く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<戸畑チャンポン> 細い蒸し麺・豚骨スープ 早い!旨い!安い!

2012年12月22日 | メモ

70年の歴史、長崎とは一味違う庶民の味】

 

「戸畑チャンポン」をご存知だろうか。チャンポンといえば長崎が有名だが、北九州市戸畑区の戸畑チャンポンも庶民の味として親しまれている。チャンポンは太いゆで麺が一般的だが、戸畑はこしのある細い蒸し麺。麺を湯通しするだけなので注文してから出来上がるまでが早い。炒めた野菜や豚肉など具材が麺を覆い、コクのある豚骨スープとの相性もいい。地元の区役所も〝戸畑チャンポンマップ〟を作製するなど、食による地域起こしを支援している。

 

この細麺は戸畑がかつて遠洋漁業の基地だった70年ほど前に、長期保存が可能な麺として開発された。茹で上がりが早くボリューム感たっぷりなため、忙しい製鉄マンたちにも好評だったという。チャンポンマップにはJR戸畑駅や中本町商店街などを中心に、戸畑チャンポンを提供している9店を紹介している。区役所で地図をもらって、2日間でそのうちの4店を食べ歩いた。

 

  

 

人気店の一つ「貫太郎」(上の写真㊧)はこってりしたスープが味わい深く、揚げたイカのゲソが添えられているのも特徴。価格は630円で、替え玉は100円。ゴボ天入り(700円)、チャーシュー入り(750円)、ゲソ多め(750円)などチャンポンの種類も多い。戸畑駅と若戸渡船乗り場の中間にある「八福」(同㊨)も昼時にはお客が入れ替わり立ち替わりする繁盛店だ。キャベツや豚肉などがあふれんばかりのボリュームで、なんと400円という大衆価格。これで十分満腹感を得られるが、さらに100円増しの大盛りもある。この店ではラーメンの人気も高い。普通のラーメンが350円、チャーシュー麺が450円。

 

  

 

中本町商店街の中にある「清龍」(上の写真㊧)は10時間以上煮込むというスープのコクが売り物。価格は650円。戸畑区役所の3階にある食堂「ふれ愛」(同㊨)でも、戸畑チャンポンを「ふれ愛チャンポン」の名前で提供している。450円。ここのスープは家庭的なあっさり味で、茹で卵が真ん中に〝鎮座〟していた。チャンポンマップにはこの他に「王林」「共栄軒」「福龍」「宝雲亭えっちゃん」「ラーメンハウス庄屋」が載っている。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <石川武志写真展> 「水俣... | トップ | <速報・高校駅伝女子> 立... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿