日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

ボブ・マーリー『ONE LOVE』

2024-05-20 05:18:00 | 映画
ボブ・マーリーの映画『ONE LOVE』を見ました。




ジャマイカの生んだレゲエの帝王ボブ・マーリーの自伝的な映画です。僕は特にレゲエが好きというわけではないですが、年代的に彼が活躍した時代に音楽を聴いていたので、けっこうたくさんの曲を知ってはいました。ただ、レゲエミュージックに関しては、あの、ウンチャ、ウンチャというリズムもあって、気軽でカジュアルなノリの音楽だと思っていました。この映画では、彼が当時の混迷を極めたジャマイカにあって、人々が平等に普通の生活をできることを願って曲を作っていた様子が描かれていました。




映画では、銃撃されて命の危険を感じた彼がロンドンに渡って名アルバム『エクゾダス』を作ってヨーロッパツアーを成功させる辺りが中心に描かれていました。あの温かみのある声と、レゲエの独特のノリはしっかり心の中まで届いて来ます。音楽の映画は本当にいいなあと思いました。

全米で大ヒットしたそうですが、僕が行った日曜日はガラガラでした。おすすめしますので、レゲエに興味のない人もぜひ見に行ってください。ボブから、「Don’t worry 」とか「It’s be all right 」と言ってもらえるだけで元気になれます。


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憧れを超えた侍たち

2023-07-20 05:14:00 | 映画
WBCの映画『憧れを超えた侍たち』を見ました。




この春の侍JAPANの活躍のドキュメンタリー映画です。メンバーの選定段階から宮崎でのキャンプ、壮行試合、さらには東京ラウンドを勝ち抜いてフロリダでの準決勝、決勝までを、豊富なベンチ裏の映像などを交えて描いています。WBCについては、中継していたTBSとテレビ朝日が特番をやっていて、そちらも見ましたが、この映画では、そこでも報道されなかったあれこれがあって面白かったです。




まあ、しかし今回のWBC優勝の1番の功労者は、栗山監督です。試合での采配はもちろん、どういうチームを作り、どういう戦いなら勝てるかを緻密に構想していた様子が映画からも伝わって来ました。召集されたメジャー選手の場合、チームから細かい条件が与えられて来ているので、それらを勘案しながら戦っていくのはかなり大変だったと思います。




今日本のマスコミは、大谷選手の報道一色になった感がありますが、この映画では、そういう描き方をしていないのもいいなと思いました。とはいえ、今回の大会に関しては彼が引っ張ったのは事実です。団体スポーツでは、キャプテンシーのある選手の存在がいかに大きいかというのも実感しました。ホークスがなかなか勝てない中で、久しぶりに勝利を味わわせてくれました。



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シンゴジラ

2023-04-29 05:08:00 | 映画
映画『シンゴジラ』を見ました。




生徒が書いてくれたレポートで、この映画の面白さを力説していました。まだ見ていなかったので見て見ました。東京湾で謎の水蒸気が噴出し、アクアラインが崩落します。最初は海底火山などが原因かと予想した政府でしたが、後に巨大生物だと判明します。ゴジラが上陸して来るのでした。羽田沖から呑川をさかのぼり、蒲田にやって来ました。




政府はこの巨大生物を駆除する方針で対策を立て、自衛隊に出動要請します。火器を使用して攻撃することにしましたが、住宅地で住民がいる事が判明して一旦中止します。巨大生物ゴジラは品川まで来ますが、やがて海に戻って行きます。わずか2時間で多大な被害をもたらしました。東京湾でゴジラの探索を行いながら、その生態についても調査して行きます。




庵野秀明監督によるゴジラです。特撮にCGが加わってよりリアルなゴジラは迫力満点でした。僕は一時期中学訪問の担当が大田区だったので、ゴジラが通った呑川周辺も歩き回っていました。うちのお母さんは職場の一つが蒲田なので、この映画の撮影にも出くわしています。そういう関係もあって面白く見ました。

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燃えよ剣

2023-04-18 06:10:00 | 映画
映画『燃えよ剣』を見ました。




司馬遼太郎の原作を岡田准一主演で製作された作品です。新撰組土方歳三を中心に、幕末のあだ花ともいうべき新撰組隊士の活動と、幕末志士たちを描いています。




武州多摩の百姓の出身の土方は、その剣の力によって武士になりたいとの思いを熱く持っています。近藤勇とともに京都に登った彼らは厳しい規律で隊を律して行こうとします。しかし局長の芹沢鴨は、幕府の威光を盾に京都の豪商たちに金品をたかっては放蕩を繰り返しています。このままでは新撰組が立ち行かなると考える土方たちは困惑して行きます。




新撰組を描いた作品は、その滅びて行く運命や隊士たちの純粋さにスポットを当てて描きがちですが、岡田准一の土方歳三はそれよりも剣士としてギラギラした存在感がありました。成り上がりたいという欲望を内に秘めていた彼の出自を考えるとこういう土方像になるかなと思って見ました。ただ、新撰組をめぐるあれこれの出来事が次々展開するので、基礎知識がないとついていくのが大変だろうと思いながら見ました。伊藤英明の芹沢鴨ぴったりでしたね。



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レッドオクトーバーを追え

2023-04-12 06:08:00 | 映画
映画『レッドオクトーバーを追え』を見ました。




トム・クランシーのベストセラー小説の映画化作品です。CIA分析官のジャック・ライアンはソ連の新型潜水艦に関する情報をつかんだ上層部から調査するよう指示されました。ソ連軍のベテラン潜水艦長ラミウス大佐はこの新型潜水艦ですでに航海に出ていました。ソ連軍上層部に嫌気がさしていたラミウス大佐は腹心の部下とともに新型潜水艦を手土産としてアメリカに亡命する事を計画していたのです。




ジャック・ライアンは旧知のラミウス大佐の周辺の情報や潜水艦の動き、ソ連軍の動きを分析し、ラミウス大佐の亡命を予測します。しかし今その情報をつかんだソ連軍は新型潜水艦レッドオクトーバーを爆破すべく出動します。

僕はこの原作を読んで、素晴らしいプロットとストーリー、それに潜水艦のメカニズムに関するあれこれに参ってしまってしばらくトム・クランシーを追いかけて読んでいました。レッドオクトーバーは3回くらい読みました。改めて映画を見ると、まず、ロシアではなくてソ連だった事に驚きました。が、今のロシアはかつてのソ連と変わりないことにも気がつきました。映画はいささか古くて、潜水艦のシーンなどは現在のCGで作ったらすごくいいだろうなと感じましたが、いい映画です。


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