果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

みかん泥棒と和郷園

2011年07月04日 21時11分05秒 | 日記・エッセイ・コラム

一転、雨が降らない天候となり水掛に気を持って行かれる。
露地みかんの生理落下が止まらず、豊作年がひっくり返りそうである。
つまり、2年続けての不作年へと突き進んでいるのだ。
こればかりはお天道様次第なので、じっと見守るしかない。

※今アップしたところ、雷を伴って大嵐。ハウスを閉めに行き、濡れ鼠で帰還です。(T_T)

先週、忙しさの合間をぬって和郷園まで視察に行ってきた。
豊橋経営士協会の毎年の恒例行事の視察へ参加したのだが、
幹事のNさんとNさんのダブル中コンビが表彰ものの活躍で盛り上げてくれたため
視察先と相まってとても有意義な道中となった。
和郷園では佐藤さんという農家の方が、なれた口調で案内役をしてくれたおかげで、
かなり突っ込んだ話が聞けた。
主役は農家なんだという強い意識の表れが、ホストを実際の生産者にやらせているのだ。
これはとても重要な組織の意識改革だと感じた。
ちょっと遠出だったが足を運んで良かった良かった。

このバスの中おもしろいのは、携帯電話でのやりとりだ。
中心人物が家を空けるとその日に限ってトラブルが起きるのだ。
我が家も同様、今年も温室みかん泥棒を捕まえたという連絡が。
真っ昼間から堂々と盗っていくなんて、
私にはその精神がわからないけれどこれが現実なのだ。
「お天道様が見ている」という戒めはどこかへいってしまっているのだ。
見られることで人は成長するのだが、
意識しているかしていないかで残りの人生が決まりそうである。

佐藤さんの生き生きした顔が、目に焼き付いた私でした。

経営士が選んだ旅行のお土産No.1は下の画像です。
テレビドラマが背景にあるとはどこのお土産屋にも書いてなかったぞ?

Dsc06109

コメント (1)
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