く~にゃん雑記帳

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<全国高校ラグビー開幕> 東福岡の4連覇なるか? 阻止するのは?

2012年12月28日 | スポーツ

【シード校30日初戦 Aの常翔、秋田工、Bの御所実、伏見工、桐蔭学園…】

 第92回全国高校ラグビー大会が27日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場で開幕した。最大の焦点は東福岡(福岡)の4連覇がなるかどうか。達成すると2001~04年の啓光学園に続いて史上3校目となる。Aシードは東福岡のほか常翔学園(大阪第1)と秋田工(秋田)。Bシードは桐蔭学園(神奈川)、国学院久我山(東京第1)、御所実(奈良)、伏見工(京都)、報徳学園(兵庫)など東西各5校。1月7日の決勝はどんな組み合わせになるのだろうか。

  

 東福岡は2009年の決勝で桐蔭学園を31―5、10年には桐蔭学園にノーサイド直前に追いつき31―31で両校優勝、そして前回は東海大仰星を36―24で破って3連覇。その間、国内公式戦で83試合無敗記録を続けていたが、今年2月、全九州新人大会福岡県予選でライバルの筑紫に苦杯をなめた。だが、その後はまた立て直し11月の県予選決勝で筑紫を破って花園への切符を手にした。高校日本代表候補8人を擁し、今大会でも優勝候補の最右翼だろう。

 その前に立ちはだかるのは前回4強で、今年の大阪府予選決勝で東海大仰星を破った常翔学園か。日本代表候補を7人抱え、総合力でも東福岡と遜色がない。過去15回の優勝経験を持つ古豪の秋田工は久しぶりのAシード。1987年以来の頂点を目指す。Bシードのうち御所実は日本代表候補3人を擁し、奈良県予選の決勝で天理との接戦を制して全国大会へ駒を進めた。大阪朝鮮高(大阪第2)は常翔啓光学園を破って4年連続の出場。

          

 

(左上から時計回りに尾道―岡谷工戦、長崎南山―札幌山の手戦、国学院栃木―土佐塾戦、荒尾―富山第一戦) 

 27日の1回戦では九州勢の健闘が光った。荒尾(熊本)、コザ(沖縄)、高鍋(宮崎)、長崎南山(長崎)の出場4校がいずれも初戦を突破。また国学院栃木(栃木)はバックスのスピードの切れが目を引いた。尾道(広島)は岡谷工(長野)を破ったものの後半押し込まれる場面が目立った。その両校は2回戦で激突、その勝者が3回戦で東福岡と当たる可能性が高い。1回戦の残り11試合がある28日は佐賀工―仙台育英戦が注目される。1996年に劇的な全国制覇を成し遂げた西陵(愛知)は3年ぶりの花園出場。倉吉総合産(鳥取)との初戦でどんな戦いぶりを見せるかも楽しみだ。


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