貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

貴美華奥の細道 津軽 下北

2005年12月12日 | Weblog
 2005/ 10月 14日  回想  津軽 下北半島

  みぎひだり津軽リンゴのたわわ哉

鯵ヶ沢温泉ートサ湖(十三湖)ー竜泊ラインー龍飛崎ー階段国道(昼食)ー蟹田ー睦奥湾横断フェリーー脇野沢ー(むつ自衛隊駐屯)ー薬研温泉(泊)

国道339号線を北上して「津軽海峡冬景色」に向かいますが、途中しじみ汁が飲みたくて十三湖に寄ります、一湖でも十三とは、トサと言い今は蜆で名が知れています、昔は「トサの砂山」と民謡で唄われている様に「砂が米ならば」とかなり貧しく厳しい土地の様でした。戊辰戦争に負けた会津藩もこの地に追われ随分苦労したようです。
十三湖トサの砂山しじみ汁 (味噌の入って無い汁)

白砂が米ならばなら民の唄 (弁財使の取立てが厳しい)

階段国道339号線の上が龍飛崎です、風は強く飛ばされそうになります。



  天高し竜飛岬の大風車     (日本で一番風が強い)

  路肩沿い階段国道小浜菊    (362段あります)

  ホタテ イカ漁夫の腕なる磯料理   

青函トンネルを列車が通過すると、点灯の合図があり音も響きます。海岸沿いの地はトンネルを掘った土で埋め立てられ漁村になっていました。
ここから280号線になり,太宰治ゆかりの地を横に蟹田からフェリーにのります。

  秋曇り水平線の島かくし

陸奥湾の東は下北半島ですが地平線があり陸は見えません、確か陸続きなのに?    地球は丸いと納得がいきます。

  睦湾に浮かぶ灰島潜水艦   (なにかあったか?10艦も海に出ていました)

  北の果て薬研温泉檜風呂   (下北の特産は檜です)

  のまさまい夕餉の膳に加はりし  (地酒)

随分遠くに来たものです、本州の北の果て鉞(マサカリ)半島といわれている、津軽、下北は国定公園です、11月から雪が降り厳しい冬に入ります。