貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

本場の雪割草祭り

2006年03月24日 | Weblog
2006年 3月19日 (晴れ・小雪・晴れ)
    
   桜びら 膨らむ蕾 後にして

「横浜雪割草同好会」のメンバー8人で本場新潟の雪割草祭りにでかけます。
天気はまあまあのようですが、天気予報では新潟県に雪ダルマが出ていますので心配です。

   雪割草 祭り追いかけ 越後旅

「トンネルを出れば雪景色」とよく言われますが、その通りでした。
入る前は青空で、山がくっきり見えていたのですが、谷川岳の関越トンネルをでたら、一面墨絵の世界です。

   スピードを 落とし抜け出る 吹雪き哉

   雪しまく スキーリフトが 幽か見え

魚沼市に入れば雪は無く枯れ稲が続きます。そうです魚沼産こしひかりの夕飯が楽しみです。
巻潟東インターで降り町に入ります。今日の目的地「花工房ほんま」の雪割草祭は19・20・21日にあり、初日に行けば良い花が見られるという事で出かけてきました。
工房や 色とりどりに 咲乱れ

大勢の愛好家が地元新聞に載った200万円の雪割草を見に来ていました。もちろん私も見ました。素晴らしい花です、写真を撮る手が震えて超ボケで写真はお見せできません、夢多き花ですので、ご想像にお任せいたしたいとおもいまーす。

   夢のせて ロマン語るか 雪割草

その足で角田山の自生地へ行きました。  小雪舞う 落葉顔出す 雪割草
その角田山麓で台湾檜樹齢5000年で彫られた、十一面平成福寿観音に出会えました。



この観音は八メートルの一彫ほりです、作曲家の遠藤実氏の寄進で「メロディーの根底はやはり故郷にある」というおもいで 建立されたものでした。  
  
   故郷や 菩薩の祈り 永き春
   

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