先週のホークスは、イーグルス戦が台風による中止１試合をはさんで、１勝１敗、ファイターズ戦は初戦にいい勝ち方をしましたが、その後の２試合は、惨敗と言っていい負け方で２敗でした。
いずれも下位チームにやられたわけで、この時期にこの負け方は厳しいです。特に昨日は２番に起用された増田選手が、終盤に１点差に迫るタイムリーを打って、反撃態勢に入ったところで、リリーフの松本選手が一発を浴びるという悔しい展開でした。増田選手以外にも、代打で登場した野村大樹選手がファーボールを選ぶなど、しっかり意識を持った戦いをしている中での敗戰は厳しいものがあります。
ホークスの課題は投手陣です。何しろホームランを打たれ過ぎます。本拠地のPayPayドームは、テラス席が出来て、ホームランが出やすいというパークファクターがあるわけで、甲斐捕手も投手陣もその辺はわかっていると思うのですが、なかなか実践できていません。見ていて、無駄に外れるボールが多くて、その結果ストライクを取りに行ったボールを仕留められているようです。この際坂東選手など、イキのいい若手を起用して目先を変えていくのもいいのではと思います。
なかなか結果は伴っていませんが、ここのところリチャード選手を使っています。将来の右の大砲として期待されながら、上がったり落ちたりを繰り返しています。この際彼も固定してじっくり使って行ってはどうでしょうか？今年のホークスで気になるのは、新しい面子が出て来ない事です。去年などはコロナの影響もあって選手の離脱も多かったですが、その分若手が出てきて活躍しました。今年は去年見たメンバーばかりで、活躍もできていません。世代交代を言われるホークスにとってゆゆしき事態ではないのかと心配しています。さあバファローズ戦です。
がんばれ！ ホークス！
