の発展は、国民的共同と統一戦線の発展の決定的条件

決議案第三章(大きく変わりつつある世界と、日本共産党の立場)について 
・オバマ大統領の「核兵器のない世界」への誓約は、どうしたら現実のものにできるか
  プラハでの核廃絶演説――歓迎すべき前向きの変化
  「問題点や限界」を乗り越える必要――二つの点について
・日米関係のこの現実――これで「対等なパートナー」といえるか
  アフガン増派について――政治的和平への転換こそ
  半世紀前の安保改定で日米は「対等なパートナー」になったというが
  在日米軍基地――米国内では到底許されないことが、日本では横行している
  日米地位協定――日本とドイツのこの違いをどう説明するか
  憲法9条改定への圧力――これが主権国家間のまともな関係か
  「平等かつ公正」な関係を打ち立ててこそ、米国は真の尊敬がえられる
・国際政治の二つの熱い焦点――核兵器廃絶、地球環境問題について
  「核兵器のない世界」をめざして――NPT再検討会議の成功を
  地球環境問題――先進国の責任、途上国の対応、日本政府の問題点

決議案第四章(国政と地方政治での躍進、強大な党建設をめざす方針)について 
・参院選でいかにして躍進をかちとるか(1)――攻勢的な政治的構えをすみずみに
  民主党――政権党としての「実績」と、政治の「中身」が問われる
  自民・公明――これまでの政治への反省ぬきに未来なし
  日本共産党――政治を前に動かす「三つの任務」を旗幟鮮明に掲げて
・参院選でいかにして躍進をかちとるか(2)――活動方針について
  「比例を軸に」、「全国は一つ」――日本共産党躍進の大波を
  選挙活動の規模を抜本的に広げる――情勢がそれを求めている
  党勢拡大――「やるべきことをやりきり、勝つべくして勝った」といえる選挙に
・綱領実現をめざす、中期的展望にたった「成長・発展目標」について
  「成長・発展目標」を提案した意味について
  「すすんだ党組織」と「遅れた党組織」のそれぞれの具体化について
  「支部が主役」が具体化の大原則――党規約にたって
・それぞれの世代の活力を生かしながら、新しい世代への党活動の継承を
  職場支部――「職場講座」を生かし本格的前進に力をそそぐとき
  青年・学生――将来をみすえ、党の総力をあげて前進をつくる

決議案第五章(激動の世界と未来社会への展望について)について 
・未来社会の展望をもつ党だからこそ、直面する



幹部席には、目の病気で参議院議員を勇退した国際部長の緒方さんも見えます。光線が目に悪いそうですのでサングラスをしています。


衆議院議員を勇退した石井郁子副委員長、今度の参議院選挙で比例から東京選挙区に回る小池政策委員長も見えます。


代議員のみなさん・・・

志位さんの報告は、午後1時15分に始まり、途中40分の休憩をはさんで午後5時まで続きました。

 アメリカ言いなりの政治からの脱却、ルールなき資本主義からルールある経済社会への転換、政治の反動的逆行を許さないという、日本共産党の当面の任務についてこの間の情勢の発展をふまえて詳しく解説。
新しい条件をくみつくした国民的な共同や統一戦線の発展の展望を語りました。
 また、オバマ大統領の「核兵器のない世界」をめざすなどアメリカの前向きな面と危ない在日米軍基地、卑屈な日米地位協定の問題点を指摘しました。
 参議院選挙でいかに躍進するかについて、詳しく提案。
 「比例を軸に日本共産党躍進の大波をおこそう。有権者の過半数との対話など選挙活動の規模を抜本的に広げようと訴えました。
 最後に、激動の世界の動きと資本主義の枠を乗り越えていく動きを語り、「未来社会への展望を持つ党だからこそ、直面する問題にも大きな視野で取り組める」と語りました。


昨年の総選挙でき、国民とともに切りひらいた日本社会の前向きな変化。それをさらに前へ進めるために頑張ろう。
確信を深める報告でした。参院選挙で、党勢拡大など「やるべきことをやりきり、勝つべくして勝った」と言える選挙にしようと言われました。



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