定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

「テツ」では無いけれど・・・・

2013年03月31日 20時26分07秒 | 旅行関係
本日は、平成24年度最終日の余韻に酔って、もう一題。

同僚が紹介してくれてるとおり「テッチャン」では無いけれど、旅行は大好きです。

そのため、10年以上前に小学館のビッグコミックに投稿した作品:「奈義のいた村」(前回ブログで照会した「伊豫國風土記」とは別)の表紙は、JTBの「旅」に掲載されていた写真をアレンジしました。

しかし、「テッチャン」では無いため、何の列車(キハ○○系とか)か皆目検討が付きません。

「テッチャン」ならば、瞬時に判断出来るのでしょうか?

誰か教えてください。

部下との別れ

2013年03月31日 20時06分30秒 | 旅行関係
平成24年度最終日

明日から別の部署に配属される部下の女の子が仕事を積み残していたので、昨日、今日と出勤し、手分けして捌いた。
賢い子なのだが、自分同様生きることが下手で他人に利用ばかりされていたような気がしていた。
五時前に仕事が片付き、あいさつをして帰ろうとしたとき、逆に餞別(スポーツソックス:意図は不明)をもらってしまった。
何か気が利いた事を言おうとおもったが、何も思い浮かばなかった。
ただ、彼女が少しでも楽な仕事を出来るように願い、最後に
「ちゃんと主張すべき時は主張して、最後の自分を守れ。便利屋になってはいかんぞ。」と花向けの言葉を送った。

すると、図らずも彼女を泣かせてしまった。

その時、再び10年以上前に小学館に投稿した作品のラストシーン近くの1ページを思い出した。
(参考添付)
家に帰って原稿を見てみると、何故か見事にオーバーラップしていた・・・・・

とにかく頑張れ!

花は咲く

2013年03月24日 14時35分56秒 | 家庭関係
今年も庭に桜の花が咲いた。

今から19年前の晩春、ボランティア活動をしている職場の仲間から何本か桜の苗木をもらった。
ちょうど夏には子供が生まれる予定であったので、二人の子供の武運長久を祈念して、庭に2本植樹した。高さ50センチ程のいかにも一本の折れ枝にしか見えないような弱々しい苗。
盛夏には雑草に紛れてしまい、消息不明の状態。
晩夏には次男が無事に誕生した。長男次男の名前の一部を冠して「あつこう桜」と命名した。どちらが「あつ」で「こう」かは忘れてしまった。

あれから19年。「あつこう桜」は成長した。家が市道に接しているため、花の季節には、家族はもとより、近所の散歩する住民の方々の心までなごましてくれているそうである。(行き着けの散髪屋さんのリップサービス)
また、家の前の市道は、四国88ケ所参りの歩き遍路の遍路道となっているため、白装束のお遍路さんが立ち止まって眺めている光景も何度か目にした。

本日、急遽、近所のスーパーで家族4人分の弁当を買い込み、桜の木に面したサンルームを桟敷に見立て、にわか花見の昼食を行った。

花が終われば、毛虫に悩まされることとなるが、この花見の季節だけは、あつこうの記念樹のお蔭で、少し豊かな気持ちにさせてもらえる。

いわしげ孝さんを悼む。

2013年03月23日 20時29分47秒 | 家庭関係
30代後半以降、大きな挫折からの立ち直りを試みようとしていた時期、歯医者の待合室においてあった「ぼっけもん」
鹿児島市出身の主人公浅井義男と徳島県阿波池田市出身の秋元加奈子が東京の夜間大学で知り合い、不器用でカッコ悪い青春を繰り返しながら、最後には目出度くゴールイン。ラストシーン近くで、妊娠した加奈子がおなかの赤ちゃんを気遣い、そっとおなかを撫でるシーンが印象に残っている。

この作品は、ヘコんでいた、当時の自分の琴線にヒットした。

すぐに通販で全巻購入し、以降この作品は自分のバイブルとなった。

当時我社にしては、暇な事務所に配属されていたことから、この作品を完全に意識した内容の漫画を、身の程知らずにも、小学館のビッグコミックスピリッツに投稿した。
当然落選。小学館からの落選通知にはオレンジ色の縁取りが有り、仏壇の遺影を連想させた。

その後、通勤途上のバイク事故により、4ケ月の休職。

時間が有り余る入院生活では、読書と妄想を繰り返し、懲りもせずに次の投稿作品の構想を練っていた。

退院後、再び投稿。交通事故により死生観が変わったこともあり、少し枯れた自分は、過去に「ぼっけもん」の連載していた、本陣「ビッグコミック」に投稿した。
画力の無さなど全く気にしていなかった。
何かに取り憑かれたように、何種類もスクリーントーンを買い込み、殆ど夜も寝ずにGペンを走らせた。完全に本業と入れ替わっていた。
前回の投稿と違い、今回はいつまでたっても小学館からの通知がなかった。
通知がないまま、半年に一回の発表が紙上で行われた。入選、準入選、佳作を含め、当然自分の名前はそこにはなかった。
それから数月しても通知が無いため、小学館に連絡を入れて原稿(そんなおおげさなものではないが)返却してもらった。当時電話で応対してくれた担当者は何か奥歯にものが挟まった様な、微妙な対応をしていた記憶がある。何か会社の事情が有ったのだろう。

-----------以下その作品のアウトライン------------
舞台は東京。
気が弱く要領の悪いサラリーマンが、暗い誰もいない鍵のかかった会議室の中で、執拗に上司からのパワハラ(実技指導)を受けている。追い詰めらた人間は本能的に逃げ道を探す。最初のうち、彼はその逃げ道として、鍵のかけられた会議室入口のドアノブに視線を向けていた。しかし、連日繰り返される上司の「指導」に、彼の精神はすこしずつ崩れ始めた。「指導」の最中に、無意識に逃げ道を探す彼の視線は、いつのまにか入口のドアノブから、向かいのビルが見える大きなガラス窓の枠に、自然と視線が泳ぐようになってしまっていた。
或る夜、帰途、自分の周りに昆虫のような複眼をもった白いこびと達が羽音をたてて飛び回っていることに気付く。こびと達は、自分の頭と同じくらいの大きさのカエルの卵のようなものを投げ合って楽しそうに戯れている。彼は幻覚である事に気付きつつも、痛みきった自分の精神がそろそろ限界の時期を迎えていることを知る。
こびと達にいざなわれた彼はいつの間にか車道に飛び出してしまっていた。彼の正面に急速に近づく自動車のヘッドランプ・・・・・

地方の外郭団体に単身出向した彼は、地方の緩やかな人と時間の中で、特に前向きで勝気な一人の女性アルバイト職員との出会いにより、少しずつ再生していく。

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一作目のストーリーとは方向性が全く違っていたが、この投稿作品にも「ぼっけもん」に対する強いオマージュが有った。

こんな自分にとって、今日の訃報は本当にショックだった。

心からご冥福をお祈りします。

 

部下の女の子

2013年03月22日 22時09分35秒 | お仕事関係
本日は、課の送別会。
休日こっそり出勤して、仕事に穴を開けないように頑張ってくれていた部下の女の子も4月1日で別の部署に配属されることになった。

この一年、少しドンくさい女の子に妙に惹かれている自分がいた。
何故なのかずっと悩んでいたが、先週の土曜日に、初めて二人で一緒に喫茶店で昼食を食べにいった時、ピンと来た。

10年前にビッグコミックスピリッツに投稿したキャラクターに酷似しているのである。

写真はその投稿漫画のワンシーンである。

ヘタレでアカの他人の二人が某宗教団体の差し金で、喫茶店で落ち合うことになる。
当然お互い噛み合わない会話を少しずつ重ねていくうちに、二人ともその宗教団体の実験台である事に気付く。

さっさと喫茶店を出ようとする二人。

どんくさい男は、立ち上がった瞬間、体の一部がテーブルの上の砂糖壺に接触してしまう。

喫茶店全体に響くような大きな音を立てて割れる砂糖壺。

男は過去の類似事例を思いだし、自己嫌悪の中、しゃがみこみ割れた砂糖壺のかけらを拾う。

すると、テーブルの底を俯瞰するアングルである筈なのに人の気配を感じる。

視線をそちらに移すと、アカの他人の彼女が一緒にしゃがみこんで、黙々とガラス破片や撒き散らされた砂糖を拾ってくれていた・・・・・

先週土曜日の昼食の際、この架空のヒロインが部下の女の子と完全にリンクした。



明日ももしかしたら、彼女と昼食を共にするかもしれない。

少しドキドキしている自分が、漫画の男の主人公同様、ヘタレであることを痛感させる。



今年何回目の送別会・・・

2013年03月16日 00時56分21秒 | お仕事関係
 本日は、地元のカニ料理店で、エンジニアが大多数のわが社において、数少ない事務屋で、かつ支社の第一線で活躍いただいた方が定年退職されるため、送別会を開催した。
 わが社に料金を支払ってくれるクライアントの中には、クレームを宗とする方々も沢山いる。
 それらの苦情を本社に振ることなく、防波堤となってくれていた方である。
 宴の後。
 律儀な方で、最後までどうしても割り勘にしてくれと言われていたが、そうなると今回の宴の趣旨に反するため、何とか得心いただいた。

 なお、カニ料理店については、昨年10月「あつ」の住む札幌市の「かに本家」で食事をして以来。
 南国のカニ料理に少し偏見を持っていたが、北国のそれと同様に美味であった。
 昔に比べて、チルドでの輸送技術が余程進歩したんだろうなと思った。
 

宇和島に行った。

2013年03月10日 20時44分09秒 | 旅行関係
本日、曇天ではあったが、雨は今日一日なんとか持ちこたえてくれそうだったので、宇和島まで家族でドライブに行った。

高速道路が延伸したおかげで、自宅を9:40分に出発したが、11:10分には宇和島城麓の駐車場に到着していたので、移動時間は1時間30分。

幕末。私が住む松山市は葵御紋の親藩。当然佐幕派。長州と土佐に睨まれ、とっとと白旗をあげたから、会津藩のような悲劇にならず、江戸時代に再築されたという天守閣は焼け落ちずに済んだという。


同じ愛媛県においても南予の宇和島藩は、四賢侯の一人である伊達宗城を藩主とし、松山藩とは違った幕末から明治維新に掛けての歴史を有している。

宇和島城が幕末に焼け落ちず、現在に至るまで当時の天守を残しているのは、松山城とはまた違った歴史によるものかもしれない。

そのような感慨を夢想しながら小山を上り天守に向かう。

古い石段が苔むし、歴史を感じる。

天守前の広場では、既に彼岸桜が散り始めていた。

200円を支払った後、松山城に比べると、かなりコンパクトなその天守に入る。

天守の壁には100名城の写真が貼られている。
1階には、宇和島城の骨組だけの大きな模型が据え付けられている。
他には、3層となっているその天守には、四方の壁に日本の100名城の写真が貼り付けられているだけの極めてシンプルな内装。

一般の城で飾られている、武具、火器の類の展示は無かった。

天守から少し降りたところに宇和島市資料館があったが、ここにも飛脚の振り分けや江戸時代の農機具が置かれているだけであった。

何故なのか少し悩んだが、それらの類はすべて、近くの伊達博物館に飾られていることに後で気づいた。

宇和島に行く

2013年03月09日 20時21分43秒 | 旅行関係
「こう」の受験が、結果はともあれ終わり、明日は家族4人ともフリーの状態であるため、久し振りに遠出することになった。

旅をするにはテーマが必要である。

今回の内容は城めぐりということで考えている。
日本には、幕末の動乱や第二次世界大戦の戦災等を免れた現存天守閣が全部で12有るが、うち4つが四国にある。
松山城(愛媛県松山市)、宇和島城(宇和島市)、丸亀城(丸亀市)及び高知城(高知市)である。
この中で、宇和島城だけあつこうを連れて行ったことがない。
高速道路が宇和島市まで延伸されたこともあり、天気も何とか持ちそうなので、最寄りの道の駅に立ち寄りなどししながら、春の休日を有効に使いたい。

卒業旅行

2013年03月03日 18時13分33秒 | 家庭関係
次男「こう」が、3月中旬、友達と卒業旅行に九州に行くという。

大学受験の結果は思わしくなくとも、高校は一昨日卒業出来た。

書き殴りの大学ノートを見せられ、友達と具体的な打ち合わせをするので、エクセルで旅行の行程表を作成・印刷してくれと頼まれた。

プランの詰めは甘いが、なかなかよく考えている。(親ばか)

初日(夜) 松山観光港 → 小倉港(浅野港)
2日目   小倉港 → 博多市 → キャナルシティ博多 (博多市のネットカフェで宿泊)
3日目   博多市 → 別府市 → (別府杉乃井ホテルで宿泊)
4日目   別府市 → アフリカンサファリ → 別府市 → 別府港 → 八幡浜港 → 松山

時刻表やインターネットを見ながら、移動手段、料金等の肉付けをしてやり、体裁を整えて打ち出してやった。

奇を衒う

2013年03月02日 23時19分59秒 | お仕事関係
 学生時代の自分の生き様を一言で言い表せばこうなるのだろう。

 田舎者が都会で暮らしていくため、意識して、変わったキャラ、尖ったキャラを演じてきた。
 天然では無い。
 回りの者も気付いてはいたのだろうが、それでもなんとか時は流れていった。

 しかし、社会人になると、その薄っぺらい仮面は剥離した。
 作られた人格が通用するような甘い世界ではなかった。

 そこで、正直に生きることにした。
 地味で面白味の無い、本来の自分をさらけ出すことにした。
 
 それでも有難いことに、会社で仲間も出来、嫁ももらえた。


 先日、仕事で上京する機会が有り、久し振りに大学時代の仲間と酒を飲んだ。
 今更昔のキャラも思い出せないため、素で宴に臨んだ。
 
 楽しいひと時を過ごすことが出来た。

 職場で女子によく「自意識過剰」と言われる。

 たかが素人ブログである。最後に文章をまとめるつもりなど毛頭ない。