6月の中旬に、「こう」の高校において友好関係を結んでいる、大連市の交換留学生が一週間程ホームステイしていた。
礼儀正しい律儀な少年で、今でも律儀に毎週日曜日にはメールを送付してきてくれる。
何でも月曜日から金曜日までは全寮制の進学校に寄宿舎生活で、パソコンに触れるのは自宅に帰れる土曜日の晩だけらしい。
最初、彼は中国語で文書を作成した後、日本語への自動変換ソフトにより修正した日本語でメールを送ってきてくれていたが、どうやら誤変換ばかりの実用的でないソフトであることが判明したのか、ある時期から、互いの共通語である英語でやりとりするようになった。
英語といえば聞こえは良いが、当方はおそらく中学2年生の稚拙な英語である。
彼はといえば、中国でも有数の進学校に通っているせいか、最初は高度で難解な英語を使ってきていたが、段々とこちらのレベルに合わせて、平易な英文法に変わってきた。
ありがたいやら、なんだか情けないやら・・・
「あつ」がいなくなってから、久しぶりに「あつ」の部屋に灯りがともり、バーベキュー、
坊ちゃん列車への登場、雨の中の松山城登山と色々な楽しい思い出をもらった。