家族サービスのために佐田岬に行った。
カーナビで一般道を選択したら、国道56号で大洲、八幡浜経由のルートを示していたが、今までの経験則から、海岸沿いの国道378号線沿いに、双海、長浜、旧保内町経由のルートを選んだ。松前町の一部で狭隘区間が有るものの、松山市の中心部を迂回するため、渋滞に巻き込まれることなく、カーナビルートよりも早く到着できるのだ。
9:00に自宅を出発し、途中長浜のコンビニで運転を交代して11:15頃に三崎港に着いた。
ちょうど、11:30発の佐賀関行のフェリーが出航準備をしていた。
小さな船体に、大量のトラックと自家用車を船内に搬入していた。恐らく、今日もほぼ満車なのだろう。
四国から九州に渡る最短(約70分)コース、したがって航送料金も格安のため、いつの時期でも人気があるようだ。
4月1日の同じ便で湯布院に一泊二日のソロツーリングを敢行したことを思い出した。
あれからもう2ケ月近く経過した。旧職場でのアルバイトの契約終期は5月31日まででもうすぐなのに、未だに職場からは、任期気終了か更新かの連絡が無いため、随分と気を揉んでいる。
「はなはな」という瀟洒な観光施設が出来ていた。一階が土産物売り場、二階が食堂。
食堂は大きなガラス張りの窓で、港全体の風景を臨むことが出来た。窓の外には露天で港を直接見ることが出来るカウンター席が10席ほど有り、ほぼ満席であった。
室内には4人掛けのテーブルが8つほど、空いているテーブルも多かったが、そのほとんどに「予約席」の札が立てられていた。
窓際のテーブルが一つ空いていたので、確保した。
私は、刺身と天ぷらの「はなはな定食」1800円、義母と妻は天ぷらと丼の「かまあげシラス丼定食」1400円 をおいしくいただいた。
昼食後、私と妻だけならば、更に半島の先端を目指し、佐田岬灯台を見学するところであるが、今日は高齢の義母がいるために、一階の土産物売り場で買い物を済ませた後、伊方原発そばの道の駅「きらら館」及び上灘漁港そばの道の駅に立ち寄った後、午後3時過ぎに帰省した。
妻の携帯に連絡を入れると、近くのスーパーに買い物に行っているとのこと。
時間つなぎに再びセローを発進させ、近所をブラブラと流していた。
2週間前に除草をしたミカン畑が気になった。今の季節だから草むしてはいないだろうが、除草剤はちゃんと効いたのるだろうか。
鉄砲玉の私はそのまま一気にミカン畑に向かい、未舗装の山道を駆け上がった。
草は生えていなかった。山一面のナツミカンの実が、良い感じで色づいていた。
セローのスタンドを下した。 雨上がりのため、土が少しめり込む感じがした。
途中の売店で購入したホットの缶コーヒーを飲みながら、山を仰ぎ、退職後のライフスタイル等に思いをはせた。
コーヒーを飲み終え、振り返るとセローが視界から消えていた。 土の柔らかさにスタンドが耐え切れず、転倒していた。
しかし、私はあせらなかった。
柔らかい土の上だから、本体に損傷は無かろう。
腰に力を入れて、セローを建て直した。
しかし。
左ハンドルのミラーが根元から折れていた。
購入後10年目。一度も転倒させていないことを自慢としていた二代目は、哀れな姿をさらしていた。
クラッチのグリップは逝ってなかったので、傷心の面持ちで自宅に帰った。
「一コケ10万円」 バイク仲間での常識である。
冬のボーナスで、サーフェスproのタブレットパソコンの購入を夢想していたが、飛んだ。
近くのホームショップで自転車用のミラー(980円)を購入し、応急処置として左ハンドルに装着した。
妙にマッチしているのが、とても悲しかった。
ワーゲンロゴの焼印が押された木枠の中にオリジナルワインが一本。
誕生日祝いでもないし・・・
中に一枚のダイレクトメール
「早いもので、初回車検の時期になりましたので・・」
なるほど。
電力会社に電話しても、市役所に電話しても、御用納め後のため連絡付かなかったため、感電しないよう絶縁するとともに、折れた街灯を車両通行の支障とならない歩道脇に移動させておくよう、行為者に指示し、越年の先送り。
人気の無い郊外の国道をセローが今年最後の活躍をしてくれました。
義母も誘って、あつこう久しぶりの遠出と相成る。
午後1時30分出発。
出発してから、ETCカードを忘れていることに気づくが、田舎の高速道、大勢に影響はなかろうとそのまま進行。
Y電機のセール等の影響により、R33から松山インターに向うのは混雑すると判断し、R56方面に向う。
松前町のローソンで簡単な食事を購入し、移動しながらの昼食。
伊予インターから高速に入る。片側一車線のため、左側の縁石もしくは右側のポールにぶつかりそうな感じを受ける。
午後2時50分 宇和インター到着
午後3時半 伊達博物館を見学
午後4時 天赦園を見学
午後5時 夕食場所の「丸水」を目指すがなかなか到着せず。
午後5時半 アーケード近くをウロウロしていたら、やっと到着。
名物鯛めしをいただく。次男は、肉の方が良いとのことで牛鬼定食。
帰りは高速道路に乗らずに、一般道をのんびりと帰る。
午後8時15分 無事自宅到着。
半日のスケジュールとは言え、結構旅行気分を味わえました。
1年の締めくくりとして、夫婦でマジに洗車をしてあげ、中の汚れもきれいにしてあげた。
ピカピカになったトゥーランは、なにかしら喜んでいる様子。
築15年近く、さきの芸予地震により、ところどころガタついています。
わがトゥーランは、かくのごとく市道に面した駐車場に鎮座しています。
すこし前まで、白装束の歩き遍路が鈴の音と共に通り過ぎていましたが、秋が深まるとともに、見られなくなりました。次見掛け始めるのは、菜の花の咲き始める頃でしょう....
市内の中心部からかなり離れているため、車両の通行量は大したことはありませんが、それでも車庫と歩道なしの公道が直結している構造なので、車の出し入れの際には、結構気を使います。
バックの車庫入れでモタモタしていると、公道を通行している車両に一時停止をお願いしなければならず、脂汗を掻きながら、悪戦苦闘しています。
車庫は建築20年近く、鉄骨や鉄板にはところどころサビが浮き出ています。
それでも構造はしっかりしており、暫く倒壊の恐れはなさそうです。
トゥーランを購入する際、車庫の改造も考えました。
はやりの片流れ式の駐車場に作り変えれば、市道への出し入れが簡単になるし、車庫に隣接している庭が少しでも広く感じられるのではないかと考えたのです。
しかし、妻が当時の施工業者に確認したところ、撤去費用だけで100万近くかかるらしく、計画は頓挫しました。
ただ、コンクリート舗装ぐらいは、自前ででも出来ないかなあと考えてます。