映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

「アニー」

2015年09月19日 | 日記

         

                            ↑ ちらっと見えるのが私です。(1982年)

             

     私は大映から離れて玩具メーカーに勤務している時期の1982年に、会社から言

     われてバービー人形などを製造しているアメリカのマテル社をはじめ、各地を見

     学しました。

     丁度ロスアンゼルスに行った時に「アニー」がチャイニーズ劇場で上映されてい

     て見ることが出来ました。ブロードウェイでミュージカルとして「アニー」が評判に

     なり、映画化されて上映中だったのです。それから何度も舞台で上演され、映画

     化もされていますが、今年の1月に日本で公開された「アニー」最新作は、物語

     を現代のニューヨークに舞台を移し、「ハッシュパピー バスタブ島の少女」で史

     上最年少のアカデミー主演女優賞候補となったクワベンジャネ・ウォレスを迎え

     て、新たに映画化されたものです。

     そういうことで、私は長い間「アニー」と付き合っていることになります。

  

   
                  ↑ この写真は最近です。

 

 

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映画 「黒衣の刺客」

2015年09月18日 | 日記

   

     八世紀の後半、唐の時代の中国を舞台にした台湾の名匠ホウ・シャオシェン監督

     の初となる武侠時代劇です。

     運命に翻弄される女刺客を「トランスポーター」などで国際的に活躍しているスー

     ・チー。命を狙われる暴君の田委安に「レッドクリフ」のチャン・チェン、女刺客を

     助ける日本青年に妻夫木聡が出演しています。

     第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、監督賞を受賞した作

     品ですが、日本ではディレクターズカット版での公開となり、インターナショナル版

     ではカットされた日本での撮影シーンや、女優の忽那汐里が出演しているシーン

     は見ることが出来ません。

 

     衣装・美術・撮影・音楽と一つ一つ取り上げると見どころはあるのですが、どうに

     もならないテンポと編集に見ていて辟易とします。日本公開では上述のように、

     かなり編集し直しているのだそうですが、それでも苛立ちます。

     映像も美しい絵葉書が動いている感じになり残念なことだし、折角出演している

     妻夫木聡も再編集のためか冴えません。

     カンヌで監督賞を獲った作品だそうですが、どこから見ても合点が行きません。

 

 

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楽しかった旅の一コマ (76) シェイクスピアが生まれた町

2015年09月17日 | 日記

 

      

            ↑ この建物は市役所です。

 

     今回はイングランド中部にある町で、シェイクスピアの生誕・永眠の場所として

     有名な美しい川辺の町ストラトフォード・アポン・エイボンです。白鳥が戯れるエ

     イボン川の流れるのどかな田園風景がひときわ目立つ町で、16~17世紀に建

     てられた木造建築が並んでいます。

     河畔に建っているシェイクスピアの銅像、その後方に見える建物がロイヤル・シ

     ェイクスピア・シアターです。

 

     この場所から歩いて約15分くらい、町の中心部にシェイクスピアが誕生から青年

     期までを過ごした家があります。家の中にはその時代の様子が再現されていて、

     父親が営んでいた手袋工房や、一家が寝起きしていたベットルームなどが見学

     出来ますし、庭には花が咲き誇っていました。

     私たちのように、少しでも文章を書く者にとって、自身の精進は当たり前のことで

     すが、ここでシェイクスピアと同じ空気を吸うと、いいことがあるかもという感覚に

     なるから不思議な場所です。

 

    

 

 

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映画 「ピース オブ ケイク」

2015年09月16日 | 日記

    

     俳優の田口トモロヲが「アイデン&ティティ」「色即ぜねれいしょん」以来6年

     ぶりに送り出した監督第3作は、ジョージ朝倉の人気コミックの実写化で、現

     代女性の恋や悩みを描き出した内容です。

 

     主人公・志乃を多部未華子、その相手役の京志郎を綾野剛が演じるほか、松

     坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉といった異色キャストが集っています。

     正直言って思ったより良かった作品です。残念なことは演出がやや未熟で、少

     し頼りない場面や、もどかしい場面があるものの、この監督の将来性は有望と

     言ってもいいと思いますし、脚色が上手くアニメ原作の実写化では成功した方

     でしょう。

     今までとは違い一皮むけた多部未華子の演技を見ているだけでも楽しいので

     すが、オカマ役初挑戦の松坂桃李をはじめキャストが新鮮だし、技術スタッフ

     も昨今の作品の中ではとても良かったと評価します。

 

 

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映画 「奇跡の2000マイル」

2015年09月15日 | 日記

   

     1977年にラクダの扱い方を習い、4頭のラクダ、愛犬とともにたった一人でオ

     ーストラリア砂漠2000マイル(約3200k)を踏破、インド洋までを7ケ月かけて横

     断したという20代半ばの女性の実話を、「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・

     ワシコウスカ主演で映画化したオーストラリアのロードムービーです。

 

     監督は技巧派のジョン・カラン。撮影は女性カメラマンのマンディ・ウォーカー

     が担当、大型画面に適応するようにとデジタルではなくフイルムカメラで撮影

     されたものです。

     それだけの映像効果は確かにありますし、ひたすらに苦しい砂漠の旅に挑戦

     するヒロインの姿に感動を覚えます。

     ただ数日前に見た「わたしに会うまでの1600キロ」と似ている作品ですが、こ

     ちらの作品は主人公の動機が説明されないままなので、ミア・ワシコウスカの

     熱演は買いますが、前作に比べて印象や感動が少しばかり低くなるのは仕方

     がないでしょう。

     途中まで案内役の先住民族アボリジニとのやりとりは面白いのですが、もう少

     しドラマチックに展開させる演出があった筈だと少々残念に思っています。

 

     PS: 今まで作品紹介で物語の概略を書いていましたが、思う所があってカット

        し、私の感想を広げました。どうかご意見がありましたらご指摘ください。

 

 

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