定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

バイク修理

2013年06月19日 20時40分55秒 | セロー250関係
昼休み、「修理が完了した」と馴染みのバイク屋さんから連絡が入った。
本日は、ノー残業デーであったため、帰途、会社から徒歩で10分程のバイク屋に立ち寄り、後部の荷台に備え付けていたレインコートを着てそのまま自宅に帰ってきた。
修理代金56000円也は持ち合わせていなかったので、土曜日に収めさせてもらうこととした。

自宅までの巡行運転。相変わらずの腕前である。サイドの凹みについては、まるごと取り替えたのだから、原状復旧したのは当たり前だとしても、驚くべきは、オーバーホールされたエンジンとクラッチワーク。まるで、新車を操縦していたときのような鮮やかな感触に、感動を覚える。

自宅近くにバイクの量販店があるが、少し場所的には不便であっても、自分がバイクに乗り続ける限り、あるいは少し不愛想なバイク屋の主人が元気である限り、くら替えをすることはないのだろう。



バス通勤

2013年06月18日 21時25分13秒 | お仕事関係
バイクが修理中のため、会社への往路は妻で自家用車で連れて行ってもらい、復路は路線バスを使っている。
田舎のため、午後9時前のバスにもなると、殆ど乗客はいない。
クーラーの効いた、閑散とした車内で、色々と妄想を重ねる。
バイクに乗りながら、同じレベルで妄想していたら事故を起こしてしまう。

修理までの当面、復路の妄想が続く。

修理中

2013年06月17日 20時21分37秒 | セロー250関係
社屋の耐震強化工事に伴い、わが社では、既存の駐車場を流用した、中型二輪専用の職員用の屋内駐輪場が、にわかに出来上がり重宝していた。

今から2週間ぐらい前から、走行中ににカラカラという不協和音が聞こえ始めた。一過性のものかと思っていたが、いつまでたっても消えないため、土曜日に仕事を終えたのち、なじみのバイク屋に持ち込んだ。バイク屋の若い兄ちゃんが、店の回りは2~3分程走ってきてから、
「プラスチックのエンジンカバーが割れています。転倒した後がないから、どこかで隣のバイクが出し入れする際にやったのでしょう。」
ということであった。
今まで気付かなかったが、店員に言われてみると、みごとに凹んで断裂してしまっている。

割れて変形したエンジンカバーがチェーンに接触して妙な音を立てていたものであり、しばらくそのまま走行していたため、チェーンのスプロケットも伸びてしまっており、交換を要するとのこと。

この1ケ月間、自宅と職場しか往復をしていないし、自宅では庭を出るまで障害となるような物はない。

となれば、職場の駐輪場しか考えられない。

ぶつけた本人気付かなかったのかなあ。

田舎にしては、真面目で堅い人たちが揃っていると言われている職場なんだがなあ・・・



後日、バイク屋から56000円也の見積書が届き、ドコモのガラケーをスマホに交換する野望は打ち砕かれた。

カシオペアの丘で

2013年06月02日 22時04分44秒 | 家庭関係
本日、長男が1発目の就職試験を終えた。
自分の大学4年の頃を想起していたら、大学のクラスメートであったK.S君の小説、「カシオペアの丘で」を読み返したくなった。

----以下、早稲田大学教育学部の在校生及びOBにしかわからない一節---

僕は植え込みを縁どる円形のベンチに座って、校舎をぼんやりと見上げる。
キャンパスの中の他の校舎は半分近く建て替えられていたが、この十六号館は学生時代のままだった。
(中略)
授業時間なのだろう、十六号館前のロータリーは閑散としていた。
背広姿でロータリーにいると、もっと居心地が悪いだろうかと思っていたが、ぽつりぽつりと校舎を出入りする学生たちは僕に目を向けることなく、おしゃべりをしたり、イヤホンで音楽を聴いたり、携帯電話で話したり、メールを打ったりしながら、ベンチの前を通り過ぎていく。

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7年振り位に読み返したのだが、図らずも、自分のサラタビの東京編と似通っている表現がある。
社会人になってからの大学の郷愁については、大小説家でも、田舎の会社員でも、それ程大差はないのかも知れない。

就職試験

2013年06月02日 15時03分39秒 | 家庭関係
本日は、長男あつが地元の就職試験のために一時的に帰省をしている。

裁判所の職員の試験らしいが、なかなか難関らしい。

この後も、地元、北海道、東京で次々と試験が控えている。


自分が働いている地元の会社も選択肢の一つとして、考えているとのこと。

もう少し自分が出世していれば、関係方面に働きかけて、少しは力添えしてやれる部分があるのかもしれないが・・・・

ただの漫画オタクとして情けない。

丸腰

2013年06月01日 16時30分50秒 | お仕事関係
これも昔の話である。

郊外にある施設の庶務係で働いていたことがある。

20人余りの小さな施設で、施設長のリーダーシップのもと、社員全員が一体となった風通しの良い職場であった。

隣の席に、施設の機器類や植栽の管理等を行う若い業務員がいた。


すこぶる気立ての良い人間で、パソコンに堪能で、おりしもウインドウズ95創生期、わざわざ自宅まで来て、一晩がかりでデスクパワーをインターネット接続してくれたりしたこともあった。
まだ、表計算ソフトの主流がロータス123であったころ、エクセルの操作方法についても彼から教えてもらった。

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数年後、彼が別の職場において、そこのある社員と馴染むことが出来ず、経緯はともあれ、相手を殴ってしまった。

相手は会社の組合経由で、マスコミへのリークもちらつかせながら、本社に、非組合員である彼の処分を糾弾してきた。


わが社は社員の暴力沙汰に非常に敏感な職場である。



「組織」としての守りに入った本社では、規定に基づき懲戒免職案を諮問した。


その諮問会のメンバーの中に、当時の施設長が、かなり権限ある立場として加わっていた。


事務局から、懲戒免職案を提案し、予定調和の中で終わろうとしたとき、当時の施設長が

「丸腰で戦場に追い出すのか」と一言。


彼は、勤務年数に応じた退職金をもらってわが社を去った。