kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

狭い日本そんなに急いでどこへ行く?

2015年07月04日 | 
写真を見て、もはや化石化した1973年総理大臣賞の全国交通安全運動の標語を思い出した。
「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」
京王線明大前駅、偶然、向かい側のホームに写った人を揶揄する気はないけれど、
すべて行動がスローペースになっている自分を思った。

かつて「危ないですから、駆け込み乗車はおやめ下さい!」というホームのアナウンスがあるたび、遅刻常習犯だったカメラ爺は「そう言われても」と、すでに遅れている時間を縮めるべく閉まり始めたドアへダッシュしたものだ。

今はゆったりと時間が流れ、次の電車を待つ間、「アイボリー色だった車体が、いつのまに井の頭線と同じステンレスになったのか。この赤と青のラインは何だ」なんて思いながら、コンデジのシャッターを切るのである。



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2 コメント

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西遊記 (6944)
2015-07-07 13:36:46
爺の写真&文章は好奇心の塊。
なんでもない電車もリニアカーへとランクアップ。

「疾(と)きこと風の如く」は信玄の風林火山。

爺の説明に触発され、思い出したのは孫悟空の乗る
キン斗雲(キンは難字ゆえカナ表記で)。

速度は秒速6万キロというから光の速さの20パーセントか。

これを操れば遅刻はないか、と考えたが、
起床時間が遅れればやはりダメかも。
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ようこそブログへ (kazu)
2015-07-07 17:59:34
6944さんへ

久しぶりのコメントありがとうございます。
実は、起床時間が遅いこともありますが、行動が遅いのです。
何事でも、ぎりぎりまで動こうとしない。

周囲の人たちは、集合時間5分前には現地に到着しているのが当たり前ですが、私にはなかなかできません。

これを、昔、仙台時間と称していました。
今も、出かける前、相方とのいい合いの元になっています。

「デ・カ・ケ・ル ト・キ・ハ ワ・ス・レ・ズ・ニ…」なんて、カードのCMがありましたね。


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