定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

君は来たのか そんなにしてまで

2018年07月28日 17時23分08秒 | 家庭関係
ひととおり家の片づけが済んだので、今日一日の過ごし方を算段していた。
少し国道56号線沿いに遠出して、明屋書店やヤマダ電機で暇をつぶそうか。

突然、また電話。


ついに災害対応の出社かと思って出てみると再び妻。

とうもろこしと枝豆を茹でたので、今からこちらに向かうと言う。

もはや、妻の親切を断る選択肢は、自分には無い。

正午前に妻が到着。

トイレや風呂の壁床など、私が手抜きをしている箇所の掃除をちょこちょこしているうちに、午後1時近く。


妻は帰りも一人で運転しなければならない。
何かおいしい昼ご飯を食べさせてあげたい。


私の運転で、国道56号線を北上。
わらマンモスの親子と二つの長いトンネルを超え、約30分で、八幡浜市内。

新町商店街近くの駐車場にトゥーランを停めた後、目当ての食堂を探す。
「イーグル」八幡浜チャンポンで有名な店である。
午後2時前なのに、ほぼ満席。
上がりかまちの畳席が一つ空いていたので、チャンポンを二つ注文。

「麺もスープもとっても美味しいね。」

海鮮風味なのに、具材が豚肉という、チャンポンに素直に喜んでくれた。

その後、フジグランまで歩き、休憩コーナーで紙コップのアイスコーヒーで涼を求めた。


5時過ぎ、妻から、無事に松山に到着したとの電話があった。

半強制的な西予での休日ではあったが、妻のおかげで有意義に過ごすことが出来た。

 













西予市に残存

2018年07月28日 10時51分36秒 | お仕事関係
いつものように午前7時に起床。
明日は、災害対策として余儀なく出勤予定であるため、本日は仕事に出るつもりは無し。


各部屋に掃除機掛け 洗濯 風呂とトイレの掃除を済ませてもまだ午前10時過ぎ。

残りの休日を宇和でどのように過ごそうかと思案をしていたら、妻から電話。
次男が職場でもらってきたトウモロコシを茹でたので、こちらに持って来ようかのこと。
トウモロコシは好物ではあるが、そのために妻に往復3時間の運転をさせるのは偲びない。
丁重にお断りした。

話は変わる。
さきの大雨災害によりJRはまだ完全復旧していない。
松山に帰ろうとするならば、卯之町駅から代替バスに乗って八幡浜駅まで行き、そこから接続している特急「宇和海」に乗り換えることになる。 乗り換え接続の時間を入れると、2時間近く要するときもあり、ざっと今までの倍近く、時間がかかる。

そのため、災害以降、当面帰省は宇和島バスを利用している。所要時間は特急バスで松山市駅までが約1時間30分。
往復切符を買えば片道1500円
JRの10枚つづりのS切符が1枚あたり1750円のため、これよりも少し安い。
宇和の停留所がアパートに至近距離にあるというメリットもある。

しかし、JRがこのような状態であることも影響しているのだろうが、とにかく混む。
まず、相席は覚悟しなければならず、腕や膝を小さく織り込まなければならない。
高速道路に入るときにシートベルトのフックを探すのも一苦労である。
しかし、中には、片方の座席にどっしりと荷物を置き続け、停留所で客が乗ってくるたび狸寝入りを決め込む御仁もいる。
自分は、そんな要領の良さは持ち合わせていないため、始発の道後公園駅から乗車した時点で、荷物は足元に置くようにしている。





台風の今後の進路

2018年07月28日 01時00分03秒 | お仕事関係
残業を終え、明日は松山に帰ろうと思っていたら、台風が妙な動きをしている。

先般の豪雨でわが町は大きな被害を受けたため、会社は過敏になっている。

大雨等の注意報が出た時点で出社しなければならないらしい。

そうなると昼夜2交代のシフトは、日曜日の朝か夜に当番が回ってくる可能性が大。

ゆえに明朝の帰松をあきらめ、土曜日の過ごし方を思案しながら、夜更かしをしている。

断水

2018年07月25日 22時46分42秒 | お仕事関係
あの水害以降、PM23:00からAM5:00まで、時間断水が続いている。
被災した浄水場がまだ復旧しないようだ。

風呂の残り湯は抜けない。
夜中に尿意を催した時には、洗面器で湯を汲み、そして流す。
不便ではあるが、この災害により、もっと不便な思いをしている人もいるので文句は言えない。

PM23:00、寝るには少し早いため、歯磨き用の水は鍋に汲み置きしておく。

この断水を言い訳にして、午後10時過ぎには、仕事を切り上げるようになった。
AM5:00以降、朝風呂に入って出勤すれば良い話ではあるのだが・・・

テレビ新調

2018年07月16日 20時08分10秒 | お仕事関係
災害対策の休日出勤のため、昨晩、宇和に帰ってきた。
二時間近く、慣れない長距離バスに揺られ、数十年ぶりに車酔いしてしまった。

少し吐き気を覚えながら帰途に就く。
卯之町バスセンターからアパートまで、徒歩3分ほどだったのがせめてもの救いだった。
自宅に帰っても気持ち悪さは直らず、畳の上でゴロゴロ。
断水開始の時間が近づいてきたため、気乗りはしないが風呂に湯を入れた。

髪を洗うためには前屈みにせざるを得ないため、繰返し襲ってくる吐き気との戦いであった。

一晩明けると、さすがに気持ち悪さは消えていた。

朝イチから事務所に控えていたが、ほとんど電話も鳴らず、新しい被害報告の情報も入って来ない。

午後3時前、同じく休日出勤していた支部長に促され、早引けさせてもらった。

どこかのボランティアに合流しようかとも思ったが、今の自分にそれだけの気力が無いことに気づいたため、そのままアパート直帰した。

クーラーで除湿しながら、簡易テーブルを32型テレビの前に置き、夕食+「ほろ酔い」でちょい飲み。

背徳感と罪悪感。

それにも増して、今の自分が幸福であることを感じた。





有事

2018年07月11日 22時57分05秒 | お仕事関係
他県ナンバーの自衛隊トラックが次々に国道を横切って行く。

田舎の青い空には凡そ不似合いな、ヘリコプターの爆音が絶えない。

23:00から、時間断水も始まった。
トイレの水を流すため、風呂の残り湯は溜め置いたまま。

この小さな町にとっては、大変な有事である。

死について

2018年07月07日 19時32分29秒 | 友達
オウム真理教の教祖と信者に死刑執行されたのと時を同じくして、今回の異常低気圧による肱川の反乱により、私が住んでいる町でも、多くの方が犠牲となった。

災害で亡くなった方々に心からご冥福をお祈りいたします。

一方、オウムはなぜ一挙に履行する必要があったのか、色々な思いがよぎる。



「死」とは、自分と無関係のようでいて、本当は、意外とすぐそばの物陰で手ぐすねを引いているのかも知れない。

ママチャリ行脚

2018年07月04日 19時51分37秒 | お仕事関係
ノー残業デーで強引に定刻退社した。
夕食、行ったことが無い食堂に挑戦したくなった。

職場から直接、八幡浜方向にママチャリで無為に走る。
15分ほど走ると、レストラン東洋軒の建物が見えた。
建物の作りが今治のオリエントに似ている。

メニューを見ると、焼肉料理をメインとしている点でも一緒で、恐らく系列店なのだろう。

席まで案内されると、隣のテーブルでは、青年男子が一人焼肉をしていた。
自分も一瞬、生中一杯+焼肉のフルコース が頭をよぎった。

しかし、財布の残金は1万円足らずで、残り数日を過ごさなければならない。

幸運にもこの店は定食類も充実していたため、臆面もなく日本そば(温)+ミニカツどん 850円 を注文した。

しっかりとした濃い味付けに満足し、再び約15分、汗だくとなり、チャリを家路に急がせた。 


冷房機設置

2018年07月01日 19時31分53秒 | 家庭関係
今年は梅雨が早く明けそうだ。

猛暑に迎えるべく、夏のボーナスをはたいて、西予市のアパートに冷房機を設置することにした。

午前10時過ぎに、電気屋さんが訪問した。

妻も松山から駆けつけてくれていた。

今までクーラーの設置に立ち会ったことがないため、テレビや冷蔵庫の据え付けと同様、30分くらいで終了するのかと思っていたら、
○クーラー設置用の基礎
○クーラー本体
○室外機
等、それぞれに複雑な工程を経て、2時間以上掛かった。
店員さんが、500㎖のペットボトル緑茶に礼を言って去った時には、既に午後を過ぎていた。

居間で電気屋さんが工事中、妻はトイレ、風呂、台所の清掃に余念が無い。
一方、自分は何もすることが無いため、キッチンの床に座って、業者と妻、それぞれプロの技をボーっと眺めていた。

電気屋が帰った後も、妻は引き続きリビングの清掃に移る。

もう一人のプロの作業が完了した時は、既に13:00を超えていた。

後は妻は帰るだけである。 本日、彼女には何の見返りもない。

せめての罪滅ぼしに、私の運転で、郊外にあるうどん店で遅い昼食を共にし、わらマンモスを見学し、道の駅どんぶり館でソフトクリームを味わった。


アパートの前に自家用車を停めると、手を振って松山に帰っていった。

小じわの寄った彼女の笑顔を西日が弱く照らしていた。


彼女の笑顔を絶やさないためにも、もう少し今の仕事を頑張ってみよう。


真摯に、そう思った。