仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

史敏来る!

2005-10-06 01:14:10 | 生きる犬韜
災害史の原稿の執筆が、だんだん軌道に乗ってきた。

いま書いている部分は、1999年に発表した「山背嵯峨野の基層信仰と広隆寺仏教の発生」(『日本宗教文化史研究』3-1)がもとになっている。でも、6年も前に書いた原稿。構想していたのはもっと前になるから、そのときの状態へ頭脳を復帰させ、さらにブラッシュ・アップしてゆくのは結構大変。4月の段階で内容はほぼ出来ていたけど、念入りに再考を重ねながら執筆しているところ。

気分転換に、一昨日、水口・榊夫妻からいただいた中国のお土産〈西湖龍井茶〉を試飲。なかなかにデリケートな味で、美味。カテキン、カフェインはどのくらい入っているのかな?

それはそうと、西湖といえば『白蛇伝』ですね。3年前、上海京劇院の日本公演を観劇したのだけど、あの舞台は素晴らしかったですね~。このところ、あれ以上の感動には出会えていません。なんといっても、白蛇の精=白素貞を演じる史敏が素晴らしかった。清潔な妖艶さ、凛とした美しさ。ひとめでファンになってしまいました。
昨日届いた『京劇ニコニコ新聞』秋季号によると、その上海京劇院が、来春またやってくるという。万歳! 演目は『楊家将』の一節『楊門女将』。夫たちの弔い合戦に立ち上がった楊家の女性たちが、西夏軍を徹底的に打ち負かすという内容です。主演はもちろん史敏さん。

今から楽しみ、そのために頑張って原稿を仕上げましょう。
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