小さい秋

暑い日が続いています。

通勤時やお買い物の途中を除いてほぼ冷房の中にいる生活を続けています。それでも、日陰に入った時など、ちょっとずつ暑さがやわらいで来ているのを感じます。朝くるみとお散歩に行くと、空が秋の雲に変わって来たのを感じます。

お散歩コースの田んぼの稲穂はすっかり実って、もうすぐ稲刈りの時期を迎えそうです。田んぼにやってくる雀や椋鳥もずいぶん増えました。そういえば、ここを飛び回っていた燕は最近見なくなりました。そういうところでも季節の推移を感じます。

お散歩コースでは、田んぼセクションが終わると、この高速横に戻って来ます。するとここは昼間の熱せられた空気が残っていてどんより蒸し暑いのです。自転車で走っているとその場所場所で空気の温度が全然違うのをよく感じますが、歩いていてもそれは感じます。ちょっとずつ秋が近づいていますが、すっきり秋になるのはもうちょっと先みたいです。

ノルバサン

くるみは皮膚が弱くてしょっちゅう常在菌が悪さをして、背中にボツボツができてしまいます。なのでお医者さんでもらう薬用シャンプーを使っていました。

ノルバサンというシャンプーです。でも、くるみは大型犬なのでこの小さいボトルだとあっという間に使ってしまいます。これ200CCで結構いいお値段がします。先日くるみの姉妹犬はなちゃんとプールに行った時に、このノルバサンが大きなボトルでネットに売っていると教わりました。

1ガロンのボトルです。さすがにすごい量ですが、くるみは２週間に１回シャンプーしているのでけっこうすぐに使ってしまうかも知れません。これだとだいたい小さいボトルの半分くらいのお値段です。

大きなボトルで使うわけにもいかないので、ダイソーでポンプボトルを買って来ました。最後まで使い切れるボトルです。

まだまだ残暑が続いています。くるみは朝早くはお散歩行けるようになりましたが、夕方や夜はまだまだ暑くてほとんどお散歩していません。体力を持て余して昼間僕がいる時は遊んで攻撃が激しくなって来ました。

魔術師の夜

キャシー・マロリーシリーズの『魔術師の夜』を読みました。

伝説のマジシャン、マックス・キャンドルの友人で舞台装置製作者のオリバーは、マックスの失われたイリュージョンを再現しようとします。評判の高かったこの出し物でオリバーは命を失います。現場に居合わせたマロリーは、これが事故ではなく、仕組まれた殺人であるとして捜査を始めます。故人であるマックスには同じ時期にヨーロッパで活動していたマジシャンの仲間たちがいました。

マロリーは捜査を続けるうちに彼らとオリバーとの関係に注目します。当初は容疑者と思われていたオリバーの甥も殺害されるに至って、マロリーは彼らの過去、特にマックスの親友だったこれもレジェンドマジシャンのマラカイの妻の殺人についても秘密を探って行きます。

この作品はなかなか読むのに苦労しました。まず主人公のマロリーに感情移入できないのです。アメリカのミステリーやハードボイルドの主人公はトンがっていて時に周囲の人々とぶつかるタイプが多いですが、マロリーの場合クールというのを通り越しています。日本人にはなかなか難しいタイプの主人公です。マジシャンたちのあれこれもかなり冗長で、読むのが辛かったです。次作はもう少し読みやすいタイプである事を願います。

ローズマリーポテト

ローズマリーポテトを作りました。

じゃがいもはよく洗って皮つきのまま使いました。一口大に切って蒸し器で蒸します。最後に揚げるのでちょっと固めに仕上げます。

フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れて、水気をよく切ったじゃがいもを入れて揚げ焼きします。ローズマリーを2本入れて香りをつけます。

完成です。塩と別のローズマリーを振りかけます。ローズマリーが香って食欲を刺激してくれます。ビールのおつまみに最適です。

琥珀ヱビスプレミアムアンバーとキリン秋味

琥珀ヱビスを飲みました。

プレミアムのヱビスはずいぶん出ていますが、この琥珀ヱビスには驚きました。琥珀ヱビスとしてもこれまでいくつか出ていると思うのですが、いや、これ紛れもなく傑作です。ヱビスらしい奥行きのある味わいの中にしっかりした苦味がバシッとやって来て、縦にも横にも味わいが広がる感じがあります。いつまでも飲んでいたいビールです。

おなじみキリン秋味です。毎年このビールが出ると秋が近いのだなと思いますが、今年は残暑真っ只中で全然秋っぽくありません。今年の秋味はしっかり濃い目で、ちょっと苦味走った大人の味わいに仕上がっているように感じました。美味しい秋の味覚がこれから出て来ますので、このビールで楽しもうと思います。