早生みかんの収穫も本格的になってきた。
メジロやヒヨの鳴き声を聞いていると、
みかんを作った人間の方が泥棒といわれているみたいに感じる。
先週、相変わらず初恋を回想してはニタニタしている初恋レモンプロジェクトのメンバーで
ホテルアークリッシュ豊橋で会議と親睦会を行った。
今回は環境テクシスの高橋さんとフードオアシスあつみの渡会さんをスペシャルゲストに迎えて
リサイクルや流通についていろいろと学ばせてもらいました。
この厳しい会議の楽しみが、出されるスペシャル料理である。
メンバーすべてが地域興しと食に関係する仕事を持っているため、
今まで他味わったことのない料理にいつも舌は興奮状態になる。
三浦シェフや吉野シェフの説明を聞きながら脳内ホルモンも急上昇。
至福のひとときとはという投げかけに、この瞬間と答えてしまう。
フランス・アルザス地方のベコフと魚料理を河合果樹園の無農薬レモネーディアで
アレンジした絶妙のセッションがすばらしかった。
ブログで伝えきれないのがいつも残念に感じる。
最近はこんなお話ばかりだがちゃんと研究と実践も早起きしてやっている。
夏のある出会いから自然農に感化されて、粘土団子をだいぶ前に作って撒いておいた。
温度も低くなってきたので、ペットボトルをかぶせておいたら発芽した。
これから寒くなるが、ちゃんと育ってくれるだろうか。
そしてこんな事がおもしろくなってきたのは年齢なのか瞬間的現実逃避なのか。
みかん類とはまた別物の野菜の小さな生命力に心癒され、
プロの方程式に当てはまっていく。