kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

フェンスの向こう。

2016年02月25日 | 現場
高井戸東にある杉並清掃工場の建て替えが始まって久しい。
1882年に稼働してから停止まで30年。
2012年に建て替えがスタートして完成まで5年かかるという。
来年9月に竣工する。
神田川沿いあるいはテニスコートから、毎日のように見上げている。

高さ160mの煙突、外壁補修の作業台が日々少しづつ上って行く。
時折り小さな人影が動く。
どうやってここまで上ってゆくのだろう。

神田川沿いフェンス越しに眺める煙突は、まるで旧約聖書創世記のバベルの塔ならぬバブルの塔を思ってしまう。
何せ工場建設総工費263億円にもなるのだから。

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2 コメント

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凧凧上がれ天まで・・ (6944)
2016-02-25 10:56:26
煙突の高さから総工費まで調べたうえで爺はシャッターを切った。
取材姿勢のABCでありXYZ。あるべき姿、好ましい。

人は旧約聖書の時代から高いところが好きである。今、世界一はドバイの超高層ビル。スカイツリーもびっくりの828メートル。

高いだけなら人類はお月様にまで足跡を残した。宇宙ステーションと地上を結ぶエレーベーターの計画もある。

でも「高転びにころぶ」とは織田信長を評した言葉。以って銘すべきか。

写真に戻りましょう。前面のフェンスはこの煙突改修にノーと言っているバツ印なのでしょうか? それとも煙突を際立たせるデコレーションなのでしょうか? 高い塔を写しただけでないというところが味わいの深さを感じさせます。
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ゴンドラが裏にありました (kazu)
2016-02-26 00:08:25
6944さんへ

フェンスは偶然。写真セレクトしたら、思いのほか、アクセントになっていました。

今日改めて見ると、煙突脇にゴンドラが動いていました。当然のことなのですが・・・初めて見ました。
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