日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

パコ・デ・ルシアさんを悼む

2014-02-28 07:11:17 | 音楽
また一人、大物のジャズギタリストが亡くなりました。スペインのフラメンコ・ジャズギタリスト、パコ・デ・ルシアさんです。



パコ・デ・ルシアというと何と言ってもこのスーパーギタートリオのアルバム「Friday Night In San Francisco」です。アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリンとのアコースティックギターだけのトリオでツアーをしたときのライブアルバムです。何しろ息を呑むような速弾きの応酬は圧巻です。左チャンネルからパコがフレーズを繰り出すと、右チャンネルのアルが応酬し、真ん中からジョンがそれに絡んできます。僕はこのアルバムは何かをしながら聴いていても、途中から真剣視聴モードに入ってしまいます。



こちらも同じスーパーギタートリオの「Guitar Trio」です。3人のテクニックにはさらに磨きがかかり、彼らの手は一体どうなっているのだろう? と思わざるを得ません。しかも、超絶テクニックバシバシの楽曲なのに、深く心に入って来ます。大好きなアルバムの一つです。



ジャズではありませんが、パコのアルバムではこの「アランフェス交響曲」もすばらしい出来です。パコのギターがオーケストラに決して負けていません。深みのあるサウンドを聴かせてくれます。休日の午前中に珈琲を片手に、さて、今日は何をしようかな? と考えながら聞くのに適しています。

最近、このブログのジャズ関連の記事が、亡くなったミュージシャンを悼む記事ばかりになりました。まだ66才でした。この若さで亡くなられたことをとても残念に思います。ご冥福をお祈りいたします。
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茅之舎のだし

2014-02-27 07:21:50 | 料理
テレビで茅之舎のだしの事を知り、さっそく使ってみました。



かつおだしをベースに煮干し、昆布、そして焼きあご(トビウオ)のだしが加わっています。化学調味料、保存料は入っていません。30パック入りで1800円です。けっこういいお値段ですが、美味しければ十分リーズナブルだとも言えます。



水400ccにパックを入れ、一煮立ちさせておだしを取ります。料理によっては紙パックを破って直接入れることもできます。お味噌汁、だし巻き卵などを作りましたが、焼きあごがいい仕事をしています。普段鰹だしに昆布をつかっているので、あごのおだしは新鮮な感じがします。



こちらは野菜だしです。たまねぎ、ニンジンをベースにした野菜スープストックです。やはり30パックで1800円です。こちらも野菜スープやカレーなどに使ってみましたが、けっこうしっかりとした野菜のエキスの味がします。



僕はこれまで無添加コンソメと無添加ブイヨンを使ってきました。これからは茅之舎だしを加えていろいろ使い分けていこうと思います。おいしくできたらここで報告したいと思います。

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アロハラガーとタヒチのヒナノビール

2014-02-26 06:48:34 | お酒
ハワイを代表するビールの一つアロハラガーを飲みました。



ハワイのビールの大半は、ハワイ島やマウイ島などオアフ島以外で作られています。ホノルルに本拠のあるビールメーカーはここだけです。他のハワイビールが良くも悪くも地ビールっぽさを持っているのに対して、アロハラガーは飲みやすい洗練された味です。ラガーらしいどっしりしたボディを持ちながら、くせのない苦みとキレがあります。勉強もできてスポーツマンでリーダーシップのある優等生のようなビールです。とても美味しいです。どんなお料理にも合います。



優等生の後で、こちらはかなりくせのある謎の転校生でしょうか。タヒチのビール、ヒナノです。色は薄いですが、かなり強烈な苦みがあります。で、何とも言えない不思議なアロマもあります。あまり生産量の多くない地ビールでこういう味が良くありますが、統合されていない、いろんな味わいのあるビールです。荒々しい感じがします。これといって取り柄を感じないビールでした。タヒチの強烈な日差しの中で飲むとあるいは美味しいかもしれません。
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百年前の山を旅する

2014-02-25 07:15:22 | 読書
服部文祥の「百年前の山を旅する」を読みました。



この本はサバイバル登山家、服部文祥さんが、日本登山の黎明期、ちょうど百年前の装備、わらじ、ござ、背負子などで記録に残っているルートを登った記録です。山を旅するというタイトルになっているのは、登山だけでなく、「若狭鯖街道を一昼夜で駆け抜ける」といった、いわゆる登山とは関係ない紀行が含まれているからだと思います。



登山に関しては、ほとんどのルートやら登り方が記録されています。服部さんのこの昔の装備で登るというスタイルは、新ジャンルだと思います。でも、誰にでもできるものではありません。僕自身スキーをやるので、現代のウエアや装備の優秀さ、快適さはいやというほど知っています。逆に昔に戻れと言われても無理です。

彼が昔の装備、昔のルートにこだわるのは、その難易度がとても高いからだと思います。彼はこのスタイルで登り始めて、より山を感じられるようになったと書いています。リフトやゴンドラという現代の利器を駆使して登ったスキー場からの景色ですら絶景なのですから、よりプリミティブな装備で、自分の肉体を酷使して登った山は格別なのだろうと思います。



この本を読んでいて思いだしたのが、映画「剣岳 点の記」でした。やはり日本に登山がもたらされたときに、未踏峰といわれた剣岳に挑んだ男達の物語でした。山にとりつかれた男達の物語は、すぐそこに死があるだけに危険なおもしろさがあります。新田次郎さんの山岳小説をまた読みたくなりました。
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彩り野菜のスープカレー

2014-02-24 07:14:47 | 料理
スープカレーを作りました。



フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニク一かけを潰して香りを出します。タマネギをくし切りにして炒めます。



水、スープの素を入れ、煮立ったら鶏肉を一口大に切って入れます。ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラ、チリペッパー、ブラックペッパーなどスパイスを入れて味を調えます。



アクを取りながら煮込みます。



レンコン、ジャガイモ、ニンジンを茹でからオリーブオイルで表面をサッと焼きます。菜の花は茹でてから冷水に取っておきます。



スープカレーはケチャップ、ウスターソースなどで仕上げます。ご飯の上に野菜を乗せて完成です。
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