「パックマン」をはじめ、30年前に大流行した色々な人気ゲームのキャラクター
に変身して侵略してきた宇宙人に対し、地球の危機を救うためオヤジとなったか
ってのゲームオタクたちとのバトルが繰り広げられる、不思議な戦いを描いたSF
コメディです。
監督は「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス。パックマン、ドンキーコ
ング、ギャラガ、スペースインベーダーなど、日本生まれのゲームキャラクターも
多数登場します。
宇宙人と交流しようと30年前にNASAが宇宙へ発信した映像の中には、当時大
流行していたゲームの映像が含まれていた。ところが、その映像を受信した宇
宙人が、友好のメッセージではなく宣戦布告だと勘違い。地球が発信したゲー
ムのキャラクターの格好で現代の地球を侵略してくる・・・というアイデアは面白
いのですが、結果は大人向けか子供向けなのか、さっぱり判らない中途半端な
レベル作品になってしまっています。
パックマンの生みの親である岩谷教授が登場する場面が一寸面白かったぐら
いで、昔のゲームファンにとっては懐かしいでしょうが、それ以外の人はどこに
面白さを見つけ出すのだろうかと心配になりますし、肝心の物語自体が陳腐
です。