kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

うす紅色のシクラメンほど・・・

2011年01月18日 | 
真冬の寒い部屋に、あたたかさを感じさせてくれるシクラメンが満開だ。
布施明「シクラメンのかほり」が大ヒットしたのは、35年も前のこと。
その香りはどんなものか、と近づいてみたら「・・・」
当たり前だ。もともとほとんど香りのない花なのだ。
歌っていた本人も、ずっと違和感を覚えていたという。
だいたい「かほり」なんて言葉はない。
この歌をきっかけに、1996年、筑波の中央農業総合センターで、品種改良された香りのあるシクラメンが開発されたそうだ。
「かほり」は作詞作曲・小椋佳の奥さんの「佳穂里(かほり)」さん。その奥さんをシクラメンにたとえた愛の賛歌が、この歌という説もある。
当時、布施明の新曲をせかされたため、めんどくさくなって、オクラ入りしていた曲を流用したと、小椋佳本人が語ったという。いずれにせよ大ヒットしたのだから、結果オーライだ!
でも、こんな愛の賛歌、とても、照れくさくて書けない。