遍路道

自宅前が遍路道となっているため、白装束の歩き遍路に次の霊場である太山寺までの行き方を訪ねられることがある。
しかし、いつも自動車での行程を教えてしまい、後で申し訳ない気持ちになる。
確かに自宅西の県道を3キロほど北に進み信号のある大きな交差点を西に2キロほど行けば、自ずと目的地には到着する。
しかし、それは外人も含む、彼ら、彼女たちの望む行程、いわゆる遍路道ではない。
そこで、正月の準備も終わり、午後に暇ができたので、散歩を兼ね、歩き遍路の目線でシミュレーションをしてみた。
自宅西の県道を越えると、電柱に赤い遍路さんのマーク。
古い住宅街の細い路地をまっすぐに西に約500メートル。
道なりのクランクに再び赤い遍路マークがそのまま西に進むよう促している。ゴルフ場の打ちっ放しの池、少年鑑別所前等、ついつい誘導マークを見落としそうなデンジャラスゾーンが有ることに気づいた。
年が明け、早春になれば花遍路の季節。
今度訪ねられたら、ちゃんと遍路道を案内してあげたい。

もちつき

昨日御用納めでゆっくりできるかと思っていたら、本日は朝早くから餅つきを手伝わされた。
分家の分までつかなければならないため、鏡もち→お地のしさん（庭の神様）の小餅→すやもち(ふつうのもち)→おふく(もちにご飯をまぜたもの)→餡もち(すや、おふく)→海苔もち(すや、おふく)→かき餅(ごま+たまご)まで終えたら、午後１時を過ぎていた。

人件費と時間のことを考えれば、近くのスーパーで買った方が安いのに・・と思うが、口には出せない。

自家用車

ゴルフトゥーランと三菱ＥＫワゴンに１０年以上以上乗り続けている。

ＥＫワゴンの方は、今治勤務となった時以来だから、もう１５年近くになる。
ずっと夏ミカンの山の小作をお願いしていた方から、ご高齢を理由に返却された。
そのため、除草、消毒等の土地の管理を自分たちでしなければならなくなり、この車を利用している。

ミカン畑は、頂上の電波塔保全用に作られた、未舗装の狭い山道の途上にある。
古い車だから多少の擦り傷は気にしないが、急こう配の山道のため、パワー不足は否めない。
雨の後で道が滑りやすくなっている時は、妻がアクセルをフルに踏み込み、自分は下車して後ろから車体を押さなければならない時もある。
妻が、もしも悪意でアクセルから足を外したら、結構大変な事態になるんだろうなあ・・・などと頭の片隅で考えながら、両手で目いっぱい車体を押すと、深い轍から抜け出し、畑脇の駐車スペースに滑り込む。

恐らく自分が退職するまでは、このＥＫワゴンをだましだまし使用続けていくことになるのだろう。
しかし、時間的にも精神的にもゆとりができて、本格的に畑仕事に力を入れることが出来る時期が来たら、中古で良いから四駆の軽四に買い替えたいと考えている。

素面の忘年会

体調が優れなかったが、宴に操を立てるため、無理を押して忘年会に出席した。
ただし、酒は控え、ウーロン茶で皆に調子を合わせた。
その気になれば、場の雰囲気に合わせて、素面でも「酔える」ことが分かった。

宴の後、市内電車に職場に戻り、バイクで帰宅した。

この三連休は布団にこもることになりそうだ・・・

少し病む

風邪をひいたのだろうか？
頭が重く、鼻水がとめどなく垂れる。しかし、食欲は落ちていないので、何かのアレルギーかも知れない。
花粉症には早すぎる。思い当たるとしたら、最近職場の暖房が稼働し始めたことぐらいだ。
家庭の空調機器類のようにはマメにフィルターを掃除していないため、始動時には、蚊を初めとする小昆虫の死骸群が舞い降りてくる。
花粉症である自分にとって、これらの飛沫が内粘膜に付着し、トリガーとなっているとしたら・・・・

根拠の無い妄想はともかく、頭の痛みに耐えかね、２時間早退した。

明日は職場の忘年会。　
忘年会に出席するのが嫌なため、今日の早退を伏線にしてずる休みしたと思われるのも面白くない。
いかなる病状であろうとも、明日はとりあえず出勤、本音は心の奥底に沈め、愛顔（えがお）で宴に臨みたい。

忘年会

市内中心部のかに料理屋で家族の忘年会を開催した。

一人2300円（税抜き）で、二時間コースのランチを美味しくいただいた。

昼下がりではあったが、長男がワイン、次男が七折梅酒を飲みたいと言うので、私もチューハイを頼んだ。

宴を満喫した後、店の外に出ると既に薄暗くなっていた。
年末の菓子を買うため、酔い覚ましも兼ねて、三越まで歩いた。

老舗デパートの地下はクリスマス一色に彩られていた。

久し振りに街に来た義母はテンションが上がったのか、とらやの羊羮をポンポン買っている。
一万円札が何枚消えていくのか、ドキドキした。

年末の戯れ言

妻との交渉が成立したため、アマゾンで21.5型のモニターを購入し、ノートパソコンとHDMI端子で接続した。
ノートパソコンでインターネットを眺めながら、気に入った図柄をデジタイザーペンでモニターに書写し、当面は画力の向上（復帰？）を図る計画であった。

しかし。

両方の画面とも同じ表示か、片方の画面だけの表示しかできなかった。

デュアルモニターの「拡張」という機能が、それぞれの画面で別々の操作ができる事と勘違いしていた。
チューナーに相当する部分が1台しかないのだから、当たり前だ。

2014段階の筆圧機能の感度は素晴らしい。暫く途絶えていた感覚が少しずつ甦ってくる。

画板とにらめっこしていた少年時代の写生大会を思い出した。

雨の１日

本日は、石手川でのボランティア清掃に参加する予定であったが、雨のため中止となり、無為な１日を過ごした。
居間でこたつに足を埋め、パソコンの通販サイトを眺めながら、冬のボーナスの使い道を考えていた。

ASUS製で8インチのWindowsタブレット1台保有している。
デジタイザー機能があり、お絵かき用のおもちゃとして重宝していた。しかし、最近突然筆圧感知機能がが作動しなくなり、ソフトのクリップスタジオが使用不能。
インターネットで調べると、この機種でたまに起きる症状で、対処方法は無いらしい。
タッチパネルのタブレットとしては使用できるのであきらめていた。たまに絵を描きたくなった時には、昔購入したワコムのイントゥスで人物や風景などを書いてみた。
しかし、パソコンの画面を見ながら手元のボードでデジタルペンを滑らせるのは、どうにも性に合わない。自分で絵を描いているという実感が無い。

そのような中、冬のボーナスの使い道として、大画面のデジタイザー対応のモニターを購入し、メイン機の富士通パソコンとHDMI端子と接続する構想が沸き上がってきた。

今晩、妻に相談する。