kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

国債バブルの塔の象徴にならないか

2012年01月30日 | 都市
神田にある会社を退社して、もう5年になるが、
いまだに月1、クリニックに通い続けている。
まったく生活習慣を改めることがないからだ。

午前、受付にたずねると、混んでいて1時間待ちだという。
手続きを済ませて、時間つぶしに、なにかと話題になっているオリンパスのフォトギャラリーを眺め、
神田のストリートを徘徊する。
突然ビルの谷間にスカイツリーが顔を覗かせた。

何年も神田の街角ウォッチングをしているのに、
これまでまったく気付かなかった。

お上りさんよろしく浅草まで足を運ぶ気はないが、
こんなに間近に見えるとは、驚きだ。

閑話休題
若干格下げされたものの表面上安定を保っている日本国債のバブルが、
「18ヵ月以内に崩壊する」と警鐘を鳴らす人がいる。
実質ゼロ金利だからいいものの、金利が1%上がると、
税収の5分の1が、国債の利払いに当てられる、尋常な数字ではない。
また、それを新たな国債発行で埋め合わせようとする。
国民の資産が1400兆円あるといわれるが、それもほとんどが銀行の国債運用に当てられている。
ある日、突然ギリシャのようになる、というのも否定はできない。
福島原発事故と比較するのを良しとしないが、
日本国債の崩壊はあるはずがない、という安心神話が崩れることもありうるのだ。

静寂

2012年01月30日 | 
喧騒そのものの中央高速・甲州街道沿いの寺、日蓮宗・覚蔵寺。
少し脇道に入ると、静寂の空間が広がる。
下高井戸界隈は、この寺の地所が多い。
割安な住宅の広告は、良く見ると、この寺の借地権が設定されている。

光沢のある御影石の塀の内側に、竹林が風情を醸し出す。
さぞかし手入れが大変だろう。
そんなことは余計な詮索か。
ともあれ、癒される空間ではある。