退職旅行

オミクロン株はまだ収束の兆しが見えない。
お堅い我が職場にとって、この時期の県外旅行は決して望ましいことでは無い。
もし、発覚すれば、処分の対象にすらなり得る。

しかし、３０年もの間、自分を支え続けてくれた妻に感謝を込め、今月いっぱいで定年退職することを表向きの理由として、夫婦だけの退職旅行を敢行した。

ありがたいことに、年次有給休暇は３０日以上余っている。
ただし、年度末の慌ただしい時期であるため、３連休の最終日に年休１日を加えた、一泊二日が限界であった。

行先は、長男「あつ」が４年間を過ごしたため、妻にとって思い出深い、北の大地に決めた。

詳細はホームページに残す予定であるが、道北から道東をレンタカーで満喫することができた。

旅行から帰ってきて、妻は目尻に小じわを寄せて「ありがとう。楽しかった。また連れてってね。」と言ってくれた。

私は、この女性と添い遂げれることを実感した。