日本橋高島屋前の古美術・陶芸ギャラリー「壺中居(こちゅうきょ)」に、今や有名陶芸家となった元首相・細川護煕さんの作品展を観に行った。
この骨董店、白洲正子が、小林秀雄や青山二郎と出会い、目利きとして苛められ育てられたところだという。
細川さん、60才で政界を引退し、陶芸、書に打ち込んだ。それから14年。
当初、30万円だった抹茶茶碗が今や100万円である。
しかも、初日に売却済み。ファンなのか、将来の値上がりを見越しているのか。
一昨年の作品展で、ご本人にお会いして、二、三、言葉をかけたが、気さくに応対してくれた。
今回は、初日だったためか、素敵な奥様とご一緒だった。
茶陶を始め、皿、湯飲み、ぐい吞み、花入れ、陶仏等…
それも、楽・唐津・信楽・伊賀・志野と多彩である。
招待はがきに掲載されていた白茶碗を見たかったのだが、即座に買い手がついて、撤去されたという。
持ち主にとっては、みんなに触られるが嫌だったのだろう。
だが、図録の表紙になっているものが、会場にないのは、展示会として、それを見たいと思う訪問者を落胆させるのではないか。
で、この黒茶碗、個人的には好きだが、茶が飲みにくそうだ。
この骨董店、白洲正子が、小林秀雄や青山二郎と出会い、目利きとして苛められ育てられたところだという。
細川さん、60才で政界を引退し、陶芸、書に打ち込んだ。それから14年。
当初、30万円だった抹茶茶碗が今や100万円である。
しかも、初日に売却済み。ファンなのか、将来の値上がりを見越しているのか。
一昨年の作品展で、ご本人にお会いして、二、三、言葉をかけたが、気さくに応対してくれた。
今回は、初日だったためか、素敵な奥様とご一緒だった。
茶陶を始め、皿、湯飲み、ぐい吞み、花入れ、陶仏等…
それも、楽・唐津・信楽・伊賀・志野と多彩である。
招待はがきに掲載されていた白茶碗を見たかったのだが、即座に買い手がついて、撤去されたという。
持ち主にとっては、みんなに触られるが嫌だったのだろう。
だが、図録の表紙になっているものが、会場にないのは、展示会として、それを見たいと思う訪問者を落胆させるのではないか。
で、この黒茶碗、個人的には好きだが、茶が飲みにくそうだ。
初代楽長次郎の作の持ち味を写しとっていないうえ
利休の心にも合致しない俗受けと見る。
尊敬する白洲正子もきっとこの細川作を
評価しないと信じる。
ついた値段は精神や美を表さず投機の故と思う。
このコメント、6944の一人勝手な意見なので
ブログの主催者のお目に止まれば後は捨ててください。
いえいえ、さすがの洞察です。
写真未熟なため、色が再現出来なかったのが残念。