果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

激しい残暑と無農薬ライム

2019年09月10日 20時38分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

それにしても暑い。
台風一過とはいかず、太陽が低くなった分、
体に照り付ける面積が増えて肉体の温度上昇は半端ない。
みかんたちは秋の温度になって、実が太るころだが、
それを許してくれないほどの高温が、農家いじめのように収量を減らす。
そしてみかんの木の命は少しずつはぎとられて、生産寿命を蝕む。
今年の薫陶かぼちゃは開花時期に雨続きだったので、実が止まらず・・・。
これからだんだんといろいろな柑橘類の収穫がはじまるが、
どこかで満面の笑顔と相成ることを期待したい。
今年もやってきたというか、例年この時季に見るオニヤンマ。
目撃する回数がやけに多いが、どうも飛び方に元気がないような気がする。
これも暑さのせいだろうか?

試験的に温室の中に植えて3年目の無農薬栽培タヒチライム。
小ぶりだが出来は上々。(販売始めました。)
食べて見ると酸味は強く、皮は苦く、香りがあまり感じられない。
今日、会員発送の中に数個入れさせてもらったので、
皆さんの反応が楽しみの反面、少しセリングポイントがまだ整理できないでいる。
温暖化には最適だし、エリオシトリンはレモンと同じく含有されることは分かっているが・・・。
温室栽培だからか、根域制限だからか黄色くなる前に、落下してしまう。
少々、先入観と違うがこれがライムだととりあえず咀嚼。
イギリス海軍は壊血病予防のためにレモンの代わりにライムを積み込んだ。
そのため水兵さんのことをライミーと呼ぶんだとか。
ぎゅっと絞ったライム果汁を、さてどうしよう。
ブログを書き終わったら、竜馬に搾って飲んでみるのもよしか。
少し知恵を絞ってみたいと思う。

河合果樹園

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする