YMO『ソリッド・ステート・サバイバー』

ブックオフやディスクユニオンに行くと、時々懐かしくて買ってしまうアイテムがあります。

YMOことイエローマジックオーケストラは、特に好きだったわけではありませんが、何しろ存在が圧倒的だったので、LPを借りて来てカセットに落として聴いていました。このアルバムでは、こちらを見つめる細野晴臣に呼ばれてついつい手に取ったのが命取りでした。テクノポリスやライディーンなど、今聴いてもいいメロディだとは思いますが、やはりこのシンセサイザーのピコピコは時代を感じさせて、ちょっとどうかなとも思いました。イモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』を思い出したのは、あのアレンジが完全にこのパクリだったからですね。

坂本龍一では、この『ピアノワン』を長年愛聴しています。あの『戦場のメリークリスマス』をはじめとする曲をピアノソロで演奏しているアルバムです。彼の音楽感がよく出ていて大好きです。かつて、せっせと白馬のスキー場に通っていた頃、お世話になったいた宿にこのアルバムのテープを持って行って使ってもらっていました。ウッディなヒュッテや暖炉の雰囲気によく合っていました。

生か、死か

マイケル・ロボサムの『生か、死か』を読みました。

オーディ・パーマーは現金輸送車を襲撃し、多数の死者を出した事件で逮捕され、刑務所で10年の刑期を過ごしました。あと１日で刑期を終えて出所できるという日に刑務所を脱獄します。警察は捜査を開始し、FBIも乗り出します。オーディが襲った現金輸送車からは700万ドルが奪われており、その行方がわかっていません。服役中オーディは所内で何度も襲われて命の危険にさらされますが、不屈の精神と素晴らしい知性で生き延びて来ました。

服役中オーディと親しかったモスが呼ばれて、手荒な聞き込みをされますが、モスにもオーディは何も打ち明けていませんでした。警察犬は刑務所から貯水池までオーディの痕跡を追跡しましたが、そこで臭いは途絶えていました。

いやはやとんでもない傑作でした。久しぶりに最後まで一気読みしました。主人公オーディがクールでかっこよく、新しいタイプのミステリーだと思いました。ただ、邦題の『生か、死か』というのは、もう一つピンと来ないような気がしました。オリジナルの題名そのままですけど。ぜひ読むことをお勧めします。

ロコモコ

ロコモコを作りました。

最初はハンバーガーを作る予定でした。ただお買い物に行ったスーパーでバーガーバンズが売り切れていました。バンズから作ってしまうという手もあったのですが、今回は予定を変更してロコモコにしました。ハンバーグを焼いてご飯に乗せて、目玉焼きをトッピングします。グレービーソースはお母さんが苦手なのでハンバーグを焼いた油にソースとケチャップを加えたソースにしました。マカロニサラダと野菜を添えました。

クラムチャウダーも作りました。じゃがいもとにんじん、玉ねぎにアサリです。ダシは野菜だしとコンソメです。

ポテトフライです。れんこんもあったので一緒に揚げました。ときd食べたくなるハワイアンメニューです。

平常運転

先週のホークスは、首位マリーンズに２連勝して、その後ファイターズ戦を２勝１敗で勝ち越しました。

去年のシーズンもこの辺りからブーストがかかってとっても強かったホークスですが、今年もようやく形になって来ました。やはり核となるのは親分デスパイネの復調です。ひと頃はアウトコースに逃げて行く球をブンブン振っていましたが、今はしっかり我慢できています。多少ストライクゾーンを外れたボールでも、抜群のスイングスピードで持って行きますし、アウトコースのボールは右方向へしっかり流しています。DHでの出場がほとんどなのにベンチではグローブをはめて準備しているのが楽しいです。

ここへ来てリチャード選手も存在感を増しています。昨日は貴重な勝ち越しホームランにダメ押しの外野フライで、4得点の半分を叩き出しました。王会長が打撃練習を指導しているようですし、小さく固まらないように扱っているのがとってもいいです。1軍に上がって4キロ痩せたそうですが、伸び伸びやって欲しいです。

昨日先発した笠谷投手、一昨日先発の杉山投手もそれぞれいい仕事をしましたが、やはり中継ぎでしっかり仕事をしている松本投手の活躍が大きいです。モイネロ投手と森唯斗投手が帰って来て後ろは固まったので、その前がとっても重要です。昨日は彼がリズム良く投げたおかげで、しっかり逆転して勝ちにもって行けました。それにしても、松田選手と今宮選手の後継者が必要だと書いたら、途端に二人とも活躍し出しました。嬉しいですね。がんばれ！ホークス！

未知との遭遇

くるみはこれまで、あちこちお出かけしていろんな生き物に会ってきました。

以前山羊を見た時にはずいぶん興味を示しましたが、基本的にはどの生き物にもあまり関心がありません。かわいいポニーちゃんでしたが、全然興味なしでした。

牧場のお馬さんはあまりに大きいので、ちょっと引いていました。しばらく見ていましたが、ちょっと怖かったみたいです。お馬さんは慣れているようで、わんこが来ようが人が来ようが関係なく、熱心に草を食べていました。

鳥となると話は別です。池に鴨がたくさんいました。カルガモはお散歩コースの川にもいますが、あれは遠いので、あまり興味がないです。この池の鴨達は最初陸に上がっていたので、くるみの遺伝子が反応して追いかけました。

そのまま池に入って行きそうな勢いでした。いろんな動物に会って嬉しいかというとそうでもないくるみでした。