おしえて、お仕事！ふむふむ

三浦しをんのインタビュー本『おしえて、お仕事！ふむふむ』を読みました。

作家三浦しをんが、靴職人、義太夫三味線、フラワーデザイナー、動物園飼育係など、専門性の高いさまざまな職業についている女性たち16人にインタビューした記録です。三浦しをんといえば、『神去なあなあ日常』で林業に取り組む青年を描いたり、『舟を編む』で辞書編集者、『愛なき世界』で植物研究者などさまざまな職業に就いている人を描いて来ているので、こういう企画はぴったりだと思います。

靴職人のところでは、病気や障害、事故などで左右の足の長さが違う人がとても多くて、そういう人たちからオーダーが来るお話がありました。僕の教えた卒業生のS君も、靴メーカーでそういう靴を作る部署で働いていて、とてもやりがいを感じていたところ、その部署が無くなってしまったので、彼は靴の専門学校に入ってそういう人たちのために靴を作り始めました。とても志の高い行為だと思います。

びっくりしたのは、コーディネーターのところに、オカマイさんが登場した事です。彼女は高校時代から雑誌編集部に出入りして、主にグラビアアイドルのコーディネートをして来ました。その後大手芸能事務所に入社して、凄腕コーディネーターとして活躍していたのですが、レゲエミュージックにハマってジャマイカに移住してしまいました。僕は彼女の旅行本を読んでから、彼女のXもフォローしています。三浦しをんとは同年代で、高校も近かったので、共通の知人もいるようです．世界は狭いですね。

チョリソと野菜のトマト煮

チョリソと野菜をトマト煮しました。

パプリカ、ズッキーニ、にんじん、じゃがいも、チョリソ、玉ねぎ、しめじを使いました。いつものカポナータにチョリソを入れただけとも言います。

オリーブオイルにニンニクのみじん切りを入れて香りがでたら玉ねぎ、次に固い野菜から炒めます。カットトマトを入れて、赤ワインを加え煮込みます。ローレルを入れます。僕は基本トマト煮はほぼこれだけであまり調味料を使いません。最後に塩コショウをちょっと使うだけです。野菜の甘みが、ピリ辛のチョリソに合います。

出来上がりました。パルメザンチーズをふっていただきました。

スノーマン

ジョー・ネスボの『スノーマン』を読みました。

ハリーはオスロ警察署の凄腕警部です。彼はスノーマンという署名のある手紙を受け取りましたが、特に気にせず放置していました。彼は市内で初雪が降った日に失踪した女性の捜査を担当していましたが、彼女の家の庭には雪だるまが作られ、その首には失踪した女性のスカーフが巻きつけられていました。捜査が進展しない中、今度は郊外の農園近くで、農園に住む女性の首が発見されました。猟奇的な殺人事件です。

チームの力を合わせて捜査を進めると、結婚している女性がこの10年でほぼ毎年失踪した案件がずいぶんたくさんある事がわかりました。また、北部の都市ベルゲンで10年前に失踪した警官が何らかの関連がある事が疑われました。ハリーは新しくチームに加わったカトリーネとともにベルゲンへと向かいました。

主人公ハリーのハードボイルドとも読める作品ですが、しっかりミステリーとしての骨格を持った作品です。ノルウェー作品はあまり読んでなかったので楽しめました。先日読んだ『ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器』も舞台の半分はベルゲンでした。雨の多い陰鬱な都市という描写は同じでした。オスロのホルメンコーレジャンプ台も出て来ましたが、僕はホルメンコールのスキーワックスをかつて愛用していました。

目指せ交流戦最多勝

今日から交流戦が始まります。

先日今シーズン2勝目をあげた和田毅投手は、現在交流戦最多勝レースの２位につけています。昨シーズン勝ち投手になって、元同期の杉内投手の記録を抜いたのに、スワローズの石川投手に抜かれてしまいました。今年の交流戦でもし2勝をあげられると、交流戦最多勝のタイトルを手に入れる事ができます。

交流戦前の試合では、イーグルスに大勝したかと思うとマリーンズにスイープされてなかなか浮き沈みの激しい状況ではあります。クリンナップやリードオフマンの周東選手が調子を落としているので、僕はこの三森選手の１番器用はどうかなと思っています。それくらい周東選手は状態が厳しいと見えました。

もう1人キーマンは、リチャード選手かなと思います。昨年２軍監督として彼を見て来た小久保監督は、何とかして彼をレギュラークラスにしたいと考えているように思います。相変わらずアウトコースのスライダーにクルクルしていますが、うまくきっかけをつかめば大化けする可能性もあるので、交流戦あたりで、普段当たらないピッチャーに無心で臨むと、あるいは大活躍もあるかなと期待しています。

がんばれ！　ホークス！

実山椒

実山椒の季節です。

毎年この時期に実山椒が売っていると、買ってきて下処理して１年間楽しみます。僕は辛いもの好きなので、だいたい２パック分用意します。

実山椒はこういう状態なので、枝から実を外して湯がきます。冷ましてから冷凍すると１年間は鮮烈な辛さが楽しめます。ちりめん山椒や麻婆豆腐、麻婆茄子などいろいろ使えます。