定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

原点回帰

2023年10月07日 13時49分10秒 | セロー250関係
今日は秋祭り。公民館の放送設備では神輿音頭と神輿の運行状況を流し続けている。
私は祭りの役員から外れているため、久しぶりにバイクで近場をツーリングすることにした。

このたび、今の職場を依願退職することになった。
前の職場でも色々と辛いこと、苦しいことは有ったはずだが、どうして37年間、定年退職まで頑張れたのだろう。

新採の就職先であった西条市を訪ね、一人暮らしをしていたワンルームマンションや旧職場跡を眺めたりした。駅近くにあった旧職場は残念ながら、更地となっており、まだ20代前半の私が当時、何を悩み、何を励みに頑張れていたのかを偲ぶことは出来なかった。
道中、玉川ダム(今治市)と黒瀬ダム(西条市)に立ち寄り、マルブンの鉄板ナポリタンを美味しくいただいた。
ただし、自分さがしの旅については、何の成果も無かった。


2022/10/09

2022年10月09日 22時12分29秒 | セロー250関係

昨晩は、新採時の同期3人と近所の居酒屋で懇親会を行った。
定年退職後のソロツーリング完了慰労会も兼ねていたため、話題は北海道の話題が多かった。
家に帰って、40年前の鉄道地図を開いた。
多くは廃線となっている。
バイク乗りの立場の感想としては、道中の道の駅や公衆トイレに転換していて便利だった。
地元の方や鉄ちゃんには怒られそうだけど...


2022/09/30

2022年09月30日 10時44分19秒 | セロー250関係

定年退職後の大イベントである、北海道ソロツーリングが終わって3週間近く経過した。
旅が終わるたび、いつも紀行文もどきを執筆しホームページに公開しているが、やっと転送が完了した。
人生締めくくりの旅という意味合いが強かったため、冷静に自分と向き合って書くことが出来た。
ただし、行程が9日にも及んだため、長文になってしまった。
そこで、目次を作成し、日ごとの行程にリンクするようにした。
また目次にグーグルマップを貼り付けたり、アクションカメラの動画のひとコマを静止画として取り込んだり、自分なりに色々と工夫を重ねた。
次にこのホームページに旅の記録を残せるのは、いつになるのだろうか。



北海道ソロツーリングを終えて

2022年09月12日 21時47分42秒 | セロー250関係
定年退職後の最大のイベントと位置付けていた北海道ソロツーリングが終了した。
7月から既に再就職をしているため、何週間もかけてという訳にはいかなかったが、それでも9日間という行程は、新婚旅行でも経験したことがない長さであったため、37年の会社員生活を総括するには十分な日時であった。
かつてレンタカーで観光地を回った時と違い、名も知れぬような道をたくさん走った。
どの道も、自動車の両輪が通行する内側部分は、牧草と牛糞により茶色に変色し、匂いに満ちていた。
北海道が酪農国であることを実感できた。

9月2日(金)松山→舞鶴(新日本海フェリーで船中泊)
 〃3日(土)小樽着(小樽宿泊)
 〃4日(日)小樽→留萌→宗谷岬→枝幸(枝幸宿泊)
 〃5日(月)枝幸→名寄→和寒→層雲峡→帯広(帯広宿泊)
 〃6日(火)帯広→足寄→阿寒湖→摩周湖→納沙布岬→白糠(白糠宿泊)
 〃7日(水)白糠→襟裳岬→新冠→苫小牧(太平洋フェリーで船中泊)
 〃8日(木)終日太平洋フェリー船中(途中仙台で途中下船)
 〃9日(金)名古屋港→四日市→天理→橋本→和歌山(和歌山宿泊)
 〃10日(土)和歌山→徳島→阿波池田→松山市

通算の走行距離は2,600キロ余り。
帰宅から二日経った今でも体のあちこちが痛い。








一週間後の僕は

2022年08月28日 00時22分05秒 | セロー250関係
定年退職後の一大イベントとして、ずっと前から決めていた、北海道ソロツーリングが、今週の金曜日から開始する。

いよいよ週間天気予報の射程圏内に入り、期間中の道内の予報に一喜一憂する毎日が始まった。

9月2日 金曜日の早朝に自宅を出発し、しまなみ海道経由で 深夜に舞鶴港発の新日本海フェリーに乗船する。
9月3日 土曜日の夜にフェリーは小樽港に到着し、当日は小樽市内のビジネスホテルに一泊する。
9月4日 日曜日 そして今日から一週間後の午後、オロロンラインを経由して、夕方までに、バイクツーリストのメッカである宗谷岬に17年振りに到達している予定。

9月12日 月曜日には職場に復帰する予定である。
逆に言うと、上記宗谷岬以降の行程はアバウト。天候、疲労度、当日宿泊可能施設等に応じて、随時変更していきたいと考えている。

今までの自分からすれば、考えられない精度の低い旅行計画であるが、不安を感じないのは、やはり定年退職後、精神にゆとりができたためであろうか。


ロングツ―リングのシミュレーション

2022年08月14日 22時40分30秒 | セロー250関係
気が付けばもうお盆。
北海道ソロツーリングまで、あと2週間余りに迫った。

先月末からコロナに罹患し、こちらもほぼ2週間、自宅内療養を強いられた。
上記の期間は全くバイクに乗ってない。

そこで、本番に向け、日中の強い陽射しを避けた早朝トレ―ニングを開始した。
午前6時30分。まだ妻は寝息をしている。
彼女を起こさないよう、静かにセロー250を庭から出す。

国道196号まで出た後、道の駅風和里を目指した。

いつもの公衆トイレ前の駐輪場には誰もいなかった。

しかし広い駐車場は、早朝だというのに、半分近く埋まっていた。

あるワンボックスカ―から、歯磨きセットを持った壮年の夫婦が出てきた。
彼らは眠そうな眼をして、トイレに入っていった。

なるほど、これが最近ブ―ムの車中泊か。

駐車場が埋まっている理由に納得した。

セロー250の大修繕

2022年05月26日 22時18分35秒 | セロー250関係

明日、後任が6月から復帰するかどうか判定がある。

2ケ月振りに彼が復帰ということであるならば、私もおよそ2ケ月振りに自由の身になれる。

少し先走っているような気もしたが、6月から小ツーリングの繰り返した後、9月から北海道一周のツーリングが出来るよう、本日午後から3時間の年次有給休暇を取得し、馴染みのバイク屋に、全面的なオーバーホールを依頼した。

主人はいつになくやけに丹念に見ている。

エンジンオイル漏れが認められる。フロントフォークのサスペンションも少し軸がぶれているようだ。ロングツーリングに出かけるのなら、ちゃんと見る必要があるから、2週間ほど預けてほしい。

その後、見積もり金額を連絡するので、合点がいけば修理に取り掛かる。

結構経費が掛かりそうな予感がした。

でも命には代えられない。

 

しかし、万が一彼が引き続き休暇を取得し、6月以降も前の職場で禄をはむ必要が出たならば・・・・

今は考えないことにしよう。

 

 

 

 


四国カルストへ

2022年05月22日 22時23分21秒 | セロー250関係

 アルバイト期間が満了した近い将来、長期のツーリングを予定している。

 準備調整というわけでもあるまいが、4月から一泊二日程度の小ツーリングを繰り返し、心の病により暫く遠ざかっていたツーリングの勘(両ブレーキのバランス、エンジンブレーキとしてのシフトダウンのタイミング、リーンイン、リーンアウト等々)を取り戻そうと頑張っている。

 本日は、自称リハビリツーリングの第3弾、日本三大カルストの一つである四国カルストに赴いた。

 天候に恵まれ、心地よいツーリングを楽しむことが出来た。

 7:50 自宅発

  国道56号線経由

 9:15 西予市道の駅 どんぶり館 着

  県道29号宇和野村線、国道441号、国道197号、東津野川スーパー林道(西線)経由

 11:30 大野ヶ原 着

  西予市側の大野ヶ原は、久万高原町、高知県側の姫鶴荘、天狗高原のようには観光化されていない。

  カルスト台地に広がる草原を利用した乳牛の牧畜業が中心の村である。

  ソフトクリームやチーズケーキ等の販売は、おそらく牧畜関係者が観光季節にのみ片手間でやっているのであろう。

  店員の質素で素朴な応対にはあざとさが感じられず、好感を持てる。

  カップアイスを美味しくいただいた後、西予市側のカルストの名所である源氏が駄馬に登山

 12:30 大野ヶ原 発

  野村柳谷線、国道440号、国道33号

 13:40 久万高原町 ねいろ屋

  荻窪に本店がある醤油ラーメンのおいしいお店で、少し遅い昼食をいただく。

 15:30 自宅 着

 走行距離300キロ少し、体力的にも余裕のある行程であった。 

 


ヤエーについて

2022年05月05日 22時53分19秒 | セロー250関係
北海道では、バイク旅行の1本道ですれ違う者どおし、左手を高く上げて「いいね」サインを交換する習慣がある。
これを誰が言い出したか「ヤエー」と呼ぶ。
 
今日、高知へロングツーリングに出ている。
連休中のため、道中、多くのバイクツーリストとすれ違う。
ここ四国でも、北海道の習慣に倣ってか、親指を立てて来る者がいる。
礼儀として、自分も同じ所作を返しはするが、何の意味が有るのか分からなかった。
 
しかし、須崎から足摺まで人気(ひとけ)の無い長い道中、久しぶりにすれ違うツーリストにヤエーを返した時、理解出来たような気がした。
 
ソロツーリングとは孤独で寂しいものである。
刹那すれ違う見知らぬ相手と同じ動作を交わすことにより、寂しさを共有しあうとともに、孤独な者どおし互いに旅の安全を願っているのでは無いかと・・・
 
本来、もっと前向きな別の意味があるのかも知れない。
 
しかし、私は上記の勝手な解釈により、これからも盛大にヤエーに受け答えしようと思う。
 
 

帰路に就く

2022年04月02日 12時59分03秒 | セロー250関係
昨日からの退職記念九州単独ツーリングを終えて、現在佐賀関港を発進し、三崎港に向けてフェリーを運航しているところである。
四国内も安全に運転し、無事に帰宅したい。
バイクツーリングでの宿泊旅行は、20代後半の城崎旅行以来である。
妻との約束で、高速道路には乗り入れず、下道だけを利用。
松山→三崎港→佐賀関港→大分市→湯布院(宿泊)→別府→佐賀関(現在移動中)

インターネットの普及により、飛行機切符の予約だけでなく、バイクツーリングもすこぶる便利になっている。
フェリーでの二輪+乗員の予約はスマホですべてOKだし、フェリーへの乗船も、車両誘導係に予約した名前を告げると、手元の端末機でピッと手続き完了。
また、楽天モバイルのWi-Fi端末を持参しているので、フェリーの中でも、このように暇つぶしにブログを打つことができる。

定年退職直後、年度初日から一泊二日の旅行の間、今後の生き方を色々と考えた。

昨年度、職場で懇意にしていただいた、元幼稚園園長の臨時職員からいただいた書類の受け売りであるが、人生80年と仮定し、20年ごとに4つに区切った場合、これからの人生は、起承転結の結にあたる。
人生も3/4は終わり、残り1/4となる。

この限りある余生ををいかに悔いなく、他人に迷惑をかけずに生きていけるか、何かしら方向性は見えてきたような気はする。