果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

無農薬フルーツレモン販売再開とドラキュラ

2017年03月07日 20時17分38秒 | 日記・エッセイ・コラム
冬の風神の風袋はまだまだたくさんの冷たい空気がはいっているようだ。
今日は無農薬レモネーディアの温室の中で剪定をしていたら、
雨混じりのあられが降ってきた。
温室の中にいるとこれが雷神の雷太鼓の音のごとく聞こえる。
風神雷神の競演に、暖かい温室から出るとブルときてしまった。
無農薬フルーツレモンは販売を再開して、
少しずつ収穫して皆さんにお送りさせてもらっている。
この時季は果汁も豊富で、本来のレモンらしさを兼ね備える。
レモン酢を作るならこのタイミング。
昨日もお客様からのお電話で、グリーンレモンでの失敗談を聞かされた。
無理してお客様に勧めなかったのは正解だったということだろう。
何度も私が指摘しているように、流行と生産と販売のミスマッチなのだ。
こういった場合、忘れ去られるのも早い。
文化としてのバックボーンは繊細さを要求される。
繊細さを大切にして、天命クラブを過ごしていきたいと思う。

少し前だけれど豊橋市内某所にあるルーマニアワインを扱うお店へ、
豊橋百儂人サポーターお買い物クラブ代表のTさんに勧められて立ち寄った。
店の名前は日本語に訳すと芸術姉妹という。
プルーンだけを煮詰めて作ったジャムをまず手に取る。
これはTさんにレクチャーされた既定路線。
辺りを一通り見回すと、ガチッと感性にはまるものが・・・。
月をバックに舞うコウモリ、ボトルがやけにお洒落に見える。
二羽というのか二匹というのか、困ってしまうのはイソップの刷り込みか。
このボトルはプルーンを原料にしたブランデーで、
香りはお酒を吞めない人でも誘惑されそうな芳醇さ。
アルコール度数が50度と高いので、飲みすぎとカロリー過多には注意が必要だが、
行ったことのないドラキュラ城を想像しながらという楽しみもある。
レモンライフ研究家としてはレモンを一緒にと思うのだが、こればかりは邪道だと思いとどまる。
ルーマニア美人とたまたま居合わせた社長さん曰く、
「現在輸入ができなくて日本に二本しかない」という。(洒落ではないです)
その一本が私の手中にあるというのも、Post Truthなのだろう。


河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 備忘録としてのブログと三遠... | トップ | 渥美半島なの花祭りと無農薬... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事