仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

月夜

2005-09-25 06:51:51 | 生きる犬韜
いまお風呂からあがり、徹夜明けの頭をすっきりさせているところ。
昨日今日と3時間の仮眠で原稿書き。それにしてはなかなか能率がよい。なんとか夕方までには原稿を仕上げたいところ。明日の夜からは大学の演習が始まるので、そちらの方の準備もしておかなくてはならない。

お風呂に入りながら、演習1日目に話す内容を考える。
あったかい湯船に浸かっているのが気持ちよくなったな~、などと脱力していたら、先週行った小諸の露天風呂を思い出す。景色が遠くまで開けていてなかなか心地よく、ついつい長湯してのぼせてしまったのでした。
それにしても、長野の夜空は暗く、星もはっきりみえた。中秋の1日前で、月もきれい。そういえば、太陽暦で生きる現代人は、「今日の月の形」なんて考えもしませんね。でも古代では、朔から望、望から朔に至る過程がけっこう重要。朔には月が出ないから、闇夜に紛れて夜襲をかけたりする。暦の違いというのは、それをもって生きる人々の時空の分節の仕方の違い、世界の捉え方の違いなんですね。
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