定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

備忘録として

2016年02月27日 16時08分19秒 | お仕事関係
仕事は段取りをマメにする方だとと思う。

もちろんクレーマーとの修羅場に至れば、勢い任せの場当たり対応をすることもあるが、日常業務においてはスタートから終点までのフローについて、各項目別の因果関係も含めて時系列のスケジュール化することを習慣としている。

実際の業務の中で、このフローからずれたスキームが発生した時には、問題点を検証し、本来のフローに近づけていくようにしてきた。

しかし、日常業務も突発的な事象の連続。
また、事業スタート時に作成したフローが、全て正しいとは限らない。
フローまず在りきで考えると業務が硬直化してしまい、一定水準のハードルに、仕事を「置き」に行く感じとなってしまう。
むしろ交渉事などにおいては、可動性100パーセントの、場当たりで臨んだ方がうまく行くことも多い、

50代も半ばに差し掛かっているというのに、恥ずかしながら、未だに仕事の段取りの中の、遊びの部分のさじ加減を上手に判断できず、後悔と不眠症の毎日が続いている。




もう30年か

2016年02月19日 23時02分45秒 | お仕事関係
来週月曜日には、本社で、勤続30年の表彰式が実施される。
別に、私が立派な実績を上げた事の見返りではなく、30年間仕事を続けてさえいれば誰でも表彰される。
学生時代、学校の成績はカラッキシでも頑強な身体のおかげで皆勤賞をもらえたことと、大して違いない。

その日の午前中、突然、クライアントとの重要な交渉が入ることになった。
1年近く地道な根回しを重ねてきた、最終局面の交渉である
今更交渉の日時をずらしてもらうわけにはいかない。

もしも交渉が長引いて式典に出席出来なかった時は、人事担当からお咎めを受ける。
しかし、当然、このラストステージの攻防戦を優先させていただく。

高知への夫婦旅行

2016年02月14日 20時44分17秒 | 旅行関係
30年永年勤続で会社から拝領したJTB旅行券の使途がやっと確定した。

高知市内の老舗旅館で一泊二日の行程。
昨年度の中国旅行以来の夫婦旅行である。

遠回りの高速道路は使用せず、敢えて国道33号線の三坂峠を越えて行く。

子供たちが幼い頃にドライブでよく立ち寄っていた、引地橋のおでん茶屋は今でも残っているのだろうか

稲門会

2016年02月12日 20時15分11秒 | お仕事関係
本日、職場の早稲田大学出身者で構成している、稲門会の送別会に参加した。

この会合、都落ちした者通しが古傷をなめあっているような気持ち悪さを感じたため、20代の後半に一度出席して以降、20年以上遠慮させていただいていた。

昨年度、久々に参加してみた。
相も変わらず、本県選出の国会議員OB の歓心を買うことに躍起になっている社員達に失望した。

今年度、現場勤務となり、稲門会は卒業したつもりでいた。

15年前、財政当局と原課の狭間で精神的に疲弊していた頃、自分を常に励まし続けてくれたOBがいた。
その方が3月で定年退職されることを知り、色々なわだかまりを胸の奥にしまいこみ、参加した。

くじ引きによる座席がたまたま隣り合わせとなり、懐かしい話で盛り上がった。

自分にとっての恩返しは終わった。


6年後、自分もこの会合で上座に座る年齢を迎えることになるが、参加することは無いだろう。


JTBナイストリップ

2016年02月11日 21時45分37秒 | 旅行関係
勤続30年を迎えた。
会社の互助会から3万円のJTB旅行券を支給された。
ナイストリップ。無期限のチケットであるから、いつ使っても構わない。

3月に一日有給休暇を取得し、土日と絡めた旅行を計画考えていた。

しかし、色々な選択肢によりプランニングが中断している。

まず、家族旅行か一人旅行か、あるいは夫婦みずいらずか。
そして、遠方まで足を延ばすか、それとも近場で済ますのか。

3万円という微妙な金額のため、多くの選択肢の組み合わせの中から、進むべき道が見えてこない。

最初は東京の夫婦旅行を考えていた。
 ①羽田空港からモノレールで浜松町に
 ②浜松町から徒歩で浜離宮に移動
 ③浜離宮から水上バスで隅田川を北上
 ④浅草で下船し、スカイツリーと浅草観光
 ⑤浅草で一泊
 ⑥二日目は柴又当たりを散策後帰省
この旅行では、夫婦旅行の場合、総額10万円近くかかる予定である。
3万円の旅行券では、余りにも足が出すぎる。


次に、近場の家族旅行を検討した。
長男あつと丸亀で合流し、レオマリゾートホテルで一泊二日のプラン。
このプランならば、自家用車による移動の高速道路代を含めて約6万円。
家族5人の旅行で、実質3万円の出費ならば割に合いそうである。

ただし、夕食が北海道フェアのバイキングであることが気にかかった。
自分が北海道ファンであり、かつ長男が北海道大学に通っていたこともあり、何度も旅行した。
航空券とセットになったパック旅行では、ホテルの夕食はたいがいバイキング形式であった。

レオマの北海道料理は、あつこうが小さかった頃の家族旅行を思い出させてくれることだろう。
しかし、過去の美化された思い出は、どんなに頑張って料理を作ってくれていたとしても、丸亀での「北海道」を相対的に失望させてしまいそうだ。

他に、更に近場である今治市内の温泉ホテル、アジュールでの一泊二日。
旅行というより、ただの宴に宿泊が張り付いているような気がした。

旅行券というのは意外に使い勝手が悪い。

家族旅行の検討に窮したため、旅行以外の選択肢として、道後温泉のホテルを利用した家族の宴を検討した。
しかし、旅行券は、たとえJTB提携のホテルであっても宴には利用できないそうである。

そうして、次に、ホームページ作りのネタも頭をよぎり、一人旅を考えることにした。


ボランティアについて

2016年02月03日 17時57分04秒 | お仕事関係
3月中旬の日曜日、地元のライオンズクラブ主催によるボランティア清掃に参加することとした。
課内で名乗りあげたのは、12月の河川ボランティア清掃でも一緒だった庶務担当との二人のみ。

献血も含め、わが社ではボランティアに対する意識が低い感じがする。
されば、自分はなぜ会社の風潮に反して、積極的にボランティア活動に参加するのだろうか。

偽善ではないと思う。既に、世間の評価が気になるような年齢ではない。

職場では他人と会話するのが苦手である。
仕事モードに入ってしまうと、しかめっ面になり他のことに気が回らなくなる。
相手も身構えてしまい、円滑なコミュニケーションなど望むべくもない。

かと言って、決して孤独が好きなわけではなく、他の普通の社員のように、雑談モードで仕事を進めたいと切望している。

休日のボランティア清掃の時には、仕事モードのスイッチがオフになるため、作業の傍ら、他の社員と普通に会話が出来る。自然体でいられる自分がうれしくなる。


恐らく、そんなところであろう。