kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

大きな志

2016年06月27日 | 


テニスクラブで、著名なクラシックギタリストのSさん夫婦と対戦した。
繊細な音を奏でる指使いと違って、アグレッシブなテニスである。
わが若いパートナーも、パワフルで、激しい打ち合いになった。
残念ながら4-6で負けたが、面白いゲームだった。

家に帰って、久しく触れていないギターをチューニングした。
コードは覚えているものの、指運びがぎこちない。
テニスも楽器も、ふだんの練習の積み重ねであることを痛感した。

もう何年も触っていないせいか、1弦が切れてしまった。
今度、月一の神田詣での際、カワセ楽器に行かなくては・・・

何年か前、フラメンコギターをやろうと始めたものの、ついご無沙汰。
ギターが部屋の飾りものになっていた。
せっかく、いつも弾けるように右爪の手入れをしていたのに、練習しなければ意味がない。
六十ならぬ七十の手習いである。

が、志を大きく持つのは年齢に関係ない。

立ち葵は、梅雨入りと共に咲き、梅雨明けと共に終わるので「梅雨葵」とも呼ばれるらしい。
花茎の頭頂部まで咲き続けて終わる、いさぎよいではないか。
同じアオイ科ながら一日花のフヨウとは違ってずっと咲き続けている。
志は、最後まで持ち続けろ、ということか。

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2 コメント

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少年老い易く・・・ (6944)
2016-06-27 21:22:01
ギターのプロ中のプロ・Sさんと爺は戦った。
テニスである。
パートナーが誰あろうと結果がどうであろうと。
充実した時間だったであろう。

話を葵に

人間の「理想」の最期を葵の花に
重ね合わせよう

立葵の咲きあがりは途中まで見れば
最後の頂上花が
咲き・しぼみ・落ちるまで予想できる。

ピンピンコロリとは
一味違うが
周囲の協賛が得られよう

もう一度ギターに戻ろう
爺はまだフラメンコに執心しているようだ
だが弦が切れたことの意味を正確に
理解しているとは思えない。

美空ひばりの「川の流れのように」の歌詞の一節に
「それもまた人生」とある。

梅雨が過ぎれば熱夏、
過ぎれば長雨の秋

人間老い易く 冬はすぐそこ

長生き祈って乾杯しよう

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弦が切れた意味? (kazu)
2016-06-28 08:42:56
6944さんへ
いつもコメントありがとうございます。
でも、弦が切れた本当の意味って、分かりません。
ともあれ、何年も使用していなかったので、全弦交換しようと思います。
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