kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

映画「ひろしま」

2013年08月07日 | データ
神田・神保町を徘徊していたら、
岩波ホールで上映されている映画「ひろしまー石内都・遺されたものたち」のポスターが目に入った。
くしくも8月6日である。
アメリカ人監督のドキュメンタリーだそうだが、「事実を知らなければ」と思うものの、見る気にはなれない。

と、夜、NHKTVニュースウォッチ9で、幻の映画「ひろしま」なるものを紹介をしていた。
1953年、日教組プロ製作・関川秀雄監督の劇場用映画である。

岡田英次、月丘夢路、山田五十鈴、加藤嘉など、そうそうたる俳優陣。
しかし、あまりにリアルで反米的とみられ、
大手の劇場で上映されることはなかったという。

それが、この日、再公開活動の一環として名古屋市公会堂で公開された。
調べたら、昨年、調布市でも上映されているのだ。
知らなかった。

ニュースでは、当時エキストラで出ていた女性が、これまで封印していたものを、
風化させてはならないと、NHKの取材を受けたようだ。

映画の一部分が紹介されたが、それだけでも、ドキュメントと思えるほど、目をそむけたくなるようなシーンだった。

関川秀雄監督、後に山崎豊子の「白い巨塔」を最初にテレビドラマ化した骨太の監督である。

いろんなことが暑苦しい夏、こうした話題に合うのはヒマワリしかないと思う。




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2 コメント

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ひまわり (ハイジおばさん)
2013-08-07 08:19:46
「こうした話題に合うのはヒマワリしかない」!
素晴らしい感性ですね。
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苦し紛れ! (kazu)
2013-08-07 22:43:46
ハイジおばさん

コメントありがとうございます。
書きたくて始めたものの、さて、写真はどうするか。
ポスターは撮ってないし・・・
苦し紛れです。
コスモスも考えたのですが、それではあまりに感傷的過ぎる。
復興支援ソングの「花は咲く」のようにはしたくないし…
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