貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

奥の細道 山寺

2005年10月24日 | Weblog
2005/ 3月30日31日 (晴れ)  回想

いよいよ貴美華は今年の回想に入り山形の地を踏みます。
旧暦のひな祭りが 4/03日まで開催されているので、雛の好きな友人を誘い出かけました。
友人は新幹線 私は夜行バスです。

梅散りし奥の細道二人旅
米沢や車窓にうつす吹雪き哉
あんなに吹雪いていた米沢を過ぎると雪は止み、山形市街では朝日がみられました。

モーニング香りの中で友を待つ
夜行バスー山形駅ー芭蕉記念館(雛)ー立谷川ー山寺ー風雅の国(昼食)ー紅花資料館(雛)ー慈恩寺陣屋(雛)ー芋煮鍋ー馬見ヶ崎川ー専称寺ー山形駅ー土間土間(夕食)ーメトロポリタンホテル

期間観光バス(やまがた雛の里ゆったり号)に乗りこみます。
今回の雛巡りを選んだ理由はもちろん芭蕉記念館や山寺が入っていたからですが、
もう一つは、芭蕉が 月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり。と 庵をあとにした3月27日   
草の戸も住替る代ぞ雛の家      表八句を庵の柱に懸け置く。

この江戸雛に思いをよせ是非見たかったのです。この日は他に客はなくマイクロバスは貸切でした。

陸奥にかまくら二つ並びいる
山寺や岩に降り入る春の雪

見上げる山の中腹には絵のよな立石寺がみえます、雪で足元が滑ります。蝉の声はきこえません、 静かです ハラハラと雪の舞う音が聞こえます。
記念館で見た映画 [奥の細道 百代の過客] (芭蕉 米倉斎加年)、 その気分に慕っています。
午後は雛巡りです。     



               江戸雛や紅花商人財のこす
               ふるき雛享保古今引き継がれ
               入り組んだ慈恩寺陣屋雛座る

慈恩寺の歴史は古く天台宗から始まり、NHK大河ドラマ義経で頼朝の家来大江広元が庇護し多くの秘仏を残しています、是非行きたかったのですが不便で時間が掛かります。

人将棋駒旗なびく天童市
甚五郎柱支える力士彫る   (左甚五郎です、専称寺)

雛を堪能し帰りに川原で日本一の芋煮鍋を見ました。(3万人食作る)
悲運駒姫の専称寺にも寄りました、今の時代は幸せだとつくずく感じます。
今晩はホテル泊りです、街に出かけましたが雨が降って来ました、明日が心配です。

春の夜は雨宿り兼ね居酒屋へ

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