定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

大きな局面

2016年10月12日 20時56分31秒 | お仕事関係
本日午前中、今まで30年勤続の中でも超弩級の兄弟クライアント(クレーマーとは言えない)と応対した。
昨夜は本日の応対のシミュレーションが頭の中でリフレインし続け、1時間置きに目が覚めた。

急きょ鹿児島から駆け付けた兄は、カタギで無い方々と斬った張ったを繰り返す手練手管。
一方大手出版会社で地元の支社長をしている抜け目の無い弟。

どんなに装ったって化けの皮が剥げてしまうと思い、我々が考えた対応策のメリット、デメリットを包み隠さず話した。

ここで具体的に話すわけには行かないが、デメリットについては、我々が兄弟の財産を譲ってもらうためには、一度無償で地元団体に払い下げてもらわなければならないという、
失礼極まりない内容。プライドの高い人なら、怒ってその場で席をたってしまうであろう。

しかし、相手の懐に入っていく直球勝負が功を奏したのか、次に地元団体の代表の方と面会するセッティングまで段取りをしてくれることとなった。

20年近く塩漬け状態の案件が、いまだ表皮部分だけではあるが、少しずつ融解し始めた。

ということで、自分へのご褒美として、妻が漬けてくれたくれた梅酒をちびりちびりと堪能しているところである。

塩狩駅

2016年10月08日 20時14分36秒 | 友達
宗谷本線の塩狩駅が近いうちに廃止されるらしい。

2年前、心が少し病んでいた時、三浦綾子さんの「塩狩峠」をバイブルとして持参し、一泊二日の強行軍で道央旅行をした。
三浦綾子記念館を訪れた後、少し雪が積もった無人の塩狩駅待合室でのひと時、自分の将来を思索した結果、辛うじて再生することが出来た。
そして今年の春から、別のベクトルで、心身が悲鳴を上げている。
好きな漫画の大人買いなどにより、自分をだましだまし、辛うじて心の平安を保ってきた。

おぼろげに11月、稚内から旭川に宗谷本線を南下して、再び塩狩峠を越えて塩狩駅を訪ねる小旅行を構想していた。
塩狩駅が存続しているうちに、ぜひとも実施したいと考えている。


大人買い

2016年10月01日 20時30分44秒 | 友達

この一ヶ月で本棚の上段3列、藤田和日郎さんの作品を大人買いした。
すっかり散財してしまったが、もう長編は制覇したので、後はチマチマと小買で対応可能となる。
藤田さんのライブラリーが完成するまで、失礼ながら、同じ旭川市出身の寺沢武一さんの作品で本棚の隙間を埋めさせて頂こうと思っている。