貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

奥の細道 松島 登米

2005年10月27日 | Weblog
2005/ 4月 1日 (晴れ)  回想

駅に直結したホテルから一番電車乗り仙台へ向かいます、昨夜の雨は雪に変わりましたが、今朝は快晴のようで、青空が見えます。

窓の外ポリタンホテル山囲む
     雪景色一番列車の客となり
          一夜にて枯木に咲くや春の雪
               仙山線山から海へ仙石線

塩竈神社です。   海の神鳥居くぐりて春の海

芭蕉がみて感動した、「神前に古き宝燈あり。鉄の戸びらの表に(文治三年和泉三郎寄進)とあり。五百年来の俤、今目の前にうかびて、、、、」文治神燈をみます。(源義経を最後までかくまい、兄に攻められて自刃した藤原秀衡の第三子、忠衡の寄進したものです。写真)

芭蕉が上って来た「石の階九仞人に重なり、朝日朱の玉垣をかかやかす。」を下ります。

朝日さすマリンゲートや春の潮
親子ぶねコーヒーはこぶ母の顔    (一番舟で運転士は息子です)

山形駅ー本塩釜ー塩竈神社ーマリーンゲート塩釜ーフェリーー松島ー五大堂ー雄島ー瑞巌寺ー旬海(昼食)ー松島駅ー小牛田ー柳津(バス)ー登米ー森舞台ー教育資料館ー水沢県庁記念館ー警察資料館ー登米大橋ー芭蕉翁一宿之跡ー北上川ー海老武旅館

曾良が鶴に身をかれ と詠った松島です。

朱塗り橋雄島福浦五大島
       松島や彼岸桜や香る潮
             岩窟にそっと身を入り春の風
                  岩壁に彫られし観音春の苔                                 襖絵や金で四季みせ瑞巌寺
                    旬海の海鞘牡蠣御膳浦霞  

予約していた海鮮料理旬海で海の幸を堪能し、冷酒浦霞もおいしかったです。
東北本線から気仙沼線に乗り換えバスです。

ほろ酔いの枯れ稲つつくローカル線
町が市に祝い垂れ幕春日和

登米は不便な所ですが登米大橋の下には、あの北上夜曲の北上川が流れ昔の繁栄していた町の様子を伺いしることができました。
春の午後スタンプラリーの登米かな (五ヶ所)
 森舞台  千住博の青き松
 明治村  教育館に鐘朧
 旧市跡  増田繁幸ルーツ哉   (母方の遠い親戚です)
 江戸牢屋 座りてみしや鍵五つ
 武家屋敷 白壁門の右左                    完了

追っかけて芭蕉の一宿春の土手
            夕ぐれや玄昌石の黒き屋根
夜の膳北上川のうなぎ哉  
海老武宿順番を待つ家族風呂

此処での寄り道は芭蕉奥の細道の時には無かった「みやぎの明治村、スタンプラリー」です。




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