果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ひたむきに刻を重ねて働く主人公と正しい消費

2011年12月14日 21時28分42秒 | 日記・エッセイ・コラム
露地みかんの収穫も後もう少しで出口が見える。
発送業務に時間の流れがジェットコースター並みだ。
悲しいことに記憶の格納庫は、ぐちゃぐちゃで昨日のこともおぼつかない。
出口の向こうは、いったいどうなっているのか。
ひたむきに刻を重ねて働くアリさん夫婦を、
どこか冷めた目で見る人達もいるだろう。

だいぶ前のことになるが、広島から見学のお客様が来園した。
最近、そちらと縁があるのかいろいろな声が聞こえる。
ぱりっとしてスポーツでならしたような感じのかたで、
広島レモン利用促進プロジェクトチームのNさんという。
冷凍レモンをすり下ろす「豊橋方式」にいたるいきさつと
河合果樹園の経営スタンスとレモン作りの背景を説明させてもらった。
広島レモンの利用促進について絞り込むことができたというお礼の言葉をいただいたのだが、
利用促進はやはり農家のライフスタイルと一枚岩でないといけないと感じる。
主人公はアリさん夫婦が一番適役なのだ。
今でも「豊橋方式」の問い合わせが、テレビ局に来るという。
国産レモンのシーズンまっただ中、関係者からライフスタイルに取り入れてほしい。
笑い話だがお米の卸の方が「お米をみんな食べなくて困る」といっていた。
そこで朝ご飯は何を食べているかと聞くと、「ぱん」だと。
口ばかりでなく関係する人達が正しい消費をしない限り、利用促進はあり得ないと思う。






Sany0034bt


コメント
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