日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

ラウンド・ミッドナイト

2021-07-31 06:08:00 | 映画
映画『ラウンド・ミッドナイト』を見ました。




テナー・サックスの名手デイル・ターナーはパリのライブハウス、ブルーノートにやって来ました。酒やドラッグに蝕まれた彼は明らかに体調を崩していますが、いざ演奏が始まると流石のパフォーマンスを見せます。彼の周囲の人間や店は彼に決して酒を出そうとしません。デイルはこのパリで彼に心酔する貧しいデザイナー、フランシスと知り合います。店に入るお金がないフランシスをデイルは古い友人だと言って招待しました。




隙を見ては泥酔して病院に担ぎ込まれるデイルを、フランシスは献身的に世話します。そんなフランシスや彼の娘のべランジェールとの交流からデイルは次第に立ち直り、曲作りや演奏に励むようになって行きます。




この映画の何と言っても圧巻なのは、演奏シーンです。ライブ録音にこだわったという演奏シーンは、その息遣いまで感じられる素晴らしい物になっています。メンバーも主演のデクスター・ゴードンはもちろん、音楽全体を担当したハービー・ハンコック、ロン・カーター、ウエイン・ショーターなど、錚々たる面々による素晴らしい演奏です。これだけでも見る価値があります。演技は素人のはずのデクスター・ゴードンの演技も素晴らしかったです。個人的にはべランジェールがとっても可愛かったです。



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緑の動物園

2021-07-30 05:49:00 | 日記
それはいつもくるみとお散歩するコースのちょっと外れにあります。




田んぼや農地があるあたりは、アスファルトの住宅街よりちょっと涼しいので、朝はいつも田んぼと畑をぐるっと回って来ます。途中に家庭菜園があって、朝早くから畑の手入れをする人たちが来ています。その奥にそれはあります。おそらく近所の造園業の畑だと思うのですが、植木で作った動物たちがいます。




ちょっと朽ち始めたのもいますし、これから出来そうなのもいますが、結構な数の動物たちです。




道路からはよく見ないとわかりにくいですし、家庭菜園が手前にあるので、もう一方からも見えない位置にあります。




このミッキーは、造園業者の横の新しい家にしばらく置いてあったミッキーです。いつのまにか入れかわっていたので、どこに行ったかなと話していました。時々見に行って新しいメンバーが増えていないかチェックしたいと思います。




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フォカッチャ

2021-07-29 06:23:00 | 料理
フォカッチャを作りました。




いろんなレシピでフォカッチャを作って来ましたが、この分量が一番美味しくできるようです。




強力粉200グラム、薄力粉100グラムで作ります。あとは砂糖、塩、ドライイースト、オリーブオイルを入れてぬるま湯を少しずつ加えながらこねます。濡れ布巾をかぶせて室温で1時間ベンチタイムです。




生地をのばして、指で穴ぼこをあけます。オリーブオイルをかけてのばし、ローズマリーとハワイアンソルトをかけます。180度のオーブンで18分焼きます。




完成です。オリーブオイルをつけて食べると美味しいです。薄力粉が多めに入るとサクサクの食感になってちょうどいいです。



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イタリアンシューズ

2021-07-28 05:55:00 | 読書
ヘニング・マンケルの『イタリアンシューズ』を読みました。




ヴァランダーシリーズで有名なヘニング・マンケルですが、この小説はミステリーではなくて純文学というかミステリー要素のない小説です。なので文庫化されていなくてハードカバーのみ出版されています。

フレドリックは、外科医でしたが、ある医療事故をきっかけに仕事をやめて、祖父が持っていた小島に移り住みました。そこで、犬と猫、そしてキッチンにでき始めた蟻塚とともに静かに暮らしていました。島は他の住民もいなくなり、フレドリックが唯一の住民です。何日かに一度郵便配達人のヤンソンがやって来るだけです。




ある冬の朝、かつてフレドリックが捨てた恋人の女性が島を訪れます。末期癌に侵されて歩行器を使っている彼女は、人生の最期にフレドリックがしてくれた約束を果たして欲しいと告げます。それは、フレドリックが子供の頃遊んだという北部の湖に連れて行くという約束でした。あまりのことに驚いたフレドリックですが、その約束を果たすべく彼女と出かけました。

ヴァランダーシリーズの魅力の一つが、ヴァランダーの人間臭さにありますこの小説はその部分を取り出してミステリー要素を除いた作品です。とはいえ、多くの謎は出てくるのですが、よく出来た小説でした。ただテーマがテーマだけに、北欧の暗い冬の気候や、深い森の底知れない空気感が伝わってくる作品でした。


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横浜ウィートと静岡麦酒

2021-07-27 05:47:00 | お酒
横浜ウィートを飲みました。




横浜のクラフトビールメーカー横浜ビールの出した新作です。地元横浜の小麦を使った白ビールです。これまでは瓶の形で販売されていましたが、缶を出したことで地元のコンビニでも買えるようになりました。ベルジャンウィートタイプのこれは、思ったほどクセはなくてすっきり仕上がったビールです。コクもキレもほどほどで飲みやすいホワイトビールです。食事にもよく合うと思います。




こちらはサッポロビールが作っている静岡限定販売の静岡麦酒です。サッポロビールの静岡工場から地元の飲食店に販売している生ビールを今の時期だけ缶ビールで販売したものです。同じサッポロの黒ラベルにちょっと似ていますが、あれをピュアというかフルーティというか新鮮にした感じのビールです。しっかりしたボディはあるものの美味しい水を飲むようなスッキリ感があります。あちらにお出かけの予定のある人にはぜひお勧めします。


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