朝から台風17号が愛知県に、午後接近すると、報道されている。県母親大会の昨日の打ち合わせでは、暴風雨警報が出た段階で中止するということでした。午前8時の段階でも雨も降らずに、晴れ間が少しのぞくような天気であった。近くの友人と二人で稲沢市の市民会館へ車を走らせた。途中コンビニでお寿司を買っていったが、集合時間に何とか間に合った。
私たちは、第58回愛知母親大会第4分科会「子どもが健やかに生きる学校って?」「生きる力を育む教育とは?教室で学ぶ放射能、安全な給食」の教室係として受付を行いました。
まず会場がどこにあるのかわからないこと。会場探しから始まりました。これで参加者が来てくれるのかとても心配になりました。まず会場つくりを行い、受付で待っていると、20人の名簿用紙が埋まり、結構小中の先生方が何人も来てくれました。
小学校の先生が放射能の授業についての取り組みについて、膨大な資料に基づいて話していただきました。「そのキッカケをつくったのが、受付にいる宮本さんのお孫さんの「科学であそぼう」がきっかけ」といわれてビックリ。
あま市の小学校のお母さんから、「給食の食料の中の放射能はどうなっているの」という疑問から放射能についての「「パパママお話会」で学習会が始まりました。
小学校であるお母さんが文部科学省が出した放射能の副読本に疑問を持ち、「給食の材料の放射能は測っていますか」などと学校給食や教育委員会に投げかけることで、子どもたちに放射能について学習会を学校内で行うことになり、放射能についての恐ろしさを子どもたちは勉強することが出来ました。本来文部科学省として原発の真実を教え、世界中の原発をなくさなければいけないことを教えるべきだと思いました。
午後からの、安斎育郎さんの「どうする日本の原発政策」は広島・長崎にアメリカによって原爆が落とされ、原子力爆弾の恐ろしさを一番知っている日本にどうして原発がアメリカによって導入されたか、わかりやすく、詳しく教えていただきました。
午後から台風17号が近づいて、暴風雨警報が発令され、講演が終わるとすぐに解散となりました。しかしこの台風接近にもかかわらず、1,200名の参加者があったことが驚きでした。いま原発に対する国民の関心度の表れではないかと思いました。
今日の万歩計は、5,783歩でした。