定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

本日は短波

2015年07月23日 22時09分10秒 | 家庭関係
本日、後任の係長から連絡が有り、前職場の監査では無事指摘が無かった旨を報告してくれた。
昨年度の監査では、爾来杜撰であった備品管理を指摘されてしまい、対応策に苦慮した。
監査員から、「きれいに整理されましたね」とおほめの言葉までいただいたとのこと。

一つ過去の荷物が軽くなって気分が良くなったため、平日であるにも関わらず、梅チューハイでアルコールを投入、密かにお祝いをした。


人心地ついて風呂から上がってもまだ宵の口だったので、先般購入したソニーの短波ラジオで短波日本語放送をサーチしてみた。

中国の日本語放送では、ニュース番組の中で東海(東シナ海のことか)で建設した油田について触れていた。
○自国の領海内で開発しているものであり
○周辺海域生物の環境保護にも配慮しているというのに、
日本政府が批判することは意味がわからない。中日国交に暗い影を落とすことにならないか懸念をしていた。

北朝鮮の日本語放送では、将軍様の賛美とアメリカをケチョンケチョンにこけおろしに終始していた。

驚くほどに40年前と全く変わっていなかった。

次にハンディーのアマチュア無線機を取り出し、144MHZ帯と430MHZ帯での交信状況を受信しようとしたが、全くなし。

あの頃は、モビール通信の花形の周波数帯で、帯域内では交信がひしめいていたのに・・・・

変わらないものと変わり果ててしまったもの、ラジオ無線業界の両極端の現実を1時間足らずの間に垣間見てしまった。





旅好きの原点は

2015年07月20日 22時29分39秒 | 家庭関係
久しぶりにBCLの血が騒ぎ始めている。

先日購入したソニーのラジオは短波の感度は素晴らしいが、中波はイマイチだった。
40年前に購入したナショナルのクーガー2200は、短波は壊滅しているが、中波は今も現役バリバリである。

BCL全盛の中学時代、他の友人が海外のベリーカード収集に夢中になっているのを横目に、私は当時邪道であった、中波DXerに変遷していった。

国内ローカル局において、番組と番組の間に流されるコマーシャルに旅情を感じていた。
日中ならば、九州朝日放送では、日曜日午後歌謡ベスト100の間に、千鳥製菓のチロリアンのコマーシャルが流れていた。中国放送(広島)は、マツダ自動車の宣伝が多かった記憶が有る。

夜になると電離層が変化し、遠距離の放送が受信可能になる。STV(札幌)の石屋製菓の宣伝に、遠き蝦夷地への思いをはせた。

しかし、県外中波放送のコマーシャルで一番好きだったのは、ダイヤル1242ニッポン放送であった。
和音の切れ端のような独特な時報の少し前に、必ず「旅のレストラン 日本食堂」が流れていた。
国鉄の社内食堂の店員が、「○○本線に勤務する△△です。」と自己紹介した後、食堂車の名物料理を紹介していた記憶がある。

まだ、殆ど国内旅行を経験していない中学時代、旅好きだったから中波DXerに傾倒していったのか、あるいは中波DXerが昂じて旅好きになったのか。

まあ、どちらでも良いが、この三連休どこにも出かけなかったことに、少々欲求不満になっているのも事実である。



短波ラジオ

2015年07月18日 11時32分43秒 | 家庭関係
私の部屋には、三台のラジオが飾られている。
〇高校生の時に購入したナショナル製のクーガー2200(購入から40年近く経過 FM、MWについてはバリバリ現役、短波はジャミングだらけで受信不能)
〇結婚後間もなく購入したソニー製のSW1(全バンド、バリがひどく使用不能)
〇次男が誕生した頃購入したアイコム製のi706(50ワットハイパー出力のアマチュア無線機、アンテナを撤去後、部屋のアクセサリーとして置いている。使用可能かどうか不明)
いずれも、災害時には役に立ちそうにないため、携帯用のラジオを1台購入することとにした。

ソニー製のSW11 アマゾンの通販で7000円少し。

地元の南海放送では全国に先駆けて中波放送を91.7MHZでFM補完放送しているため、FMの周波数帯域は108MHZまでの機種にしたかった。(一般的には76〜88まで)それ以外のこだわりは特に無かったものの、金額的にお手軽であったため、現行機種としては珍しい短波放送が受信可能なものにした。

今から40年以上前の中学生時代、BCLブームに乗せられた自分は、親にナショナル製のクーガー7を購入してもらい、深夜、灯りを消した勉強部屋で、珍局ハントに精を出していた。

インターネットや携帯電話の普及により、BCLやアマ無は衰退した。

新ラジオは、台風最接近の前日に到着。

単三電池2個で駆動する手のひらサイズの機種。メードインチャイナ。

久しぶりにチューニングダイヤルで41MB、31MBあたりをウロウロしてみると、今でも中国語や朝鮮語の短波放送が盛んに受信出来たので驚いた。

北朝鮮では、超強力な電波で、相変わらず日本語放送で現政権をプロバガンダしていた。 他にも中国やベトナムの日本語放送も受信することができた。


台風は、大方の予想どおり進路が少し北側にずれていき、ラジオが活躍するシーンは無かった。






















13回忌

2015年07月05日 18時27分40秒 | 家庭関係
義父の13回忌は恙(つつが)無く終わった。

檀家の僧侶と南無阿弥陀仏を唱えた後、親類一同で近所の墓に塔婆を持参した。

墓の後ろ側に古い塔婆が重なり、置き場所が無くなっていた。
昔の卒塔婆をどのように処理したらご先祖様に怒られないんだろうと妻が悩んでいたところ
少し天然系の叔母が、「人形供養」のことを言い間違えて「『人形焼』のようにお寺に預ければ良いのよ」と箴言してくれた。
出来の良いブラックユーモアのような気がして「塔婆を焼いて食っちゃダメでしょう!」と突っ込みたかったが、場の雰囲気にそぐわなかったため、まあやめておいた。

義父の墓前で瞑目していると、1年余り前の職場での辛い別れを思い出した。

「御父さん、あの時以降もずっと娘さんを悲しませるようなことはしていないから安心してください。でも・・・」



家人には内緒であるが、休日を中心に一人で散歩する際、西側に進路を取った場合には、時々ここに立ち寄り、色々なことを問いかけ、報告している。
結局は自分自身のの思考回路で紡ぎ出した結論ということになるのであろうが、その際に聞こえてくる啓示に、いつも背中を押してもらっている。

本日、墓前から心の内に聞こえてきた声は・・・・・・


声に従い、明日、善人の妻に嫌がらせをしたと思われるクライアント(≒クレーマー)と決戦の交渉に臨むこととしよう。





法事

2015年07月04日 18時19分48秒 | 家庭関係
明日は妻の実家で義父の13回忌を行う。

気を遣い過ぎて打ち解けられないまま、義父はやせ細ってこの世を去った。

生前、人間関係においては今ひとつであったが、妻を健全に育て上げてくれた義父を尊敬している。

明日、仏前で私は何を語るのだろうか・・・