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きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

神戸市長選 他候補の素顔

2013-10-22 15:40:38 | 神戸市長選挙
神戸市長選 他候補の素顔
「市民にあたたかい神戸をつくる会」のぬきなゆうな候補(61)が奮闘する神戸市長選(27日投票)。他の主な候補の経歴や政治的立場をみてみました。


○元官僚で開発優先 元副市長・久元喜造候補(59)=自民、公明、民主推薦=
総務省自治行政局長などを歴任した元官僚です。地方自治「改革」に関わり、市町村合併を推進。合併自治体の多くで住民サービス後退・負担増、周辺部の衰退を招きました。自治体が公的責任を負う事業を民間企業のもうけ口として「市場開放」する「指定管理者制度」を創設した人物です。
昨年11月に神戸市副市長に天下り。開発優先、福祉・市民サービス大幅削減をすすめた矢田立郎現市長の後継者として三宮巨大開発計画の推進や大バース建設を公約しています。福祉は、市民のためではなく「企業を呼び込むために」必要という姿勢です。

○〝維新寄り〟の政策 会社社長・樫野孝人候補(50)=みんなの党支援=
元自民市議がブログで「今の神戸市政や自民党の政策と目指すべきところが同じ」と樫野氏を評価、応援しているように、矢田市政や久元氏と同じ政治的立場です。
三宮開発を掲げるとともに320ヘクタールもの再整備を公約。現市政がすすめる、「医療産業都市」の推進、神戸空港活用も公約しています。「民間経営者」として「官から民」路線を押し出しています。
前回立候補した際、橋下徹大阪府知事(当時)に支援を要請。今回も維新関係者との接触が報道され、市営地下鉄民営化、区長・民間人校長の公募と〝維新寄り〟の政策も掲げています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年10月20日付近畿のページ掲載


神戸市長選挙 ポスター
神戸市長選挙 ポスター posted by (C)きんちゃん
公営掲示板のポスターや選挙公報、一般新聞の報道だけではわからない「素顔」を、「しんぶん赤旗」は報道しています。
共産党の新聞だから、共産党の都合のいいことだけ書いている偏った新聞ではなくって、客観的な事実を報道しているのです。

市民サービス切り捨ての仕掛け者の久元氏か、それに同調してより新自由主義的な立場の樫野氏か…。それとも市民の立場に立ったぬきなゆうな候補か…。歴然としているのではないでしょうか。
コメント (3)
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中小企業振興基本条例 地域経済豊かに③ 地元の宝物を発見

2013-10-22 11:34:56 | 経済・産業・中小企業対策など
中小企業振興基本条例 地域経済豊かに③ 地元の宝物を発見
京都大学大学院教授 岡田知弘さんの講演から


中小企業振興基本条例を活用すればどういうことができるのでしょうか。
地方自治体が全事業所の実態調査を実施することで、地域経済の担い手である中小企業の状況を正確に把握でき、事業者や住民の要求に基づいた行政施策を進めることができます。
東京都墨田区では、職員180人が製造業約9000社を訪問した「中小製造業実態調査」と卸売業・小売業を対象にした「商業関係実態調査」を実施。調査結果を踏まえた施策を進める基本指針として「墨田区中小企業振興基本条例」を制定(1979年)しました。大阪府八尾市や北海道別海町でも事業所調査が行われています。



伝統産業も「宝物」の一つです=京都市上京区

振興条例を力に
振興条例を力にして、経済のグローバル化(地球規模化)に左右されない地域経済、地域社会を再構築する必要があります。そのためには、その地域にしかない個性あふれる商品や観光資源などの「宝物」を発見することが重要です。企業みずからが異業種交流や農工商連携のネットワークをつくっていくことも大切です。
中小企業が協同組合をつくって造成したナニワ企業団地(大阪市)は、建築や金属加工業、インテリアなど異業種事業所が集まる団地です。業種の違いを超え、団地内取引や共同受注に取り組んでいます。
京都府与謝野町は、住宅リフォーム助成制度を創設。3年間で、持ち家世帯の4分の1が改修を行い、町内業者の8割が仕事を請け負いました。助成金額の23倍以上の経済効果が生まれました。地元NPO(民間非営利団体)や福祉法人による多機能福祉施設の建設にも交付金を支給し、雇用の場を生み出しています。

担い手が共同で
東日本大震災の被災地である福島県二本松市では、地元中小企業が復興支援事業協同組合を結成しました。ゼネコンではなく160社余りの地元中小企業が徐染・復興事業を受注し、地域内経済循環による復興を目指しています。
北海道の十勝地域では、基幹産業の農林業から発生するバイオマス燃料と温泉熱を利用したマンゴー栽培が始まっています。
中小企業振興基本条例の制定を広げ、地域経済と地域社会の担い手である中小企業や業者、住民、自治体職員が共同して、持続可能な地域づくりを進めていくことが必要です。
(おわり)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年10月19日付掲載


神戸市長選挙に立候補している、ぬきなゆうなさんは、中小企業振興基本条例を制定して、地域経済を元気にします。地元業者への優先発注や支援策を拡充し、中小業者や商店、農業・漁業や観光を応援します。「ブラック企業お断り都市宣言」をして、不払いやサービス残業、労働者を使い捨てにするような働かせ方をする企業に対して、是正を働きかけます。
【地域に視点をおいた産業振興を(あったか神戸の会のブログへ)】

神戸市の産業振興、地域経済の活性化、暮らしを応援したい方はこぞってぬきなゆうなさんへ。
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