日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

サントリー和膳と金のビール

2014-04-30 08:06:18 | お酒
サントリーから気になるビールが発売されていました。



和膳という、和食に合うというコンセプトのビールです。僕は普段、食事を作るときにビールを飲んでしまい、食事の時には焼酎のお茶割りあたりになってしまうので、食事と一緒にビールを飲むのは、外食の時くらいです。このビールも和食と一緒ではなく、和食前に飲みました。

もっとあっさりしているのかと思ったら、けっこうコクもあり、まあ普通のビールです。アロマは抑え気味で、食事との相性を考慮していると思います。美味しいですが、あまり特徴のないビールでした。きれいだし勉強もできるけどあまり印象に残っていないクラス委員という感じです。



こちらは、セブンイレブン限定で発売されている金のビールです。PBっぽいお金をかけないパッケージです。味は、アロマのあまり利いていないプレミアムモルツという感じです。普段飲むにはいいかもしれません。これも優等生だけれどおもしろみがない、という感じでした。

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100本のスプーン

2014-04-29 07:07:19 | グルメ
100本のスプーンに行きました。このお店は、Soup Stock Tokyoがプロデュースしているレストランです。



メインの料理につけるスープサラダセットのスープです。オマールエビのビスクです。もちろんスープストックで食べられるのと同じです。濃厚なオマールエビの味と風味が美味しいです。



これもセットのサラダです。特に特徴もなく普通に美味しいです。



メインの他に、オマールエビを注文しました。しっかりした味のオマールエビは、溶かしバターに良く合いました。



メインの煮込みハンバーグです。美味しいのですが、あまり感動もありませんでした。普通の煮込みハンバーグです。



もう一つはビーフシチューです。お肉は柔らかくてとてもいいお肉なのがわかりますが、これも味は普通に感じました。付け合わせの野菜がでかすぎのような気がしました。

日曜日の夜に行きましたが、店内にお客はまばらでした。お店のオペレーションもとても良く、雰囲気も良いのですが、何しろ値段が高いと思いました。僕の胃の具合があまり良くなかったからか、お料理もそれほど美味しいと感じませんでした。今度体調のいい時にまた行ってみようと思いました。
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母の味 イカリング

2014-04-28 06:30:26 | 料理
お土産にイカを頂きました。子どもの頃母が良く作ってくれたイカリングを作りました。



内臓を取り出します。



皮をむきます。これが意外に大変でした。



足は半分に切り、胴体をリング状に切っていきます。醤油、酒、すり下ろし生姜のつけ汁につけこみます。



片栗粉をつけます。リングの中までつけましょう。



180度の油で揚げます。水分が残っているとはねるので注意です。



揚げたてはぷりぷりで美味しいです。僕が育った北海道では、旬になるとイカが安くなるので、箱で買ってきてよく母が作ってくれました。懐かしい母の味です。

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レトロな魅力

2014-04-27 07:07:11 | 日記
高体連の春の大会でお世話になっているのが、鹿沢温泉の鹿沢館という宿です。



ご覧の通り、由緒正しい日本の温泉旅館です。かなり時代物です。時代物なのは、外観だけでなく、内部もかなりの物です。



部屋にはダイヤル式の電話があります。試した事はありませんが、多分今でも通じると思います。



テレビはブラウン管のテレビです。上にチューナーがあるので、ちゃんと映ります。NHKはちょっと調子が悪くてたまにしか映りませんが、大丈夫です。



男子トイレです。このタイプの朝顔も見なくなりましたが、ここではちゃんと現役です。



廊下の掃除道具です。きちんと建物や室内と統一が取れています。

熱海辺りでは昔ながらの昭和の香りのする温泉旅館が受けているようですが、僕たちは年に2回、しっかり満喫できます。
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村上春樹「女のいない男たち」

2014-04-26 07:09:19 | 読書
村上春樹の話題の新刊「女のいない男たち」を読みました。



村上春樹は長編、翻訳、短編をサイクルで回して仕事をしています。長編を書いている間は長編にかかりきりになり、長編が終わると翻訳や短編をの仕事をします。その間に軽いエッセイを書いたりもします。僕は村上作品では長編が一番好きで、次に好きなのがエッセイです。



先日亡くなったイラストレーター安西水丸さんといっしょにやっていた「村上朝日堂」などは何度読み返したかわかりません。ホームページを開設して読者からの質問に丁寧かつマニアックに答えた「そうだ村上さんに聞いてみよう」などの仕事もここに入ると思いますが、面白いだけでなく結構僕は人生上の影響を受けていると思います。



そんな中で村上短編はあまり好きではありませんでした。彼が前回刊行した短編集「東京奇譚集」も何かぴんと来ませんでした。でもこの「女のいない男たち」は久しぶりに面白く読めました。「ドライブ・マイ・カー」は北海道の地名でちょっと問題になりましたが、ここには長編によく出てくるタイプの人物像が描かれていて、ああ、村上ワールドに来たんだなと実感させてくれます。「イエスタディ」も自分の中の何物かがつかめず、不器用に生きるしかない人物が描かれています。「木野」も好きな作品でした。根津美術館の裏手辺りに本当にありそうなお店で、ぜひ行ってみたいです。

それにしても、村上作品に登場する奥さんたちは、どうしてこう他の男たちとできてしまうのでしょうか? 村上さんは「女のいない男たちになるのはとても簡単なことだ。一人の女性を深く愛し、それから彼女がどこかに去ってしまえばいいのだ」と書いていますが、少なくとも「木野」の木野さんは、妻を深く愛しているとは思えないのです。何はともあれ、久しぶりに読み返したい短編集でした。
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