定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

こんなことで喜んでいていいのか

2015年06月13日 08時40分04秒 | お仕事関係
昨日午前中は、旧北条市に相当手強いクライアントと二時間近くの交渉を行った。

出発前、連れの部下から「今回もボイスレコーダーをポケットに忍ばせておきましょうか?」と問いかけられた。

先週の第一回目の交渉では圧倒的な罵倒で打ちのめされ、かつ帰宅後はび妻への嫌がらせ電話をされた(と思い込んでいた。)

「やめておこう。」

こんな機械に頼ってしまうと、「いざという場合には出るところに出てやる。」という開き直り、甘えの気持ちにより、心にスキが出来てしまう。

やはり、ここは自分の仕事の流儀として、退路を断とう。


相変わらず、今までずっと取引を放置してきたことに対する面罵の連続。


しかし、前回の交渉の際に宿題とされていた、複数の隣接者の同意書を提示したところ、

「ほう。」と大きくため息をついた後

「今まで8年間放置し続けてきた懸案事項を一週間という短期間でまとめ上げた点については大きく評価する。」

彼との交渉は、これからも連綿と続くが、すこし風穴を開くことが出来たような気がした。




一晩明けて

2015年06月06日 12時19分38秒 | お仕事関係
昨日は理不尽なクライアントにむしゃくしゃして荒れた夜を過ごした。

昨夜の家呑みは、まさにヤケ酒だった。

家族にグチれる内容ではないので、頭の中で色々な対処法を思いめぐらせてみた。

交渉手段の常道は、相手の弱みを予め握っておいて、このネタを小出しに搦め手からじわじわと攻めていくことである。
しかし、自分が同じ手法を使えば、卑怯なクライアントと同じことになる。

ただし、今回、悪質ないたずら電話で家族にまで魔の手を広げたとしたならば、人として絶対に許すことは出来ない。

昔、ある上司が同じように悪質なクライアント(=クレーマー)と対処するとき、常々「職位を掛けて交渉に臨んでいる。」と話してくれていた。

私も、今回、家族ある身として職までかける覚悟は無いが(次男が就職するまでは、最後の食い扶持を残しておきたい)、職位を掛けて交渉に臨む覚悟はした。

一晩あけても気持ちが変わらないところを見ると、昨夜の決意は、酒の勢いによる思いつきでは無かったのだろう。



しかし、このような激しい状況下でも、昨年度の職場よりはよほど楽と感じるのは何故なんだろう・・・・

嫌がらせの電話

2015年06月06日 00時54分20秒 | 家庭関係
本日少し残業をしなければならなかったため、夕方妻に電話すると
「昼過ぎに変な電話が掛かってきたの。『奥さんの名前何ていうの。何歳?』しつこく何遍も聞いてくるから、『お答えする必要はありません!』って電話を切っちゃった」

彼女には話せないが、思い当たる節は有った。

昨日、ヤクザまがいのクライアントと交渉をしていたとき、相手方は少しでも好条件を引き出す目的で、散々人格を全否定する恫喝を繰り返した挙句、

「わしゃあんたの会社にいくらでも知り合いがおるからな。あんたの素性ももあんたの家族のこともすぐに調べ上げることが出来るんぞ」

各方面から情報を仕入れたところ、自分の職場の或るOBが同じ旧北条市出身同士ということでこのクライアントと深く繋がっていることが判明した。 恐らく社員名簿を使って、自宅の電話番号などの情報を横流ししたのであろう。

情けなくなるとともに腹立たしくなった。



自分は小心者であるが、家族に嫌な思いまでさせられては黙ってはおれない。

来週早々、捨て身の交渉に臨もうかと思っている。

・・・・

もちろん、そのクライアントとの会話は胸ポケットに忍ばせたボイスレコーダーに明瞭に録音している。