定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

最後の送別会

2008年03月27日 22時35分10秒 | お仕事関係
本日、平成19年度最後の送別会を実施した。
今回も幹事役を仰せられた。
しかし、本日は6人の小所帯の宴であったため、課の送別会に比べればよっぽど楽チンであった。

部長、課長、補佐、係長2人を送る送別会で、うち3人は退職者であった。

本日の懇談を通じて、退職される方々皆、40年近く勤め上げたことに対するそれぞれの感慨が有ることがわかった。

「自分が同じ立場の宴に招かれたとき、どんな感慨があるのだろうか」としみじみ想起した。

偽善

2008年03月21日 18時58分44秒 | お仕事関係
「偽善」この言葉は私にとって少年の頃から永遠の命題となっている。
そして到達した結論は、「偽善」は「不善」よりもマシであるということであった。
 道端におちているゴミを拾う。もちろん何かの見返りを期待しているわけではないが、「この善行の瞬間を誰かが見てくれていて、自分の評価が上がればいいのになあ・・・」というような気持ちが全く無いかというとそれは嘘になる。
 ある時期、私は、いかなる善行も、心に上記葛藤がある限りそれは「偽善」であると解釈し、一切行わない時期が有った。
 大学生。青臭い者通し、喧々諤々と議論を交わす。
 「偽善」このテーマを新歓合宿の帰りに、奥多摩→新宿に至るまで、新しく出来た東京の友人と討議し続けた。
 その結論が最初に述べたとおり、「何もしないよりはマシ」ということであったのだ。
 

和田重次郎展

2008年03月20日 23時01分01秒 | 家庭関係
「坂の上の雲」と時期を同じくする明治初期、単身アメリカに密航し、アラスカのイヌイット達との交流を深めながら数々の金鉱を発見し、ゴールドラッシュの契機を作った、犬ぞりの神様こと和田重次郎氏。

彼の出身地である松山市日の出町の石手川河川敷に顕彰碑が建てられているが、人となりをもっと深く知りたかったため、本日内子町の自治センターまで企画展を見に行った。

松山市役所では、現在「坂の上の雲」構想により、秋山兄弟を全面的にPRしている。
しかし、一部戦争賛歌との批判も受けていることから、行政側の気合の入れように対して住民側の盛り上がりは今ひとつのような感じを受ける。

一方、戦争とは全く無関係な分野で、アラスカのイヌイット達にヒーローとしてあがめられた和田重次郎氏の冒険譚は、次の松山市の観光の目玉となりうる可能性を秘めていると感じた。

送別会第二段

2008年03月08日 01時09分31秒 | お仕事関係
本日は、職場で二人退職する人のための送別会を実施した。
40代後半になっているのに、幹事に任命された。
別に人の世話は嫌いでは無いが、庶務に20代~30代の職員が多数居るというのに、何で自分のようなロートルがやるのか・・・という点については、少し疑問です。

黒いパソコン

2008年03月05日 20時34分34秒 | お仕事関係
職場のパソコンが耐久年数を越えて交換時期が到来した。

ロッカー類も含めてベージュを基調として構成している部屋にデル社製のブラックボディのきょう体がいかめしく並ぶ。

一言で言えば不調和、アンバランス。

デル社製のパソコンは自宅でも使用しており、その性能は認めているが、我が社の購入担当者のセンスには疑問を感じる。

3月

2008年03月01日 08時50分46秒 | 家庭関係
今晩、今治時代の職場仲間が20人以上一同に会し、旧交を温めることになっている。

特に、当時、現場での交渉ごとで大変お世話になった課長から、本日爆弾発言が有るのでは無いかと予想している。

惰性でダラダラと定年を迎えてしまうよりも、志を持って新しい道を選択する生き様には共感を感じる。

今から7年前、時間的にも精神的にもたっぷり余裕のある職場にいた私は、突然、本当に突然漫画家になる夢がむくむくと湧き上がってきた。
市内の文具屋でGペン、カブラペン、開明墨汁、雲形定規などの道具を買い揃え、
小学館のビッグコミック賞に応募したのである。


約1ケ月間、毎日午前3時頃まで夜更かして、手を墨だらけにして頑張った。

結果はもちろん落選。

話が思い出のテーマにずれてしまったが、当時、もし選考員から佳作以上の評価をうけたら、今の職場をやめて、家族を松山に残し、単身上京することを、大真面目に考えていたのだ。

今振り返れば、当時何かに憑かれていたとしか思えない。

しかし、25年近い社会人生活の中では、一番充実していた時期だったようにも思う。