goo blog サービス終了のお知らせ 

kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県選手権〜準備と力の発揮〜

2018-05-07 | 陸上競技
一応続きを。前の記事の後半部分のことがかなり気になっています。まー弱いから力が発揮できないというのはあると思うのですが。一般の人が興味を持つためにはこの手のパフォーマンスが必要なのか?話によると全中では去年からやっているとのこと。中学校はイングリッシュコールも高校より早く取り入れていました。下手をするとインターハイでもこの手のパフォーマンスが行われるようになるのか?!うーん。現場の感覚と運営の感覚の差は少なからずあると思います。私はあくまで現場として考える。選手のためになるかどうか。身体が冷えるというのは絶対に避けたいなと思うのですが。

100mに関して。ここも2人決勝に残りました。前日と同様のパフォーマンスがありましたが、前日からこちらも学んだので細かく指示を出しました。1500mのスタート地点から100mスタート地点までホームストレートを逆走する形で入っていきます。せめて200mのスタートからしてくれれば。こちらの方が盛り上がるという事でした。はぁ。

レースは予選から追風が吹く。追風参考になるところが大半でした。Nは運良く公認。予選が12秒63、準決勝が12秒48。タイム的にはイマイチですがなんとか組みのトップで勝ち上がっていけました。Mは予選からかなり動いているなと感じていました。予選が12秒54、これは公認。準決勝は追風参考ながら12秒32。かなり走れているなと感じていました。

準決勝が終わってから決勝に向けて話をしました。自分のレースに集中する事。その話をしておきました。レーンを見てみるとNとMが隣同士。お互いに意識をするなと伝えましたがMは嫌そう。Nは隣の方が良いと。この感覚の差は大きいなと感じました。Nは隣の方が見えるので良い、と。多分Mは意識してしまうので嫌だったのでしょう。レースの感じからしてMは流れが良いのですがこの時点でちょっと暗雲が。

レース自体は追風の中で実施。スタートしてMが遅れる。これまでは加速段階でかなりスピードに乗ってそこから勝負という流れでした。すでに勝負あり。Nは大学生に前半離されましたが後半少しずつ追いついて2位。加速から中間への繋ぎが課題です。Mは...。あろうことか4位でした。追風参考で12秒00と12秒29。公認レベルでは0.2落ちくらいだと思います。そう考えると明らかにMは失敗レースです。NとMの差が0.3秒あることは絶対にありえません。自分の力を出しきれずに負けてしまう。もったいない。

流石にMも感情的になっていました。負けたことよりも自分のレースができなかったことに対してイライラを隠せない。まー自分の事ですから。相手がめちゃめちゃ強くて負けたのであれば仕方ない。が、力を出していれば間違いなく競り合えた。以前からの課題。一緒に走ると本来の走りができなくなる。このタイミングでmakinoとkanaが来ていました。全くこの2人と同じ関係。隣のレーンになるところがmakinoが力んで力を出せなくなる。その話もしました。これでは上の大会では戦えなくなります。

どこかで自分の中での壁を越えなければいけない。力負けしているのならもっと強くなるために練習をするしかない。しかし、力を出せずに負けるというのは面白くない。本人が一番それを感じているはずです。なんとかしなければいけないなと。

同じ学校にライバルがいれば誰かが勝って誰かが負けることになります。指導者としては全員に勝ってほしい。無理な話なのですがその気持ちは持ち続けています。特定の誰かにだけ勝ってほしいとは思わない。お互いに最高の走りをして勝ち負けが決まるのであれば良いのですが、なかなかそうはなりません。やはり勝負強いのはN。マイペースですから。本来であればSがここに入って来なければいけない。苦しんでいます。それでもこちらはなんとかしたいと思う。当然の話だと考えています。

この日の最後にリレー。気持ちを切り替えて臨むように伝えました。今回は審判がバタバタでアップはほとんど付いていません。自分たちで判断して対応する必要があります。バトンに関しては風が安定せずに酷い状態。それでも大会記録である47秒9を狙えるかなと思っていました。実際のレース、バトンはまずまず。それほど大きな崩れは見当たりませんでした。が、タイムは49秒25。うーん。ちょっと悪すぎます。同じ組を走ったチームが全てタイムが悪いという状態なので風の条件が悪かったのはあると思います。1走の最後から3走の終わりまでが向かい風だったようです。とはいえ、これでは戦えない。それだけは間違いないと思いますね。

リレーに関しては「自分達との戦い」だと思っています。このような書き方をしたら批判を受けるのかもしれませんが。相手云々よりも自分達が目指す記録を出せるかどうか。勝てば良いという話ではない。実際、県選手権のレースでは同じ組の2位とは2秒5くらい離れています。こういう時であれば自分達のレースができるかもしれない。が、競り合った時にどうなるか?緊張した場面でどうなるか?やはりこの部分は大きいと思います。詰めが甘い部分が多数見られます。

本当に戦うためにどれだけの準備をしなければいけないのか。ここをきちんと考えなければいけません。単に走って記録が良かった悪かったの話ではない。狙ってどうなるか。そこは今後に大きく影響する気はしています。万全の状態で臨めるレースができるか。昨年は県選手権ではオーダー提出ミスで失格。県総体では故障者が出て予選のタイムがベスト。そう考えると今年はどうなのか?準備不足という形にはできません。

毎年県選手権では微妙な結果になります。狙っていないのだから当たり前なのですが。とはいえ、やりたいことが本当にできているのかどうかは別問題。

やはりリレーのアップに他の者が付いていなかったというのが私的にはありえない部分です。チームとしてやっている。走る者だけがやれば良いのか?サポートできる部分があるのではないか。単純に上の大会に連れて行ってもらうだけで良いのか?自分が仲間として何をするのか。レースに向かうための準備がきちんとできないといけないと考えています。先を見越した行動が必要になる。今はメンバーもサポートも十分ではない。きちんと準備ができるから力が発揮できるのだと考えています。そこに至るまでに何をするのか。

うーん。なかなか褒める事ができません。狙っていない大会とはいえきちんと走れている部分もあります。ここは評価したいのですがそれ以外の部分が多いので単純に評価はできません。

まだまだ。そこに尽きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県選手権〜まだ弱い〜

2018-05-07 | 陸上競技
木曜、金曜と県選手権が実施されました。バタバタの日程です。支部大会が終わってから変わらず負荷をかけてきてさらに織田記念。織田記念には全員で応援&観戦に来ていますから休む日もなく。それでもある程度の力を出せなければ今後の勝負はできません。可能であれば大学生と勝負して刺激をもらえたらなと。記録を狙うという位置付けにはしてきませんが出来ればある程度のタイムは欲しいなと。

男子はレース中にOが足を痛めてしまったためその後のレースをパスすることにしました。本人は出たいと言っていたのですが流石に無理はさせられない。Soは支部大会明けの練習で再び負傷。こちらも無理なさせられません。可能な限りの練習でここまでやってきました。県総体に向けて。その部分を大切にしたいので。無理はさせたくない。が、無理をしなければいけない部分もあります。

女子、200mは同じ高校生に完敗。強いですね。もちろん、うちの選手がきちんと力を出しきれていないというのもありますが、最大のライバルになるのは間違いない事実です。今回は2人決勝に残りました。日本選手権のプレということもあり「観客へのアピール」のリハーサルをやるということ。世界選手権やオリンピックのように他のゲートから選手紹介をやってスタート地点まで移動するというのをやりました。はぁ~って感じでした。裏では腿上げ程度しかできず。男子と女子ではやり方が変わりジャージでスタブロを合わせて走ることになる。

これは全員同じ条件だと思います。が、NとMは身体が細い。保温能力としてかなり低いと思います。風が強く肌寒くなっていましたからせめてウインドブレーカーを着せておかなければいけなかった。考えて動くようにと指示はしていましたが難しかったと思います。おかげでスタート直後から全くキレのない走り。これも経験だから。そう言われるかもしれません。しかし、何か違うんじゃないか?そこに対する憤りがかなりありました。

NとMにもかなり話をしました。パフォーマンスの問題ではなくそこに対する準備です。どのような状態になるかは予測できなかったというのはあります。筋温を保つのは必須。筋肉量が多くないタイプの選手が少しでも冷えてしまったら走れません。他の選手も同様だと思いますが影響は大きい。うちの2人はその分の影響を受けます。対応能力として足りないのかもしれません。そんなに細かいことまで考えなくても強い者は強い。うちの選手たちはまだまだ弱いというのがあると思います。全てを想定してやる。まだまだです。

批判的な意見かもしれませんがあえて書きます。今回、「観客に喜んでもらう」というような話がありました。が、選手は置き去りになってないか?ロンドンの世界選手権においてボルト選手がリレーで肉離れをしました。レース前にパフォーマンスのためにしばらく裏で待たされたことで身体が冷えてしまったとのことでした。もちろんそれ以外にも要因はあると思いますが。選手がやりたいのはその時に最大の走りをすること。運営側の話とはやはり違うと思います。

もちろん、観客にたくさんきてもらうことで認知度を高めるというのも必要だとは思います。しかし、観客重視の競技会では選手はどうなのか?特に今回は高校生も出場します。プレだから仕方ない。そうなのかもしれません。どんな状態でも力を発揮すればいい。弱いから身体が冷えたら走れないんだ。そうなのでしょう。選手は観客に喜んでもらうためにやっているのか?自分のためにやっていると思っています。

最高の走りをする事で観客も喜ぶ。織田記念に参加させてもらいましたがパフォーマンスはありませんでした。それでも多くの観客が山縣選手の走りに魅了されました。記録は10秒17でしたがみんなが固唾を飲んで注目するレースだったと思います。選手が最高の走りをする。それが一番ではないか?待たされて動けない。身体が冷える。エンターテイメントととしての競技会も必要だとは思います。それは最初からそこを頭に入れて出場している選手がいればいいと思います。グランプリなどは特に。高校生が参加するレースでこの手のことをやるのはどうなのか。選手のための競技会ではないのか?

この辺りはそれぞれの立場によって意見は分かれると思います。しかし、指導する立場の者として。選手を抱えている立場からすればやはり突然のこの手の事は違うんじゃないかと思います。選手がレースに集中できる環境を整えるのが大切かなと。まー私のような立場の者があれこれ言う話ではない。パフォーマンスをしたとしても結果を出す選手はいる。そうであれば?!という話なのかもしれません。

どこまで準備をさせるか。記録云々ではなくそこに対してこちらもかなり指導しました。臨機応変に対応できる選手にならなければいけないとは思いますが。まーちょっと...ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県選手権〜そこに至るまで〜

2018-05-07 | 陸上競技
記憶があやふやになってきてきますが。一応記録はしておきたいなと。

県選手権の2日前。5月1日だったと思います。この日は動きの確認をしようと思っていました。makinoが戻ってきて練習するとのことだったのでそれに合わせてですね。足底筋膜炎のため思うように練習が積めていないとのことでした。走ったりするよりは基本的なことをやっておこうと。県選手権がありますがそこまで調整して望むものではないと思っているのでかなりの時間を使って動きをやることにしました。頭では分かっているのに身体で表現できないという感じの話をしてきました。もう一度原点に返って練習をする。それにより多少なりと感覚に変化が生まれるのではないかなと思いますね。

2時間強練習。走ったりはそれほどしてきませんがかなり時間を使いました。長い目で見たときにプラスになればいいなという感じですね。

5月2日。この日は新体力テスト。雨のため屋外種目ができません。とはいってもやるのはハンドボール投げのみでしたが。それ以外の時に50m走と長距離走はやっていたようです。どこの学校も同じだと思います。なかなかの疲労度(笑)私は前の記事に書いたようにスマホがこわれてしまったので昼休みにショップへ。比較的短時間で対応してもらえました。ありがたい話です。おかげさまで食事をする時間はありませんでしたが。まー自業自得です。

終わってから身体を動かす。が、屋外では走れず。仕方なく廊下での練習。スピード刺激などは全くです。本来であれば競技場に行って練習する方がいいのでしょうが雨なのでそこまで出来ず。試合に向けての準備としては不十分かなとは思います。しかし、出来ないことをあれこれ考えても仕方ないかなと。シューズでバトン並走まではやりました。滑って走りにくいのはあったようです。なかなかです。

もっといろいろなことがあった気がするのですが。忘れないように記録だけ。まー忘れると思うのですが。またいつの日か振り返った時に意味があると信じて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマホ壊れる

2018-05-06 | 陸上競技
blog、相変わらず更新できず。最大の理由はスマホを落としてしまい操作がきちんとできなくなったことでしょうか。画面がホラー状態になってしまいました。更にはタッチしても動かない。致命的です。

代替機を借りるためにかなり苦労しました。更にはそこへデータを移すことも大変。これまでほぼ無視していましたがiCloudへ有料で加入することに。毎回毎回PCと同期してバックアップを取っておけばいいのでしょうがそれはさすが無理。基本的に電話帳とLINEがあれば連絡は取れるので問題ないのですが。

iCloudの無料容量が5GB。これまでiPhone6でした。それでも写真などがあったので10GBを越えていたためiCloudには保存できていませんでした。朝の段階でこれはまずいと感じて有料で50GBへ。Wi-Fi接続できる環境がないので困りました。

なんとか代替機を借りたのですが無料Wi-Fi接続をするためにあれこれ画策しなければいけない。電話帳自体はソフトバンクショップでアプリをダウンロードさせてもらってなんとか。LINEもひとまず。トーク履歴は全て消えてしまいました。まー何度も見直すことはないのですが。画像などを保存しないままでやっていた部分もあるのでちょっと困る。

その他のアプリに関しては全く問題なし。基本アプリ入ってないですからね。iPhone6から代替機にデータを移すだけで結構手間。というか普段からもう少しこういう部分に対して考えておかなければいけないですね。写真などを見てみるとかなり懐かしいものが。4年まえにインターハイに行った時の画像がありました。早い。画像の半分くらいは食べ物の写真。かなり消したつもりでしたが遠征先で食べたものが大半残っていました。あとは選手の写真でしょうか。

代替機を職場の近くで借りていました。修理でないと代替機は借りれないとのこと。ひとまず修理に出すことにして借りたのですが今更6というのも。機種変更することに。契約の関係でめちゃ面倒なことになりました。代替機を職場の近くまで返しに行ってそこで変更しようと思ったら出来ず。結局2時間以上かけて手続きができるようになりました。その間、連絡があったとしても何もできず。不便です。

スマホなどを持っていなかった時代はそんなことを考えることさえなかったのに。今はblog更新もスマホでやっていますからスマホがないとそこにさえたどり着けません。ある意味かなり拘束される気はします。便利なのかどうなのか。

とりあえず機種変更できました。iPhoneXへ。必要性があるのかどうか多いなる疑問はありますが。機能的にはこれまでと同じでいいのになーと。

どうでもいい内容でした。お許しを。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

織田記念

2018-05-01 | 陸上競技
日曜日、広島で織田記念が開催されました。ありがたいことに昨年に引き続きうちのNが中国地区ジュニアの100mに選出されました。広島から4人、他の県からは1人ずつ選出される形です。各県のトップと戦えるチャンスです。とはいえ今後のことを考えるとここにピークを持っていくという考え方はありませんでした。前の記事にも書いていますが火曜日から木曜日まではしっかりと練習させています。金曜日の時点で筋肉痛だと言っていたくらいですから(笑)超回復という可能性もありますが少なからず万全の状態ではないのは確かかなと。

今回のレースについては少し考えながらやることにしました。1年生の時の岩手国体、昨年の織田記念、山形インターハイ、愛媛国体と「大きな大会」で一発目からきちんと走れたことがありません。Nは前からラウンドを進めていく中で力を発揮するタイプです。性格的なものもあると思いますがスロースタートです。それを打破しない限りはこれから先戦えない。そこを踏まえてアップの仕方を少し変えました。大した話ではないのですが。1次アップを省略して2次アップのみ。ここでしっかりと身体を動かすことにしました。もちろん、こちらから一方的にそうしたのではなくNと相談しながらどうするかを考えました。

アップの中に軸などをしっかりと取り入れることにしました。これは少し前からですが。軸とバランス系をアップの中に入れます。それによりこれから動かす自分の身体に目を向けることができるなと考えているからです。見てみるとトップ選手はかなりこの手の動きに時間を割いています。トップかやるかや正しいとは思いませんがやはりこの部分は大切にしたいなと感じました。

他の指導者とは異なりできればアップにはつきたいと思っています。本人の感覚などを確かめながらやっていく。もちろん、本人が自分でやらなければまだいけない部分が多くあるのは当然です。走るのは選手ですから。それでも普段と同じ形で進めていけるのが理想。動きの変化をしっかりと見ながら、本人と確認をしながら動きを作る。「至れり尽くせりやな」と言われましたが(笑)。まさに。甘やかしているとは思いません。こちらに依存させる気もありません。自分たちでやらなければいけない部分はある。が、こちらがサポートすることでもっと効率よく動くことはできる。

普段通りのアップをやっていっきました。休憩を挟みながらしっかりとやる。スタンディングからのショートダッシュをやってからカーブ直線。更にスタートですね。スタブロからの出の部分はちょっと時間をかけました。更には60mくらいの距離までを数本。課題はスタート部分だけではありません。中間に上手く繋げていくことができるかどうか。ここができれば問題なく戦えると思います。

今回はチームのメンバーにも応援に来てもらっていました。アップ場へは入れないのですがナンバーカードを付けたりとサポートはしてもらいました。こういう機会も必要だと思っています。アップに関してはあれこれ考える部分ありますが今回はこの手のパターンでチャレンジ。

レースは早い時間帯でした。10時40分から。真ん中の方に入れてもらえていました。昨年度の持ちタイムでいえば3番目。他の選手もかなり強いのでどれだけ戦えるのかというのが大事だなと感じていました。他にも12秒2台を出した選手もいるので厳しいレースになることはわかっていました。その中でどうやって自分の力を出せるか。

レースは3レーン。隣には昨年度12秒0台を出した選手。スタートとはまずまず。これまでは前半に完全に遅れてしまうパターンが多くありました。今回は遅れずにいける。ここは大きな成長だと思います。パワーを使ってスタートをするのではなく重心移動で進む感覚。上手く走れるようになったかなと。中間に繋ぐ部分で少し離されました。課題が残ります。目の前に12秒0台の選手がいる中で後半は離れず少しずつ詰める形でした。力まず走れて12秒37。追い風0.8mの公認。合格点かなと。競り合いの中で3位に入りました。

レース前日に話した時は「12秒4〜5は出したい」と話していました。「え?」みたいな(笑)。体調が万全ではないという不安感もあったのだと思います。いやいや。それでもそんなタイムを目標にしていたらレースにはなりません。もう一度聞くと「12秒36」という返答。去年出した自己ベストが12秒37なのでそれより0.01秒速いタイムを申告。かわいいものです。そして12秒37(笑)なかなかです。

今回はタイム云々よりも1本目からきちんと走れたことが大きいと思っています。岩手国体では寒さもあって13秒1かかりました。昨年の織田記念は12秒7くらいかかる。愛媛国体は12秒6くらいかかったと思います。まったく力が出せない。そんな中でやってきたので今回の12秒37は評価できると思っています。地方大会かもしれませんが大きな舞台で少し力が出せたかなと。

また、あれだけの競り合いの中できちんと走れたというのも大きい。スタートが遅れるという致命的な部分は今年は大丈夫そうです。本当にすごい差をつけられていましたが今は横一線くらいではついていけます。目の前にライバルがいるレースの中で最後まで力まず安定して走れたのは本当に大きいなと思います。本人的には後半の伸びがもう少し欲しかったと言っていました。本来であればあれくらいの差であれば追いつけたのかもしれません。それでも今のこの時期にこのタイムで走れれば面白いなと思います。例年、ここから少しずつタイムが伸びていきます。楽しみかなと。

こうやってNがきちんと走れればMの活躍も期待できます。あのレースにMが参加していたらどうなっていたか。競り合いの中で磨かれたのではないかと思います。ほぼ同じ力のNがあれだけ走れれば自分も走れるという感覚にはなるはずです。相乗効果が生まれるのではないかと思いますね。勝負できるだけの力は備わってきたのではないかと思います。

うちのような無名高校は目立ちません。県内でもそれほど注目を集めるチームではない。が、ある一定水準の力が出せるようになってきているのは大きなことだと思います。周りからは「強い選手がいったのだから」と揶揄されるかもしれません。確かにその部分は否めません。しかし、強かったから高校でも強いのかは全くの別問題。実際高校で結果を残せない選手も沢山います。その中である一定水準の力が出せるようになってきているのは大きい。もちろん、このレベルで終わるわけにはいかないのですが。

少しずつ前進はしているかなと感じています。まだまだですが。

今回の大会ではmiyashoでお世話になったkyy選手が参加していました。以前見かけた時よりもギュッとして力強さを感じました。実際に走っている姿も見ましたがかなり強いなーと。決勝では外国人選手に次いで2位。日本人トップでした。いや、本当に嬉しい。故障をしてそこから這い上がってきた話を聞いていました。インターハイチャンピオンになって故障をして苦しむ。5年以上も自己ベストを更新できない中でやってきた姿は本当に頭が下がります。追い風参考とはいえ13秒1で走っていました。うちの選手も多少なりと追い風になればと思い選手紹介の時に大声で名前を呼びました。そのかいあり追い風参考になったのではないかと微妙な気持ちですが(笑)

こういう場で様々な選手と再会できることも喜びです。本当にありがたいと思いますね。

我々は我々にできることをしっかりとやり続けたい。全てはインターハイに向けて。少しずつ進みます。見守ってもらえたらと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同練習&織田記念へ

2018-05-01 | 陸上競技
土曜日。この日はtb高校との合同練習でした。ヨンパの選手の練習計画を考えている中でこの日しか一緒にできないのではないかという感じになり、急遽一緒に練習をすることに。単独でやるだけではなく全体で一緒にやることになりました。練習場所は徳山大学のグランドをお借りして行うことに。そのためうちの選手は最寄り駅まで電車で来てから移動することに。移動に関しては保護者にお願いしました。周南方面にいらっしゃる保護者に頼んで運んでもらうことに。ありがたいことです。様々な方の協力で練習ができているということを理解しなければいけません。感謝です。

多くの学校が一緒に練習することになったのでこちらも気をつけながらやらなければいけません。もっというと大学生の練習の妨げになる部分もあったので本当に申し訳ないなという感じでした。なかなか。

練習に関してはしっかりとやっておきたいなと考えていました。tb高校の選手にとっては「なんだこれ?」と思う練習だったのではないかと思います。ダブルダッチを15分くらい実施してから股割りスクワット。膝締めの部分もやっておきたいのでチューブ腿上げやスティック腿上げ。重心移動を意識した腿上げまで。多めに準備していたつもりでしたがチューブなどが足りませんでした。これにより練習にもたつきが生まれます。普段は休まずやっていくのですがかなり休憩が入ってしまいました。こちら側の反省です。

そのままシザースへ。こちらもなかなか上手くいきません(笑)。シザースを普段やらないようなので基本的な動きの確認も少しやりながら。やり慣れない練習ですからそこに疲労感を感じると思います。なにかがキッカケになればいいなと思います。チューブシザースからDMシザースも実施。そこからスパイクを履いての練習へ。文字で書くとそれほどやっていないように感じますね。それなりにやっているのですが。

スパイクを履いてから片足スキップ。進む感覚を作りたいなと。これもやり慣れないと進まないので難しいのですが。きちんとできると効果は高いと思いますね。更にチューブ走。リズムの安定を意識して行っています。単純に走ればいいというのではなくやる意味を考えてもらいたいなと。その辺りのことはしつこく言いつづけました。なぜやるのかを考えないと効果はなくなります。そのまま前半マーク。少し重心移動が小さい選手もいたので確認しながら。一方的にではなく確認しながらやらなければ間違った方向に進んでしまいます。こちらも気を使いながらですね。預けてもらって練習をさせてもらっています。できる限りプラスになるようにしなければいけません。恩返しの意味も込めてです。

休まずに10バトンと25並走。本当は3本ずつやりたかったのですが時間が足りなくなってきたので2本ずつ。走る以外の練習が多くなってしまう部分もあるのでこういう走る練習はしっかりとやっておきたい。どちらのチームもリレーを重視しています。どんな状況であってもバトン練習をやりたいなと思います。うちの女子は2走がいないのでひたすら3-4走。

書くのを忘れていましたがNは翌日に県代表として織田記念に参加することになっていました。そのため朝の段階で練習をしておきたいなと。完全に別メニューで。私はNの練習も同時展開で見ながら進めていました。調整という部分はあまりやっていません。動きの確認を重ねているという感じでした。まー金曜日の段階で筋肉痛が残っているということなので今できることを最大限にやるしかないかなと。こちらは試合のアップの後にチューブ、ショートスプリント、カーブ直線、スタート。最後に90mを。動きの感覚を本人と確認をしながらですね。器用なタイプではないので少しずつ改善していくのは大切なことだと思います。付きっ切り(笑)

全体練習の方はカーブ直線へ。これは好きな練習です。普段競技場で練習しないのでコーナーを走る感覚はこういうときにしっかりとやっておきたい。スピードを上げる感覚をつかみやすい。本当はマークを置きたかったのですが場所と時間の関係で諦める(笑)3本程度行いました。内傾を解放してスピードが出る部分を理解してもらいたいですね。

休まずB走とDM走。道具が足りない(笑)休息時間が長くなりながらもやりたいなと思う動きはできました。これは中間につなげていく動きです。スピードに乗った時に身体の前で足を動かしたい。そのためになにをするか。走るだけではなくこうやって道具を使いながら感覚を作れたらなと思っています。周りからすればなにやってるんだ?!と思われる可能性はありますが。

この時点でかなり時間が経過していました。普段は時間通りに進めるのですがやはり上手くいかない。そのためスプリント練習を1セット減らすことにしました。仕方ない。ショートスプリントは120-120-90、120-90-60としました。少ないかもしれませんがそこに至るまでにかなり動いていますからいいかなと。ロングスプリントは競技場なので250mを。スタブロから出てレース感覚を作る練習です。女子選手が前半から入れなくなっているという話を聞いていたのでそこの克服も含めて意図的にこのメニューにしました。少しずつ向かい風もありましたがそれぞれ設定したタイムで走るかどうか。

やりたいことは随分できたかなと思います。市場に満足してもらえるかどうかは別問題ですが。最後に全体で集合して話を。グランドを使わせてもらったことに対する感謝。さらにはマイクロバスの手配と運転に対する感謝、保護者の送迎に対する感謝。やってもらって当たり前ではないですから。あえてそういう話をしました。多くの人の支えの中で今の練習ができるというのを理解しなければいけません。

そこからうちの選手をすぐに最寄り駅まで送っていき私は織田記念に向けて出発。昼食を食べる時間の確保が難しいので周南で食事を。広島に行くので広島風お好み焼きを食べることに(笑)。意味があるのか?!と言われると疑問ですが。個人的に広島に行くならお好み焼きを食べたい。親しい人には既に予想されていました(笑)。食事後エディオンスタジアムへ。一先ず会場の雰囲気を感じておきました。fjk先生にご挨拶をすることができました。makinoがお世話になっています。色々な話を聞かせて頂きました。ありがたいことです。

バタバタで宿に戻って少しゆっくり。夜はkbt先生とfjk先生と夕食。貴重な時間でした。翌日に向けてエネルギーを充電。

あちこち話が飛んでいますが(笑)まー記録しておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする